2019年12月28日土曜日

おしまい!

昨日の稽古で本年の稽古じまい。
これでここも今年の更新じまい。


今年もなんだか進歩したようで進歩してないような、いまいちふわっとした感じではありましたが、広島大会でそれなりの結果を出せたのでたぶん進歩してるんだろうと思います。たぶん。きっと。おそらく。

この1週間で靴ひもが切れるわ自転車が故障するわ新年親族集まるはずが親戚がインフルに倒れておじゃんになるわ、一気に色々あった感じですけど、これで来年分も厄を出し切ったと信じたいところです。

それではみなさん、よいお年を。

2019年12月25日水曜日

スキヤキ!

引き続きクリスマスプレゼント募集中です。よろしく!
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遥か古の文化に「聖夜の正拳突き」なるものがありましたが、聖夜じゃないけどクリスマスの今日もお稽古です。
余り寒くない、冬らしくない冬だとは言ってもやっぱり足元が冷えるので防寒と稽古後のケアは十全に行いましょうね。

さて、毎年恒例のクリスマスディナー、何もしてないのかというとそんなことはありませんでしてよ。
祭礼は変わらず執り行え、そう論語にも書いてある(半分嘘)。

スキヤキ!

なぜクリスマスにスキヤキなのかって?
正統派スキヤキ、関西風、と言いつつどう見ても絵面が関東風牛鍋な料理をキャンプで女子高生が拵えるアニメなんて全然知りませんね。

まあそんなどうでもいいことはともかく、ずいぶん久しぶりなのでスキヤキを食べたくなったのも確かです。

あとはケーキですね。
なんか「バスク風チーズケーキ」なるものが流行りらしいので作ってみました。

黒焦げで失敗したんじゃないですよ
高温で焦がすのが「バスク風」らしいです

中身は御覧の通り

表面を焦がすのが違うだけのただのベイクドチーズケーキなので、混ぜて濾して焼いたらできるやつやな、と思ったので混ぜて濾して焼いてみた。
なんというか、まあ、普通のベイクドチーズケーキですね。
なぜ流行りなのか、本当に流行りなのか、それは私の知るところではございません。


(追記)
あとでもうちょっとしっかり調べたら、こんなに黒々と焦がさなくてよかったらしい。
濃いめの茶色でよかったとかなんとか。

2019年12月24日火曜日

めりくり!

クリスマスプレゼントを頂けたらとっても喜びます。

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今日は杖道とはまるで関係ない話をします。

さんざんおねだりしてるクリスマスプレゼントについての話。

ネットで「男性へのクリスマスプレゼントはネクタイがオススメ」って話を見かけたんですけど、正直な話、ネクタイは割と地雷というか鬼門というか、あまり有難くないプレゼントに挙げられがちなので注意したほうがいいですよ。

贈り先の男性が普段スーツに無頓着なタイプならネクタイでも構わないと思いますけれど、スーツやシャツやネクタイは案外それぞれの好みや趣味が現れるものですからね。
クラシックな感じのスーツが好きな人にパステルカラーの細目ネクタイじゃちぐはぐでしょ。

父の日のプレゼントの定番でもあるんですが、「ネクタイもらったけど使える柄じゃない、かといって捨てるわけにもいかない」という話は割とあります。

女性も別段好みじゃないデザインのアクセサリを贈られたら扱いに困るでしょ。

よほど趣味を理解しているとか、普段からスーツやシャツ選びを手伝っているとかならアリでしょうけど、そうでないのならネクタイを贈るのは避けるほうが無難でしょうね。
どうしても贈りたいのであれば、普段のスーツ姿を写メしておいてネクタイ売り場の人と相談しながら選ぶのよいでしょう。

ネクタイがダメなら何がいいのかって?

お年頃なら「プレゼントはワ・タ・シ♪」が一番じゃないですかね。知らんけど。
もうそんな歳じゃない?
じゃあ肩でも揉んであげたらよろしいのでは。知らんけど。

ちゃんと真面目に答えると、ネクタイよりは手袋やマフラーのほうが当たり外れがなくて無難かつ重宝されると思います。
今更と言えば今更ですが。

私が喜ぶものは上のリストにありますから、どうぞよろしく。

2019年12月22日日曜日

ひろめる

明後日はクリスマスイブですね。
引き続きクリスマスプレゼント募集中です!
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それでは、今日も論語から。

原文:子曰、人能弘道、非道弘人
書き下し:子曰く、人能く道を弘む、道人を弘むるに非ず
現代語訳:先生はおっしゃった、人が道を広めるのである、道が人を広めるのではない


武道と礼とが同一であり不可分であることの一つの側面を表した言葉でもあるように思います。

先日、スノーボードの元日本代表が大麻密輸で逮捕されるという事件がありましたけれど、そういうことがあれば当然その界隈への視線は厳しくなって先細りにつながってしまうわけです。

逆に言うと、弟子や後輩に対して技術的なことだけではなくて人格的な面でも教導することがその道を広めることにつながる、ということでもあるのでしょう。

自分自身そういうことが出来ているか、普段からの言動がきちんと自制できているかと聞かれると、実に耳が痛い話でもあります。

2019年12月15日日曜日

ダッシュ!

