2013年12月30日月曜日

としのせ!

振り返ればあっというまの2013年、12月28日で稽古納めと相成りました。

どれほどの稽古が出来たかと振り返ってみれば、あまりに手抜きだったと言わざるを得ないような有様に思われてなりません。

しかしながら、目に見えない部分で少しずつ成長していると信じたい気持ちもあります。
「あの型を覚えた」とかそういうわかりやすい進歩はもう通り過ぎ、一つ一つの基本をどれだけきちんと使えているかという段階に入ったのだと思いたいところです。

稽古の仕方も、「こう打ったら次はこうして…」と型の流れを必死に追うようなものは抜け出して、「今の打ちはどこが悪かったかな?さっきの足の運びは?」と一段深いところを気にしながらの稽古に変わって来ているように思いますし。
引き落とし打ち、太刀の振り、足の運び、そうしたところは少しは良くなったんじゃないかなあ。

来たる年はもう少し「上達した!」と自分でも自信を持てるくらいに稽古しなくてはいかんとですよ。


そのためには健康な肉体を養うところから…。

稽古を終えた道場をパシャリ。新しく人入って欲しいなー。

2013年12月23日月曜日

せいなる…

今日の稽古はひたすら一人稽古。

木刀の素振りに始まり、基本打ちと制定型を。
鏡に向かって体の動きを確かめながら延々と黙々と。

たまにはこういうのも必要かなと思いまして。
自分で自分をチェックする、客観的に評価する、ということをしておかないと、只でさえ人間は自分に甘いものですから、直ぐに自分の事が分からなくなってしまうような気がしまして。


さて、話は変わって明日はクリスマスイブ。
皆さんは「正の6時間」という言葉をご存じでしょうか。

細かい説明はこちらのリンク先を参照していただくとして、
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%B5%A4%CE6%BB%FE%B4%D6
http://matome.naver.jp/odai/2132479896718048801
要は煩悩にまみれた精神を正すためにひたすら正拳突きを行うというワケであります。

私も武道家のはしくれとして、己の身を清め、かつ鍛え上げるために、正拳突きならぬ正面打ちの木刀素振りと杖の基本打ちにいそしみたいと思います。
仕事もあるし6時間はさすがにムリですけど。


余談ですが、「結局クリスマスっていつよ?イブっていつまでよ?」と疑問に思うあなた。
かつてヨーロッパでは日没が1日の終わりであり、新しい1日の始まりとされていました。
つまり、クリスマスイブというのは24日夕刻の日没までの事であり、クリスマスとは24日日没以降のことを指すんだそうです。
うろ覚えの受け売りなので本当かどうかは検索して調べて下さい。

えーと、読者の皆さんがつまらない詮索や疑念や哀れみに囚われないように、念のために繰返し言っておきますが、煩悩退散のため当日は黙々と素振りにいそしんでおります。煩悩に囚われないように当然 一人で。

べ、別にさみしくなんてないんだからねっ!
(と言うのが当世風のようですね)

2013年12月22日日曜日

おていれ!

武道に身を置く者は常在戦場、ことあらばいつでも対処できねばならぬ、と言われます。
「正に身に危機が迫っているそのときに、『ちょっと準備体操するから待ってね』『寒くて体が動かないから温まるまで待ってね』なんて通用するか!」と、とある先生はおっしゃってました。

とはいいながらさりがら、稽古・鍛錬というものは体をこわすためにするものではないし、よりよい武道家たらんとすると体を大事にせねばならぬということもまた別の真理でもあるわけです。

やはり稽古前の準備運動やストレッチ、稽古後のケアも大事なわけです。

特に冬の稽古のあとは膝から下が冷え切っていたりしますから、体のお手入れはぬかりなくやっておかないと思わぬ怪我をしたりしますから。



とかなんとか小難しいことを並べなくても、稽古の後のお風呂はきもちいいですねえ。
ああ、体のこわばりが解きほぐされていく感じがたまりませんな。ふう。

2013年12月2日月曜日

やくどう!

