明日はもう審査です。
受審者の皆さんは今更じたばたしてももう何にもなりませんので、心静かに本番を待ちましょう。
私が毎週見ているNHK教育「奇跡のレッスン」バドミントン編に登場したミスボン・シデク氏の言葉を借ります。
「買い物に行くときに1,000円しか財布になかったら、お金が足りるか心配で仕方ない。
だけど10,000円あればどうだろう。
本番に臨む前にたくさん練習をしておくことが、本番での不安を取り除いてくれるんだ。」
また、台風が心配されましたけども、夜明けごろには日本海に抜けるようで、遠くから飛行機で来られる方は別として、取り合えず一安心というところ。
私も朝早め(無職浪人視点)の新幹線で審査を見に行きたいと思います。
さて、審査の話はこの辺にしましょう。
ここしばらく、居合用の模擬刀で中段の後杖で出てくる太刀の抜き打ちを練習しておりました。
最初のうちはもうさっぱりで、どうやってもまともに抜ける気がしなかったものですけど、
下手は下手なりに2,3か月ぼちぼちと取り組んでいたらようやくそれらしい感じにはできてきたかなと思います。
居合はやってないからなかなかとっかかりが掴めませんでしたけど、やっぱり地道な練習が大事なんですねえ。
やってるうちに気付いたことが1つ。
後杖では切りかかる前に「参る!」と声をかけることになっております。
不意打ちは卑怯だから、というのがその理由で、安全のための稽古上の方便ということもあろうかと思います。
しかしながら究極的には後ろから無声で切りかかられても仕杖はこれを捌いて対応せねばならんわけですが、「無理だよ、そんなの…」とずっと思ってました。
しかし、実際に刀でやると抜く瞬間に鞘や刀や衣擦れやなんらかの音が立つので、それを手掛かりにかわすことはできるんじゃないかなと、ふと思ったわけです。
ホントにうまい人なら音もたてずに抜いて斬ることができるんだろうとも思うんですけども。
案外木刀のほうが静かに抜けちゃう気がするんですよね。
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