誰もが忙しさに走り回る師走、私もぼちぼち忙しくあちこちと駆けずり回っております。

昨日一昨日は鳥取に出張して稽古、今日は岡山の皆で集まって古流の稽古。

稽古の合間を縫ってふたご座流星群に挑んでみたり、
月が明るすぎて流星どころではないッ!!


日本海の魚を堪能してみたり、
蟹が甘い。卵がおいしい。


体を温めるのに温泉に浸かってみたり、
鄙びた雰囲気、いい…

ああ忙しい、ああ疲れた。

2019年12月10日火曜日

しゃかい

さきほどNHKのニュースで「ひきこもり主婦」なる特集が組まれてました。

それを見ながら思ったんですよね。
杖道やればいいのに、むしろやってほしい、って。


杖道の道場や稽古会は引きこもりの収容所じゃない。
それはそうです。

ただ、引きこもりの人たちに週1回か2回、2,3時間程度の運動と人とのふれあいを提供する機会としては割と好適じゃないかな、と思うわけです。

そもそもただの無職やニートと違って、引きこもりの人たちは人と接することに抵抗や恐怖心があることが多く、そうした状況を改善するきっかけとしては杖道に限らず趣味の集まりなどから始めるのがいいんじゃないでしょうか。

杖道は特に老若男女問わず始められるものですし、適度な全身運動で体への刺激にもなり、上達による達成感も得られるなど、良いことがいっぱいですよ。
たまーに打突であざができたりもするけど…。


きれいごとばっかり書いてるなと思われるかもしれませんけれど、筆者がリアルで無職中年独身男性ですからね、説得力あるでしょう。

私は常々思うんですけれど、無職やニートの問題は働いていないこと以上に社会とのつながりが無くなりがちなことであって、労働でなくても何らかの形で社会と繋がって貢献していればまずはいいんじゃないでしょうか。
逆の見方をすると、社会のつながりを提供する場としての杖道あるいは武道というのも1つの在り方ではないかなと思うわけです。


とはいえ、来年はぼちぼち仕事も考えんとな…。

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無職中年独身男性にあたたかなクリスマスプレゼントをあげよう。
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2019年12月7日土曜日

むすびめ

今月はおねだり月間ということにして、クリスマスプレゼント募集中です。

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さて、今日は袴の紐の結び方の話。

前にちょろっと伝達講習会で話題になったなあ、という思い出があります。

杖道の稽古では結び切り(固結び)が基本でそれ以外の結び方はあまりしませんが、一応一文字とか十文字とかの結び方をする方もいらっしゃいますね。

以前に、「着物のことは着物を普段着で着ていた時代の人に聞けばよかろう」と思い、
明治生まれの祖母が存命だった時分に「袴の紐の結び方って、コレが正式とかコレは略式とかあるの?」って聞いたことがあります。
返事は
「そんなん好きにすりゃあええ」
でしたね。

ただ、この「好きにすりゃあええ」はちょっとそのまま受け取ってはいけないような気がするんですよね。

例えば、私が学生さんに「ネクタイの結び方って何か決まりがあるんですか?」と聞かれたら「そんなのないよ、好きにすればいいよ」と答えるでしょう。
だけど、実際にはシャツの襟の開き具合やネクタイの幅や厚み、スーツの襟の形状などを考慮してウィンザーノットにしたりダブルノットにしたり、ちょこちょこ使い分けをする人も普通にいるわけですよ。

同じように、袴の紐も一文字、十文字、蝶結び、結び切りくらいの使い分けは普通にありそうですよね。

武道で結び切りが多用される理由って、動いてもほどけにくいことに加えて、道着という非常に画一的な服装をしているからではないか、という推測ができそうな気がします。


袴の紐については、私はむしろ「結び切りをした後の端の処理」のほうが実は引っかかってるんですよね。

私が杖道を始めた時、
「袴の紐はから挟んで留めておけ」
と習いました。

ところが、数年前から
「袴の紐はから挟んで留めるように」
と言われるようになり、伝達講習会でも地区講習でもそのようにアナウンスされています。

上から留めているところ

下から留めているところ

「上から留めろ」と言われだしたのが、確か今から10年近くも前になるんでしょうかね。
面白いことに、いま杖道委員を務めていらっしゃる先生もいつだったかの地区講習で下から紐の端を留めていらしたのを見た覚えがあります。

やっぱり昔からの杖道あるいは神道夢想流の作法としては下から留めるのが正解なのではないか、という疑問をいまだに捨てきれません。
その理由さえ私は知らないのでこれ以上はなんとも言えないんですけれど。

だれか今度の山梨での講習会か勝浦の講習会で委員の先生に尋ねてみていただきたいところです。
あ、私はどちらも行かない予定なので(超人任せ)。

2019年12月4日水曜日

だんたい!