例年になく寒さが早々と訪れて、秋は足早にどこかへ姿を消してしまいました。

こうなると、もともとが布団大好き睡眠大好きな私ですから、どうにも朝が辛くてつい稽古に出るのも遅くなりがちです。
こんな事で上達なんかありうべくもないのですけれど、ムリハシナイノデス。

さて、たまには他のスポーツを見に行くのも一興。
寒風を切って一路桃太郎アリーナへ。
一度見たかったんですよね、Vリーグ。せっかく地元チームもあることだし。

昔妹が少年スポーツ団でバレーボールをしていて、ときどき手伝いにいっていたので他のスポーツは全然分からないけれどバレーだけは興味を持って見ています。

地元シーガルズの勝利!
すごーくどうでもいいんですけど、女子バレーの選手ってすらっとしてて手足も長くて、すごくハンサムで魅力的だと思いませんか。

全日本の選手にも選ばれてる日立リヴァーレの江畑選手。やっぱり他の選手とはひと味もふた味もちがいます。

跳んではねて打ち込んで、すばらしい躍動感。
スポーツ観戦もよいものです。

2013年11月18日月曜日

とつぜん!

2日間にわたって行われた講習会もつつがなく終了しました。

いい稽古になった、というよりは、日頃如何に稽古できていないかがよく分かった2日間でした。


「『中段』をやってご覧なさい」

と言われたときのあのドキドキ。
やっぱり日常できちんと稽古が身についているかどうかって言うのはこういうときにあらわになるんですよねー。

実際、中段の繰り付けはさっぱり出来てませんでしたもの。
うーん、小手を取ったときの位置が深すぎたのと、きちんと小手を引き寄せて崩し切れていなかったのと、振り返ってみれば色々直すところがありそうです。

さて、初日の剣術での学びは「太刀腰」。
神道流の下段の構えは剣道連盟の下段よりもやや体を開いて腰を落とす感じ。後ろの足も外向きに。
そして相寸で回刀し小手を斬る瞬間も太刀腰で。
打太刀が面を切り付けた瞬間の小手は、面よりも低い位置にあるのでこれを斬るには仕太刀もわずかに腰を落としてやらないといけない。

また稽古に励まねば!
…といいつつ、体調のこともあり、さて、まずはゆるゆるとムリせずに。

昇段審査を前に緊張の面々。新しい人が増えるのは大変有り難いことですね。段級をもらっただけで終わらずに、是非今後も稽古に来ていただきたいです。



7段受験予定者による演武。奥で冨永先生が見つめています。



2013年11月10日日曜日

ふあんだ…

次の週末はもう恒例の講習会。
早いですねー。

全然古流の復習が出来てないんですが、どうしましょうね。
順序については一応覚えているはずですが、細かい理合や攻めはちょっと自信がないですね。

ちなみに、場所は芳田小学校。今回は確認済みです!
16日は13時30分から古流。
17日は10時から制定。但し8時30分から審査がありますから受験する人は早めに行きましょう。
ん?時間は合ってったっけ…?ど忘れ…。明日にでも確かめます。確かめました。




ちなみにちなみに、17日には岡山市の岡山武道館で「岡山古武道祭」も開催されます。
今年は出ようかなーとか思ってたのに、まさかのダブルブッキング。
講習会に参加するので私は出られませんが、先生は古武道祭で演武を済ませ次第講習会に向かわれるらしいですね。




自分の上達がまずは第一ではあるんですが、こうも新しい人が増えないというの若干というかかなり先行き不安です。

このblogもなんとなく身内受けにしかなってないような…。

我が水島道場では常に門下生を募集してますですよ!!
Let's join us!

2013年11月4日月曜日

すぶりだ!

