2019年2月26日火曜日

かくげん

・子曰く、学びて時に之を習う。亦説(よろこ)ばしからずや。朋有り、遠方より来る。亦楽しからずや。
(論語)

・あなたがこのblogを覗くならば、わたしもまた等しくあなたを見返すのだ。
(ニーチェ?)

・千里の道も一歩から始まることを信じよう
(365歩のマーチ)

2019年2月22日金曜日

けんこう

ちょっと今日は稽古をお休み。

今日は、というかここ数日ちょっと調子が上がらないので。

昨日も素振りをしたら100かそこらで息が切れてどうにもならんので無理はしないことにします。
いくら素振りをサボり気味でもいつも200~300は通せるんですけども。

やっぱりねえ、ペースメーカ入れてようが定期健診で異常なしと言われようがしんどい時はしんどいので休むときは素直に休みます。

岡山で杖道をやる人たちはいわゆる高齢者が多いんですが、風邪をひくこともあまりなく日々稽古を続けていらっしゃるのは大したものだし、健康だからこそ続けられるものだし、続くからこそ上達もするものだし、やっぱり健康は大切ですよ。ええ。

いいなあ。

2019年2月17日日曜日

おおもと

基本打ちや型の稽古をやっていて、低段の人たちについ細かいことを言ってしまいがちです。
大体誰でもそうなりがちだと思うんですけども。

でも、本当は表面的なところばっかり指摘してもあんまり益がないと思うんですよね。

「ここがおかしい」「ここはこう」って言うだけじゃなくて、「なぜそうなったのか」「なぜうまく遣えなかったのか」っていう大本のところに言及できないといけないように思うわけです。

ただ、それって結局「構えをちゃんとしましょう」「体をまっすぐしましょう」「ハラをしっかり据えましょう」「余分な力を抜きましょう」「相手から気をそらさないようにしましょう」みたいなところに行きついちゃって、聞いてるほうも「なんやそれ」「またそれか」ってなっちゃうような気もするんですけども。
でも実際それしかないよ…。

そして何より、あんまりあれこれ言わずに「とりあえず稽古して」「まずやってみて」って言うのがいちばん手っ取り早くて確実で本人のためになるんじゃないかなと思う今日この頃です。
教えるほうがくっちゃべってばっかりじゃ稽古になりませんからね。

2019年2月14日木曜日

あしこし

今日はバテレンさんの命日でチョコレートが一番売れる日ですね。

ただ今チョコっとダイエット中なのでチョコはいりませんけれど、1か月遅れのお年玉とかそういうことでしたら特に遠慮は致しません。
ほしいものリスト


さて、前回演武の映像など見ておりましたけれども、自分を見るにつけ歩き方がヘタクソなんだよなあと思うんですよね。

たぶん、足首の関節が固い。
連動して股関節も固い。

なんかそんな気がします。

タコみたくならなくてもいいけど、ちょっとは柔軟を取り入れたほうがいいのか。

2019年2月9日土曜日

はいけん!

全国的にどでかい寒波が襲ってきておりまして、特に北海道は上が-10℃というこの辺りでは考えられないような気温だということで、そんな中で稽古をする皆さんに驚きを禁じ得ません。
さすがに今日のような日は稽古もお休みなんでしょうけれども。

私は私で、今日稽古に出ようと思ったらパラパラと小雨が降り出して、普段ならまあこれくらいいいかなと思うところでしたが、
さすがに今日の寒さの中で小雨にぬれながらバイクをかっ飛ばす気になれず自主休講にしました。
健康が一番大事ですからね。

さて、稽古を休んですることもないかと言えばそんなこともなく、昨日届いたばっかりのこれを見ておりました。
じゃーん。

昨年11月に開かれた第42回岡山県古武道祭のDVDですね。
自分の演武を客観的に見る機会というのはなかなか無いので貴重です。
他の流派ももちろん見ますが、とりあえず自分のところを要チェックや!

精いっぱい諸方に配慮したスクリーンショット。

視聴1回目:おっ、まあええやん
視聴2回目:うーん、ちょっとこの辺はどうも…
視聴3回目:アカンな、全然アカンな

まあそういうわけで、もうちょっと精進いたしたいと思います。
やっぱりこうしてほかの流派の諸先生方を見るにつけ「やっぱ先生と呼ばれる人たちはすげえや」と思い知らされますね。

2019年2月5日火曜日

道場の選び方

本日、旧正月。
改めて新年になりまして、新しいことを始めようということで武道など始めようかなどと考える人もいらっしゃるかもしれませんので、道場の選び方と言いますか、入門に当たってどういう点に注意するといいのか、現在5段の中の人の考えを少し書いてみたいと思います。


・通いやすさ
どんな習い事でもそうですが、継続していくためには通いやすいかどうかは重要です。
住まいから近いか、稽古日や稽古時刻は自分の生活にあっているかどうか。
月謝や会費が無理なく負担できるかどうか。
そういうところがポイントですね。
無理に遠い道場に通うのは長く続かないでしょう。
たまにしか行けないのでは何のために入門するのかわかりませんし、上達も遠のきます。
生活の費えを削ってまで通うことも勧められません。


・道場の雰囲気
例えば、老人や子供多めで生涯スポーツ的な雰囲気で技量の上達よりも健康で楽しい生活を送る一環としての武道をやっているところもあります。
カルチャークラブやスポーツ講座みたいなところでは特にそうですね。
一方で、割とガチめに達人を目指す本格的な稽古をやるところもあります。
杖道だとそんなに道場も多くないし、どっちもアリって感じのところが多いんじゃないでしょうか。
明確にバッチリ線引きされてるわけではありませんけれど、自分がある程度ゆるふわでやりたいのか将来的にゴリゴリ路線まで行ってもいいと思っているのか、そのあたりが道場の雰囲気とずれていると先々居づらいかもしれません。


・師範、幹部の良し悪し
「三年かけても良師を選べ」
「下手に習うと下手がうつる」
と言うくらいですから、指導者を選ぶということは大事です。
腕前、業前も重要ですけれど、指導の良し悪しも同じく重要です。
道場全体に目配り気配りが行き届いているか、全体に平等に指導できているか、格下年下だからと乱暴な態度や言葉遣いをしていないか、相手の技量に応じた指導ができているか、他の道場や師範を悪く言ったりしていないか、そういうところがポイントになるでしょうか。
まずは道場の見学でそういう部分を観察してみるといいかもしれません。


色々書きましたけど、一番手っ取り早いのは既にその道である程度稽古を進めている人に「どこの道場が良いですか」って聞いてしまうことかもしれません。
そんな質問をできる相手が都合よくいるかという大きな問題がありますけども。
古武道祭や演武会などで興味がわいたら直接聞いてみる、という方法もアリですね。

新しく何かを始めたいと思っている方の参考になれば幸いです。