先日の広島杖道大会で、福岡の笑顔が素敵なお姉さんにちょっと早めのクリスマスプレゼントなど頂いてしまいました。
つまみながら更新してます。

皆さんもクリスマスプレゼントをくださって全然かまいませんことよ?


閑話休題。


大会中にちょっと後輩と話していたんですけれど、「団体戦のキモは副将」っていう話。

杖道の5人制の団体戦において、副将は
・中堅戦の打太刀
・副将戦の仕杖
・大将戦の打太刀
の3試合に関与する、忙しいポジションです。

副将戦における自身の勝利もさることながら、やはり打太刀としての働きが同じく重要だと思うんですね。
打太刀が良ければ仕杖の実力がより発揮されることは間違いありません。

団体戦での大将戦で、個人戦とは打って変わった結果を示した試合が続いた理由の一つはやはりここにあるのではないでしょうか。
個人戦では同段位あるいは1,2段上位の打太刀が認められていますからね。

大将の実力を十分に発揮させるためには、打太刀が間と間合い、斬り付け斬り下ろしをしっかり努めることが欠かせません。
また中堅もいい打太刀が相手ならいい技を奮うことができるでしょう。

ちょっと大袈裟ではありますが、いい副将を抱えたチームは3つの勝ち星を得やすくなる=チームの勝利に近づく、というわけです。


もちろん副将だけでなく先鋒から大将までしっかりしてないとチームの勝利はおぼつかないわけですが、そのためにはいわゆる「層の厚さ」というやつが必要で、それをもたらすのが「良質な稽古」でしょうね。
結局は道場として組織としていい稽古を普段から出来ているかどうか、いい指導ができているかどうか、というところに行きつきそうですね。


P.S.
今更ですけど、コメントは個別に返信しておりませんが全部有難く拝読しております。ありがとうございます。

2019年12月1日日曜日

ひろしま!

今日は第6回広島杖道大会でした。

今回は個人戦で過去最高の結果を残すことができまして、大変うれしく思います。
ドヤァ…

また試合会場に後輩の姿がたくさん見られまして、皆それぞれに活躍して素晴らしい杖遣いや太刀さばきを見せてくれたことがとてもうれしいです。

初段の部決勝戦。
赤も白も、仕も打も、全部私の後輩(ドヤァ)

私が学生時代に杖を始めたのはほんの思い付きでしたし、それが杖道同好会の発足につながるとは思ってもみませんでしたけれど、こうして杖道の普及啓発に貢献できて、また後輩諸氏が杖を楽しんでくれていることは本当に望外の喜びとしか言いようがありません。


さて、個人的な喜びはひとしおでありましたが、岡山県勢全体では1回戦負けが続き、また団体戦でも勝ち上がれず、この不甲斐なさは悔いの残るところです。

また個人戦で勝った相手に団体戦では破れたり、その相手がまた別の相手に破れたり、そういう展開だったことを鑑みると、私の個人の部第2位という結果も薄氷の上に立った危ういものだったと思います。
ほんのささいなことで順位がガラッと変わっていてもおかしくない、実力伯仲の勝負の連続でしたね。

こうして互いに身を削るように上達を競う、それを切磋琢磨というのでしょうね。

2019年11月29日金曜日

たいかい

杖道の世界では2つの大きな大会があります。
1つは全日本杖道大会。
もう1つは全国杖道大会。

どういうこっちゃ、と私も昔こんがらがったことがあります。

全日本杖道大会は毎年1回、全日本剣道連盟の主催で行われる大会。
開催地は東京と地方が交互、あるいは東京→地方→地方→東京→…のような感じで持ち回りらしいです。
競技種目は全剣連杖道のみ。
高段者による模範演武では神道夢想流ほかの古流の演武もあります(水鴎流も拝見したことがあります)。

かたや全国杖道大会は、神道夢想流杖道振興会の主催で行われる大会。
ここ10年ほどはおおよそ2年に1度、福岡で催行されています。
平成20年頃までは滋賀県で年1回か2回開催されることが多かったようです。
競技種目は全剣連杖道のほか、5段以上は古流も指定されているところが特徴。

本来、平成30年度に全国杖道大会が開催されるはずだったんですが、ちょうど全日本杖道大会が福岡で開催されることになり、全国杖道大会のほうは開催見送りになったんですよね。