今日は素振り仲間を増やそうと思い、某3段に素振り3種を伝授。円心素振り、据え物斬り、面打ち。
今日のところはとっかかりでもあることだし、50本ずつで終了。
面打ちは少しずつ数を増やして、最終的には睦会の合宿恒例500本まで行きたいところです。

なんでこうもたくさん振るか、というとやはり「軽く振ることを体で覚える」ということだと思います。
たくさん振るうちに段々固さや力みが取れてきて無理なく楽に振ることが出来るようになるわけですね。
また楽に軽く振れないとたくさん振ることが出来ませんので、言ってみれば表裏一体の関係ですな。

木刀の素振りと言えば広島の黒郷先生も「稽古前には準備運動で100本は振って欲しい。」とおっしゃってましたっけ。

ちなみに池波正太郎の剣客商売の第1巻には、息子・大治郎が入門したての門下生に「先ず、二千遍は振れるように」と鉄の輪を嵌めた木刀を渡すシーンがあります。
剣客商売に何度か出てくる言い回しで「体が出来ていなければ稽古が身につかない」ということがありますが、フィクションとはいえ結構真理を突いてるなと思う次第。

とはいっても、いきなり100本とか200本を振ると肘や手首や背中を痛めたりしますから、少しずつステップアップするのが大事。

自分の場合は50本→100本→200本→300本→500本の順。
200本振れたらあとはとんとん拍子でした。

2013年10月17日木曜日

からだが…

ここのところ更新が途絶えていて真に申し訳ない。

前回の記事にもちょっと書きましたけれど、どうにもあれからイマイチ調子が上がりませんで、なんとなく更新する気力もネタも失っておりました。

さて、そうこうしているうちに次回の講習会のお知らせが。
恒例の冨永先生にお越し頂いての講習会が11月の16日、17日に開催されます。

初日は古流、二日目は制定とのこと。
沖縄の講習会以来、どちらかというと制定のほうに軸足を置いてきたので、ここらでひとつ古流をもう一度おさらいしておきたいところ。

しかし…、こう胸がしゃっきりしないようでは稽古も調子が出ないと言いますか、少なくとも中段は難しかろうという感じが致しますね。

仕事もなるべく残業などしないようにして体をいたわっているつもりではあるんですけれど、なんとか来月までには本調子に近づけたいですね。

急に肌寒い陽気になりました。みなさんもお体にはゆめお気をつけ遊ばせ。

2013年9月28日土曜日

むりせず!

今日は朝から調子がイマイチ。

道場へ出たのがちょっと遅くなったこともあり、結局1時間ほど稽古してお終い。
内容としても木刀の素振りと基本打ちの単独動作、あとは型を20本程通しただけ。

不整脈持ちなもので、ときどきこんな日があります。
それでも体を動かしてやらないとどんどん鈍るいっぽうなので、こうしてムリせずぼちぼちと杖にいそしんでおります。ほんとうは上達のためにがっつり稽古したいのだけれども。

健康のためにやっているのに、ムリして体を損なっては元も子もありませんからね。


みなさんもどうぞ体を大切に。
飲み過ぎ、吸い過ぎ、働き過ぎにはご用心。

2013年9月26日木曜日

いけてる!

「かっこいい」っていうのは、好きであり続けるのに大事な要素だと思うんですよ。

人によってツボは色々違うし、自分だってそのときどきで好きな形が色々違うわけですが、たとえば今「これが決まるとカッコイイ!」と思うのは。

「乱合」で左八相に構える瞬間とか。

同じく「乱合」で繰り放されてから踏みとどまって太刀をバッと止めるところとか。

「笠之下」や「後杖」で太刀の背後に回ったときの袴が翻るところとか。

神道流剣術で下段に構えるところとか。

同じく神道流剣術小太刀の型「三受留」で腕を広げて踏み込むところとか。


とってもかっこよくない?

もっといっちゃうと、きちんとマスターできているならどんな型のどんなシーンだって美しいのですが、なかなかそこまで到達するのは難しい…。

ともかく、そのときそのときで好きな部分を一つ一つばっちりものにしていけば、きっといつかは範士、8段、免許皆伝! …かなあ?

