暑い日が続くせいなのか、蝉がやかましいせいなのか、
ここのところいまいちよく眠れない日が続いてどうにも調子がでません。
てなわけで今日のサボリの言い訳は終わり。
しばらく前に、剣道7段の先生とだべってたら剣道型についてこんなことをおっしゃってました。
「全剣連剣道型は、剣道ができた当時の諸派の一流の先生方が膝突き合わせて作り上げたものだから、その本当の理合いとか意味っていうのは範士8段クラスになってようやくおぼろげにわかるものだという気がする。」
7段の先生をして「僕なんかじゃ全然わからん」というこの言葉。
重いなあと思います(親父ギャグじゃなくて)。
10数年くらい前から古武道古武術ブームみたいなのがちらほらあって、
その中で「剣道はすでにスポーツ化して古の理を失った」「剣道はしょせん現代武道で本来の武術的要素はない」みたいな語られ方をすることがあります。
しかし、この先生の言葉を踏まえて改めて考えてみると、
「そういうことを言うのは単に剣道の奥深いところに秘められたものが見えていない、それを咀嚼して吟味する能力が足りてない、つまりただ未熟なだけじゃあるまいか」
という気もしてきます。
私自身「剣道型は別に興味ないしなあ」てな感じで何度か教わっても全然実が入らないし身につかないんですけども、それもやっぱり私が未熟で剣道型の面白さをかみしめるだけのアゴがまだ備わってないせいなのかもしれません。
もうちょっと精進して、興味を持てるようになったら、もう少し真剣にやってみてもいいかもね(偉そう)。
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