さて、平成31年/令和元年は全国杖道大会はお休みの年で、全日本杖道大会も台風のために中止になりましたから、結果として全国規模の大きな大会はありませんでした。

来年、令和2年は福岡で全国杖道大会、そして埼玉で全日本杖道大会が予定されています。

実のところ、私はこれまでそれぞれ1度ずつしか選手として参加できてなくてちょっと引け目があるわけですが、来年は是非ともどちらにも出場したいなと思う次第。

それまで地道にコツコツ稽古しなきゃねー。
審査もあるし。

2019年11月24日日曜日

おもたい

「あなたの木刀は重いから持ち替えていいですか」

先日、仕打交代の時にこんなことを言われました。
これ、もう3回くらい言われましたね。

使ってる私自身は別段そう思ってなかったんですけれど、改めて測ってみたら鍔とゴム込みで611gありました。
白樫の木刀としてはこんなもんじゃないかなあと思うんですけれど、もう少し軽いものもあると言えばあるんでしょうねえ。

うーん、新しいのを買いに行くべきか。
今の木刀に買い替えてからまだそんなに経ってないからもったいないけどなあ。


よし、こうしましょう。

誰かクリスマスプレゼントで新しい木刀をプレゼントしてください!
柄が8寸で軽めのやつ!

お待ちしております。

2019年11月19日火曜日

へいほう

今日は座学。
孫子より。

故に善く敵を動かす者は、之に形すれば敵必ず之に従い、之に予(あた)えれば敵必ず之を取る。利を以て之を動かし、詐を以て之を待つ。

杖道的な解説をするならば「さあ斬っていらっしゃい、突いていらっしゃい」という構え、形を取ることで打太刀を誘い込み、これに応じて技を仕掛けて勝つ、というところにつながりましょうか。
5本目か6本目なんかではまさにそのような場面から型が始まるわけですよね。

少し一般的なことに拡張すれば、見えてる勝利、拾える勝ちにホイホイ誘われて行っちゃうとあとでどんでん返しが待ってるよ、というようなこともあるでしょうね。

別の節では

夫(そ)れ惟だ慮り無くして敵を易(あなど)る者は、必ず人に擒(とりこ)にせらる。

とありまして、やはりただ小手先のワザマエや口先、腕っぷしで勝てるということがより大きな視点での勝ちにつながるとは限らないということです。


なんか変なことを書いたようではありますけれど、最近ちょっとネットの片隅で起きたあれこれの出来事を見てふと孫子を思い出して少し読み返した次第。

2019年11月17日日曜日

おつかれ

昨日は講習会と懇談会。
今日は昇段審査と講習会。

ということで参加された皆さんお疲れさまでした。

審査前、ウォーミングアップに余念がない皆さん

年2回、福岡から冨永先生にお越しいただいての講習会ももうだいぶ長いことになりました。
先生がおっしゃっていた
「聞いたらわかる、聞いたらできる、そうじゃないから繰り返しやる」
という言葉の通り、前もやったけどまた今回もやるという内容が沢山盛沢山の講習会になったかと思います。
いなくなった人がいて、新しく入ってきた人がいて、新陳代謝を繰り返しながらここまでやってきたんだなと改めて思いました。

限られた時間で集中して稽古することはなかなか難しいですけれども、今回の内容をまた日ごろの稽古にのせていかないといけないですね、などと最近あまり満足な稽古が出来ていない人間が述べてみる。


こちら、今日の最後に冨永先生に頂いたお土産


ところで、今日の審査では皆さんいい結果になってほっと一息というところですが、座学のほうが若干おろそかになっているのではないかという感じがありまして、この辺りをちょっとこれからの稽古で見直していかないといけないのかなと思いました。

2019年11月14日木曜日

おしらせ

夜 「明日は稽古日だ!頑張るぞ!」
翌朝 「アカン、体が重い、起き上がるのがしんどい、これじゃ稽古に行けない、寝てるしかない…」

な ぜ な の か


まあそういう悲喜こもごもはさておいて、今度の日曜日、11月17日は岡山県古武道祭です。


ですが、同じ日に杖道の講習会が被っていて残念ながら私はいけません。
いつも観客席がさみしい感じなので、このblogをご覧になっている方がいらっしゃいましたら是非見に行っていただきたく思います。
講習会があるとは言っても、ちゃんと杖道からも演武が出場いたします。

古武道と言えば、青森を中心に活動されていて長尺刀を使うことで有名な弘前藩伝林崎新夢想流居合の稽古会が岡山でも発足したそうで、何年かしたら古武道祭で拝見する機会も出てくるのかもしれません。

新しい人たちに負けないように我々杖道も稽古に励まねばなりませんが、なにせ冒頭に書いたような有様でなかなか体が付いてこないのがつらい。

2019年11月7日木曜日

おとずれ

本日は遠い国からお客様がいらっしゃいました。

姉妹都市提携してるニュージーランドの都市から、武道をたしなんでいらっしゃる方々が市の交流事業でお見えになりました。

短い時間でなかなか充実した稽古、交流というのは難しいのですけれど、基本の技3本を一緒に稽古し、またいくつかの杖道の型をご覧いただきました。



また先方からは先住民族マオリの伝統武芸タイアハ(というんでしょうか)を披露していただきました。

手振れでボケボケ
スマホで撮影、ムズカシイ


段取りが十分だったかと言われるとやはり手抜かりもあったように思われますが、
皆さんの反応やお顔の様子を見るにまずご満足いただけたかなとほっとしてはいますけれど、
なにせつたない英語でちゃんと話せてるんだか通じてるんだか怪しいような有様で、
色々ぶしつけなこともあったんじゃないかと心配しきりです。