2013年9月19日木曜日

おだんご!

今宵の記事は杖とはまったく関係ありません。


まず、白玉粉を用意します。1人分なら50~80gくらいかな。

次に同量程度の水をちょっとずつ加えて、紙粘土くらいの固さにまとめます。水はあくまでちょっとずつ。

親指の先くらいの大きさにちぎって丸めます。

鍋に湯を沸かして投入。

浮かんできたらゆであがり。

冷たい水に取って冷まします。

きなこをまぶしてできあがり。

月とお団子。



あかん、また太るわ。

2013年9月18日水曜日

めいげつ!

明日は十五夜ですね。

この時期は夜になると暑くもなく寒くもなく、大変過ごしやすいので助かります。
特に素振りをするのにはもってこいの時期ですね。

月影清かに降る夜に心静かに木刀を振るのも大変結構なものだと思うのですが、あまり武道に興味のない人から見たらただの不審人物かもしれません。
夜にあまり人のいるところで素振りなんかしちゃいけませんよ。

さて、夏の間かなりお休みしていた素振りを今更のように持ち出すのにはワケがあります。
それはこの下腹部のふくらみ…。
沖縄でおいしいものを頂きすぎて、ベルトがキツキツでピンチです。
いつのまに3kgも増えていたのか…。

2013年9月8日日曜日

おきなわ!最終回

この土日の稽古の成果が足腰と肩にのしかかっていますが、こらえつつ沖縄地区講習会編最後の更新。

初日の終わりに森本先生が「明日の宿題ね。」と言って指摘されたのが逆張り(逆手打ちで太刀を落とすアレ)の手。
「打ったときの後ろの手が外転してる人がほとんどです。それだと手が死んでいますので、そうならないように。明日の宿題ね。」

両日とも繰り返し繰り返し言われたのがこの「手の内」。
打つ瞬間に軽く絞るように使う、これが一番おいしいところであるとおっしゃってらっしゃいました。
打ち張り(引き落とし打ち)も、打つ瞬間に絞るように手の内を使うことで、外転して手の内を死なせることなく効く打ちを繰り出せるようになるとのこと。

なるほど、打つ瞬間の絞りですね。今後しっかり取り組んで参りたいと思います。



さて、最終日の写真は歓迎レセプションでの様子を紹介いたしましょう。

まず颯爽と現れたるはご当地アイドルのみなさん。名前は聞きそびれました。
沖縄でこの白い肌を維持するにはさぞご苦労の多いことでしょう…。

そして伝統舞踊。

最後は沖縄杖道会のみなさんの踊り。沖縄の人ってほんとに踊りが大好きなんですね。
あと指笛カッコイイ。私は口笛も満足に吹けません。


沖縄の皆さん、またいつかどこかでお目に掛かる日を楽しみにしております。

2013年9月6日金曜日

おきなわ!その3

沖縄に行ってきたばっかりですが、わたくし明日明後日は兵庫の山奥で行われる合宿に参加して参ります。先生曰く「ふらふらしてるなー」。
スミマセン、来週からはがっつり道場にでます…。


さて、沖縄のお話。
我々3,4段の部は森本先生のもとで初日は基本打ちを、2日目は制定型を繰り返し稽古しました。

「3,4段が一番勢いのある時期ですが、ここで悪い癖をしっかり取っておかないと後になってから取ろうとしたら大変苦労します。」
「型や理合いは十分わかって来ていると思うので、ここでしっかり基本の動きを直していきましょう。」
「杖と体の動きがちぐはぐにならないように。特に、杖より先に足が出たり体が開いたりすることのないように。」
とのことで、12本の基本打ちからみっちりと稽古。