伝統的な刺青が印象的なあちらの代表の方からは
「マオリでも『習ったことは置き去りにせず家に持ち帰れ』、『日常のすべてが人生の学習である』などと先祖代々言い伝えています。
杖道をはじめとした武道と共通ですね」
などとおっしゃっていただきまして、やはり武の神髄とでもいうものは国や年代を超えて不変であるなと感じ入りました。

2019年11月6日水曜日

たりない

満足に杖道の記事が書けない日々が続いておりまして、日々訪れて下さる読者の皆さんにはまことに申し訳なく思います。

アウトプットが満足にできないときは、インプットが足りないとき。

つまり十分いい稽古が出来ていないわけですね。
ま、先月は半分くらい旅の空でしたから多少仕方ないのですが。

体はあまり動かせてなくても、せめて頭のほうだけでもと思って改めて論語をパラパラめくるなどしております。

そこで本日の一節。

子貢、君子を問う。
子曰く、先ずその言を行い、而して後に之に従う。

言葉より先にまず行動、ということでアウトプットの前にインプットであると繋げてみました。

2019年10月31日木曜日

おやすみ

今日は何もしない日!

そう決めて過ごした1日でした。

そういう日も必要だと思います。

2019年10月24日木曜日

しゃしん

雨で稽古に行けないので、旅の写真を掘り返して間をつなごう。

ところで、このblogはなんのblogだっけ?とかそういうことは考えてはいけない。
しいて言えば、人生を楽しむblogですかね。

さて、まずは非常に局所的な読者に向けたサービス写真。





はい、歌でも有名な天城峠の浄蓮の滝ですね。
とはいえ、写っているトンネルは新道のほうで、伊豆の踊子でも出てくる峠は旧道です。
舗装されてないらしいので通りませんでした。

良く晴れた日に伊豆を走るのはなかなかに気分がよかった。

伊豆半島の先っちょ下田で金目鯛バーガー、北上しながら熱川で露天風呂など。








西日本で暮らしているとなかなか伊豆まで足を運べないので、貴重な体験になりました。

横須賀ですか?
正直に言うと、記念艦三笠を見て海軍カレー食べただけなので…。


そうそう、ほかにこんなのありましたね。
神奈川の川崎にて。

なんかよくわかんないって?
よく見て、ほら。

ね?

ここも。

ちゃんとした神社です。

川崎市の川崎大師近く、若宮八幡宮の中の金山神社です。
金山神社はもとは鍛冶の神様ですが、転じて男女の交わりの神様になった、という話は以前にもしたことがありましたね。
ここは毎年4月に「かなまら祭り」というたいそう大きなお祭りがあることで有名なんだそうです。

あと同じようなのでこちらね。
長野県松本市の市立博物館から。



このような神像(?)が松本市各地に祭られていた(いる)んだそうです。
同じような習俗は日本各地にあって、性愛がいかに日常と密接であったかを示唆していますね。

それとは別に武道的な資料もちゃんと見てますよ。


これは「私たちはこのような武術でこのような免許印可に到達しました」ということを神社に奉納したものですね。
楷書で読みやすくて大変助かります。

制剛流鏈術ってなんぞや、そもそもなんて読むんだ、と思って帰って調べたら「鏈(レン、くさり)」ということでした。
wikipediaによると制剛流はヤワラ、捕手術、捕縄術、小具足、居合を主に伝える流派だそうですが、捕縄やヤワラの流れで鎖もやっていたということなんでしょうかね。

私もこれくらい色んな武術をやってみたいという気持ちもなくはないですね。
とても体が足りない気もしますけど。


ということで、旅の写真を取り留めなく取り上げてみました。

2019年10月23日水曜日

じじゅう

昨日、即位礼正殿の儀をテレビその他でご覧になった方も多かろうかと思います。

あの儀式の中、
・天皇陛下が身じろぎもせず立っていらした様
・侍従がしずしずと歩く様
など見て、武の神髄もここにあろうかと思ったのは私だけではなかろうと思いましたね。

いや、ホントにただ立っているだけ、静かに歩くだけ、たったそれだけのことがどれだけ難しいかを我々武道修行者は日々実感していますからね。

2019年10月22日火曜日

ばんざい!

本日は即位礼正殿の儀。

武の道を歩む1人として、万歳三唱をいたしました。

令和の世、日本と世界と杖道に栄えあれ。

2019年10月18日金曜日

おもいで

今回の旅の最遠到達点は千葉でした。


着いたとたんに台風接近でとんぼ返りだったのが残念。

一応先だっての台風15号の被害の復旧支援ということで多少のお買い物など。


「ピーナッツを超えた」ということで「Qナッツ」というネーミングは悪くないけど、まあピーナッツはピーナッツだし、「バターピー」と言いつつ使われてるのが植物油脂とかどういうことやねんと。


あと面白かったのは愛知県犬山市の明治村ですかね。

ただいまるろ剣とコラボ中。
12月15日まで。

で、抜刀スピードを競うアトラクションがありましてね。


志々雄の目が光ったら鞘付き木刀を抜きはらって巻き藁もどきのセンサーをの上を横一文字に切り払うという、そういうアトラクション。

0.3秒を切ると超神速、0.4秒を切ると神速、0.4秒以上だと普通という判定。
で、私はというと…

うわっ…私の記録、遅すぎ…?

一応弁解しておくと、抜く速さそのものよりも光ったのに反応する速さとかセンサーへの近さとかそういう部分のほうが記録につながりやすいと思うので…。
だから普通に正対して抜刀しちゃうと却って数字が出にくい気がしました。
という言い訳。修行不足ですみません。
居合に自信アリ勢はぜひトライしてみて下さい。

他に苦無を3本投げて100点を目指す、いわゆるストラックアウト的なアトラクションもありましてね。

敵キャラに当てると点が出る。

3発全中!
ドヤァ…

ふっふっふ、こちらは手裏剣投げの修行手すさびが生きましたね。
ちなみにキャラ以外に当てるとマイナスが付くそうですよ。


とまあそういうコラボやアトラクションは別にしても、日本各地のいろんな明治建築が移築されていて、それだけでもかなりのボリュームがあり見応えがあるので行ってみて損はなかろうと思います。1日潰せる場所ですね。

フランクロイド・ライトによる帝国ホテルエントランス。
こんな手の込んだホテルはもう作れまい。

金沢監獄。
レンガ造りが印象的。

赤坂千早小学校だったかな。
刀匠が鍛えた逆刃刀・真打が展示されている。

ちょっとお値段がお高めなのが気になりますが。アトラクションは別料金だし。


犬山市と言えば、国宝犬山城もお忘れなく。


ただ今修復工事中。

ほぼ天守しか残ってないコンパクトな史跡ですけど。

2019年10月17日木曜日

たいふう

今更ではありますが、全日本杖道大会が台風のために中止になってしまいました。
1年間準備をしてきた中でのこの判断は、神奈川県剣道連盟杖道部会および全日本剣道連盟杖道部にとっても大変苦しいところだったと思いますが、その後の被害を見るにまさに英断であったと感服する次第。

ところで、台風の前になぜか横須賀にいた人がいるらしいですよ。



2019年10月5日土曜日

へいほう

道場の後輩の皆さんを見ていると結構な割合でいらっしゃるんですが、

・歩くときに手をプラプラ振っている
・歩くときにドスドス音がする
・座礼から立ち上がるときに足を膝より前に踏み出す

っていうの。
杖道の価値観からは無作法とされるしぐさです。

気になったらちょこちょこ伝えてはいますけども、なにせこういうのは普段の振る舞いが無意識に現れるものですから、よほど意識しないと直りにくいところでもあります。

だけど、やっぱり「型を遣っている間だけ出来ていればいい」「道場にいる間だけちゃんとしてればいい」って言うのではせっかく杖道(またはその他の武道)を習っている甲斐がないと思うんですよね。

杖道で稽古したことが普段の生活に現れる。
また普段の生活で気を付けてることが杖道に生きてくる。
そういう相互のフィードバックがあるといいんじゃないですかね。

雖井蛙流は「武士が平素から稽古すべき心得を説いているから」という理由で「兵法」ではなく「平法」と表記するのだそうですが、つまりそういうことかなと。


余談ですが、歩き方については日本人の生活の変化によるところも結構あるのかもしれません。
故人ですが私の母方の祖母は明治生まれの人で、私が子供のころには「ほこりが立つし家が傷むからドタドタ歩くんじゃない」としょっちゅう叱られた思い出があります。
昔の日本家屋では当たり前のしつけだったんだろうと思います。
しかし家の作り自体が変わったり生活スタイルが洋風にシフトしたりしたせいか、どうも戦後以降そういうふうに叱られたという人はあまりたくさんはいらっしゃらないようで、
「そっと歩けって子供のころ言われませんでした?」って聞いても「いやー覚えがないねえ」っていうお返事をいただくことがほとんどですね。
集合住宅で育った人が「下に響くからドタドタするな」と言われたくらいなのかもしれません。
ちゃんと調べた話じゃなくて完全なる私の思い込みですけれど。