本手打ちは右手(後ろの手)が前に出るまで動かない。左手(前の手)を下げない。
引き落とし打ちは足が打つ前に開かないように。手と体の動きは上記同様。
返し突きや逆手突きで体の向きを変えるには、上半身は使わず膝を使って向きを変える。
繰り付け~体当たりの構えはしっかり足を横に開き、体を太刀から逃がす。
繰り付けたあと、拳をしっかり鼠蹊部に。
繰り放しは大きく使おうとして杖先が後ろへ回らないように。
体当たりはしっかり相手に寄る。
突き外し打ちは杖をきちんと前額にとる。しっかり下がって突きを外し、横から叩かない。
胴払い打ちは打ってからさっさと出たりしないように。打ったところできちんと止める。
体外し打ちは「上から」手を前額上に持ってくる。目の前に壁があるイメージで。滑らせる手がしっかり回ってくるまで頭上の手を下げないで。

何度も言われていることですが、たいていの人は全然出来ていません。当然私も含みますよ。

そういうわけで、これからはしっかり基本打ちをこなしていきたいと思います。

「力んだり早くしようとしたりしちゃダメですよ。丁寧に丁寧に杖を使って下さいね。」
森本先生の金言でございます。

今日の写真はこちら。2日目5~8段の審判講習の様子。赤白上げみたいですね。

白の勝ち!勝負あり!

赤の勝ち!勝負あり!


毎度のオマケ。武道館の直ぐそばで出くわした子猫。ずいぶんなつっこいですね。きっと汗臭いだろうに。

2013年9月4日水曜日

おきなわ!その2

沖縄地区講習会初日の午前中の様子をお届けしましょう。

昨年同様、基本の構えと基本打ち、相対動作、制定12本の模範と解説から始まります。
太刀と杖の構えをもう一度確認して、正しい構えを身につけるようにとのことです。
ご覧の皆さんも是非鏡の前でご一緒に。


中段の構え。切っ先は胸の高さ。胸乳くらいですね。

八相の構え。手の位置、鍔の位置はばっちりですか。

中段で合わせたところ。こちらもやはり胸の高さに。

ちょっと新旧比較してみましょう。昔の高さがこれ。

そして今の高さ。比べてみるとよく分かりますね。

切り付けた高さはここ。肩の高さ、のどの高さ。この使い分けが大事。

ちなみに2本目「水月」で太刀を止める高さはここ。

こうして写真に撮って並べてみると、やっぱり先生方の姿は美しいですねえ。自分たちのものは比べようもありません。


オマケ。なんだか楽しそうに談笑してらっしゃる先生方をパチリ。




2013年9月3日火曜日

おきなわ!その1

はるばる行って参りました、沖縄!

全国の杖使いの皆さんとみっちり稽古をしてまいりました。
中国地方はかなり涼しくなりましたけれど、沖縄は太陽も人もあつかった!

講習会も大変盛況で、はるばる参加して本当によかった…。
内容については少しずつ書いていきたいと思います。
とりあえず会場の様子などご覧下さい。


講習会を目前に控え緊張感漂う会場の様子。

荒井先生と森本先生による模範演武と解説。

黒郷先生による5,6段の部。例によって太刀、太刀、アンド太刀の稽古の模様。

7,8段の部。講師は冨永先生。


番外編。沖縄だけずるい!と言いたくなるほど美しいビーチ。


誰もいないビーチで一身に元気を集めているつもりの管理人。

2013年8月29日木曜日

とうとう!

時の経つのは早いもので、もう明日は杖道6段7段審査会です。

私が受験するのはまだ当分先ですが、なんとなくどきどきしますね。

ちなみに去年の合格率は
6段の部: 9 / 30
7段の部: 2 / 19
となっております。相当に狭き門ですね。

受かるも受からぬもこれまでの稽古がきめること。
教えをどれほど身につけているか、ただそれだけなんだろうと思います。


泣いても笑っても、明日はやってきます。
さあ、私も明日には沖縄入りして土日の地区講習会にそなえますことよ。

2013年8月15日木曜日

2013年8月14日水曜日

しゅざい!