2019年9月28日土曜日

ばてばて

1日稽古したら1日へばる、みたいになってる今日この頃。

暑かったり涼しかったり気温もちょっと落ち着きませんね。

みなさんも体を大事に。

2019年9月23日月曜日

かいがい

今日はもう一つ動画ネタ。

ポーランドにて開催された18th European Jodo Championships(第18回 ヨーロッパ杖道大会)のストリーミング。

・18th European Jodo Championships in Poland

遥か欧州の大会が即座に日本でも見られるなんて、凄い世の中ですね。

ちょっとだけ見たけど、みんな上手いというか基本がしっかりしてますね。
日本も負けてられませんですよ、これは。

<追記>
2019/10/17 リンク修正

おあそび

昨日は何だか重たい更新をしてしまいましたが、今日は軽ーく参ります。

またちょっと動画撮ってみました。

・ゆっくり杖道 全剣連杖道型



Youtube版はこっち。中身は一緒です。

これで少しでもバズればいいんでしょうけど、なかなかねえ。

2019年9月22日日曜日

きょうふ

先週はどうにも調子が上がらなかったので稽古はあらかたお休みにしました。
良くなる病気ではないのでこういうことがあるのは致し方ないところではあります。


私の当面の目標は、6段を取って、錬士号を取って、京都の武徳殿で演武をする、というものなんですけれど、果たしてそれまで体がもつのかどうか。


そういう恐怖と同居しながらの精進の日々です。

2019年9月17日火曜日

いっそく

おとといの日曜日は姫路の武道館で関西地区の杖道講習会でした。
ちょっとくたびれが出たのか、昨日は1日布団でへばっていたので更新が遅くなりました。


宮城から教士8段村上直隆先生にお出でいただいただけでなく、
大阪の森本先生と坂上先生、兵庫の松村先生、和歌山の村上和雄先生と、
実に5名もの8段の先生がいらっしゃる大変贅沢な講習会でした。

それだけに1日だけというのが実に惜しいところで、ぜひまた2日間での講習になってほしいところです。

村上(直)先生がしばしばいわれていたのは「一足一刀の間合い」ということだったと思います。
本来は太刀と太刀で中段に構えた間合いが一足一刀である、
杖と太刀とで中段に構えた間合いは杖のほうが長い分だけ実は一足一刀よりわずかに遠い、
杖に接近したときに必ず適切な一足一刀の間合いに入らなくてはいけない、
おおよそそういったことが指導されたと記憶しています。

またこれからの稽古で間と間合いをしっかり練り上げていきたいところです。

2019年9月13日金曜日

おさそい

「直猶心流(ちょくゆうしんりゅう)剣術やらない?」
「疋田派の新陰流薙刀に興味ない?」
「雖井蛙流(せいありゅう)平法やらない?」

てなお誘いを受けたことがあります。
正直、やりたい気持ちはいっぱいあります。
特に薙刀。

ただ、まず今は杖道ならびに神道夢想流に取り組んでいることと、なにより始めたとしても上達まで私の健康がもちそうにないのでお断りしているところ。
本当に残念です。

さて、ネットの書き込みなど見ているとそういう古武道古武術に興味がある人、やりたい人はちらほらいらっしゃるらしいんですけれど、まずは居合道とか杖道に飛び込んでみるのはどうでしょう。
全剣連の3道にいそしむ人の中には、全剣連以外のいろんな武道をやっている人が結構います。
居合とか杖をやってるうちにいろんなツテができて、ネットでもあまり情報が出てこないようなところへつながったりするかもしれませんよ。

迂遠なように思われても、小さな流派にいきなり紹介者もなしに飛び込みで行くのもハードルが高いですし、それまで武道に親しんだことのない人がすぐに木刀その他の扱いに慣れるのも難しいですから、居合や杖や剣道を基礎トレーニングとしてやるのも無意味じゃないと思いますよ。

(という文句で古武道古武術に興味ある人を杖道に引き込めないかな、と思っている私)

2019年9月12日木曜日

みえない

老子 第二十七 巧用より
善行無轍迹
善く行くものは轍迹無し
(上手に道を行く人はわだちの跡を残さない)

孫子 形篇より
善守者、蔵於九地之下、善攻者、動於九天之上
善く守る者は九地の下に蔵れ(かくれ)、善く攻むる者は九天の上に動く
(守りが上手な人は大地の下に隠れたようにその姿をつかむことができず、攻めるのが上手な人ははるか天の上にあるようにその動きを見ることができない)

本当に優れた働きをする者は表からそれをうかがうことができない、と説く。
我々はつい働きを目にすることができないとそれを働いていないと解釈しがちですが、
表から見ることができない、ということが果たして働いていないと言えるのか。


もちろん傍目に明らかであることが重要である場面もあり、
これまた孫子の勢篇より
闘衆如闘寡、形名是也
衆を闘わしむること寡を闘わしむる如きは、形名是れなり
(形は旗印、名は音すなわち楽器、旗印や楽器を用いて少人数を動かすように大軍を意のままに動かすこと)

これはしっかりと指示を行き届かせるには大衆に広く誤りなく伝わる方法が重要であることを説いているのでしょうね。


なんのこっちゃ、という記事になってしまいましたね。
内閣改造とか災害復旧とかであれこれ批判される首長さんや閣僚の人たちがいらっしゃるようで、何となく思うところを書きました。

武道的にも通じるところがあると思うんですよね。
本当に杖や太刀が上手な人は何がどううまいのか傍目にさっぱりわからないし、優れた指導者は大人数のお弟子さんでも見事に統率していらっしゃる。


老子はまだちゃんと読んだことがないんですけれど、孫子は通りいっぺん目を通した程度には読みました。
孫子は岩波文庫で原文、書き下し文、現代語訳がそろって200ページ行かないごく薄い本で、ささっとと読めてお値段600円くらいですから、買って一読する分には全く障りが無かろうと思います。
論語と並んで個人的にオススメの一冊です。

2019年9月11日水曜日

かわつば

木刀用の皮鍔と言えば今は牛皮が主流だそうですが、昔から武道をされている方曰く
「最近の皮鍔は薄いのしかない」
だそうで。

先日の合宿で先生がおっしゃるには
「昔は鯨の皮だった。
捕鯨ができなくなって以降、牛皮になったけどやっぱり体が小さい分だけ皮も薄い。
捕鯨が再開されたから、しばらくしたらまた昔のように分厚い皮鍔がでてくるかもしれない」
とのこと。

へーへーへーへーへー。

本当かどうかは知りません。
しかし鯨の皮鍔、ちょっと興味がありますし、なろうことなら1度手にしてみたくもあります。
早く流通しないかな。

2019年9月10日火曜日

おじさん

私は梨が大好きで、白桃と1,2を争いますね。
赤梨よりも歯ごたえのある青梨、特に20世紀梨が好きです。


先日の合宿で学生さんたちと一緒にBBQや花火を楽しんだんですけれど、当時の私よりもずっと上手に刀や杖を扱う彼ら彼女らが、いざ蝋燭に火をともして地面に立てたり、炭に火を熾したり、梨の皮を剥いたりでは見ていて不安になるくらいの有様なのは実に印象的でした。

学校に焼却炉があって毎日ゴミを燃やしていたのはたぶん20年前ごろまでだったと思うんですが、そのころまでは火を扱うということが子供たちにとってもかなり身近だったように思います。

時を同じくして家の庭や公園で焚火や野焼きをすることもなくなりましたし、
家に仏壇があって蝋燭や線香に火をつける習慣があるなんて家庭ももうほとんどないでしょうし、
大学生だからと言ってタバコを吸う人もずっと減りました。
もう中学生/高校生なんだからと言って台所仕事を日常的に手伝わされる子供もそうそういないでしょう。

そういうことをしないでも生きていける世の中になったと言えばその通りだし、
結果としてより清潔で安全な世の中になったと言えばそうなんでしょう。
ただ、そういう技能を日常で学ぶことが無くなったことが本当にいいことなのか、私は確信が持てずにいます。

こんなことを言ってはいても、私が子供のころにすでに「最近の子供は鉛筆をナイフで削ることもできない」みたいなことは盛んに言われていましたし、同じようなことをいまここで私がことさらに取り上げるのはまさに老人の世迷言の連鎖と言うものです。

事実、スマホの使い方や制度の理解については私などよりはるかに彼らのほうが上を言っているわけで、時代と社会に適応しているのは彼らのほうであり技能や能力の配分が異なるに過ぎないと言ってもいいのかもしれません。
私が20歳前後のころに同世代の皆がうまいこと刃物や火を扱えてたかと言えば、別段大して代わり映えしなかったろうという気もします。


そもそも、うまくいかないことも含めて経験であり、
「え、待って、全然うまく火が付かないんだけど」
「何これ、皮むき下手すぎてめっちゃウケル」
なんてケラケラ笑いあうのも青春の1ページというべきもので、
おじさんが横からしゃしゃり出てしたり顔したのはまことに申し訳ないことだったなと今更反省する次第。

2019年9月9日月曜日

おとまり

ドーモ、火熾しと梨の皮むきがタッシャなOBです。

またまた母校の合宿に参加して4日間たっぷりと汗を流してきました。

杖道同好会と居合道部の合同合宿

熱中症予防のもぐもぐタイム(死語)


涼しくなってきたとはいえ暑さはまだまだ健在で、道着が塩を吹くほど汗をかいたのは久しぶりです。
汗を流した、とは書いたが、稽古して、とは書いてないところに気付いたあなたはなかなか鋭いですね。

嘘です。ちゃんと稽古しました。体を動かしました。

いやーしかし、若いってのはいいですね。
同じ初段でも私が初段だった頃とは全然動きが違います。
私はとてもあんな杖や太刀を使えてなかったと思います。

論語に曰く、「後生畏るべし」というのを実感しますね。

私自身も7段の先生に手直しをしていただいて、まだまだ未熟だなと痛感しました。
未熟ということはまだ伸びしろがあってもっと上手になれるということで、前向きにとらえて来年の6段審査に向けて精進していきたいと思います。