先週の木曜のことですが、道場に新聞記者の方が取材に来られました。


なんといってもこんな零細blogとは広報力がちがいます。
blogは興味のある人が探してやってくるのに対して、新聞は興味のない人の目も触れるわけですから。
こういう機会にどんどん杖の知名度を上げていけたらいいですよね。


さて、聞いた所では昨日の夕刊に記事が載る予定だったはずなんですがまだみたいですね。
早く記事をみたいなー、ドキドキ。

2013年7月27日土曜日

おひさし!

朝、洗濯その他家事を片付けて遅めに道場へ。
出稽古やら仕事やら、しばらく出られてなかったのでかなり久しぶりの道場です。

しかし、なんとなくあれこれと中断が入り、出来たことと言えば木刀の素振りと制定12本を太刀・杖1回ずつ、それに神道流を少し。

こんなことじゃいつまでたっても上達しないのに、困ったことです。
来週も出張で稽古できないし、困った困った。

2013年7月16日火曜日

とうけん!

昨日、一昨日と古巣の垂水睦会がたつの市で実施した合宿に参加してきました。
この暑い夏のこと、汗をたらしてどころか汗にまみれて稽古に励み、あれこれダメだしを頂いてきました。



「あなた、4段ならもっと厳しく攻めなきゃダメでしょ。」

ずっしり堪えましたです、はい。

あちらの若人と神道流剣術について談義と稽古とを交わし、実に意義深い文化交流ができました。おなじ流派のはずが、なんでこうも東西でおもむきを変えて伝わっているのか実に興味深いところです。
そのうち神道流剣術・九州伝とか、神道流剣術・神戸伝とか、そんなことになるんじゃないかしら。


さて、今日は雨の中車を出して美術館巡り。
備前長船刀剣博物館&瀬戸内市立美術館&林原美術館が3開催する館合同企画「二次元VS日本刀展」をこの連休から(瀬戸内市立美術館は26日から)を見てきました。
http://2d-vs-katana.jp/index.html

頭の固い人たちからはケレンとか邪道とか異端とか言われちゃいそうな企画ですけれど、時代に合わせて多様なアプローチを取ることは必要だと思うのですよ。
やっぱり多様性は生存戦略の最も大事な要素ですから。

まずは刀剣博物館へGo。刀剣博物館のテーマは「現代」。


ここも何度か来ていますけれど、今回に限らず昨年のEVA展しかり、色々精力的に企画を打ち出してくるのでその都度来たくなります。
ところで、左のイラストはなんだか神道流剣術「受返」を思い起こさせませんか?


卒塔婆風クレイモア的刀剣。妄想がバクハツだ!


わたしのお気に入り。エネルギーケーブル的プラグとハート型の鍔、薄桃色のグラデーションが絶妙な鞘。コラボイラストの真ん中はホログラムです。是非現物のポップでキュートでクレイジーな雰囲気をご堪能下さい。


中庭の片隅に置かれた金魚鉢。日本の夏の風物詩ですね。


さて、次は林原美術館。岡山城のほど近く。

 こちらのテーマは「過去」。先ほどとは違って、過去の名品に合わせて現代のクリエイターがイラストを描いたり造形したり。ここでは刀剣だけでなく甲冑や絵巻もコラボしています。


これはビビッと来ましたね。ドット絵による洛中図屏風。コレ単体だとなんだかよく分かりませんが、元の屏風と比べてみると実に良くできてるし味があるなあと思いましたですよ。

どちらも1時間もあれば見て回れるくらいの展示ですので、気軽に足を運んで頂ければよろしいかと思います。

あと、スタンプラリーイベントもあり、規定数のスタンプを集めて送ると抽選でプレゼントが当るそうです。


こういうイベントを見ていると、杖道もなにか新しいアプローチ方法を考えなきゃいけないような気がしてきますね。何かないかしらねえ、ほんと。

2013年7月12日金曜日

めいげん!

最近亡くなった将棋の米長邦雄 永世名人が著作でこんな趣旨の事を述べてらっしゃいました。

「アマチュアレベルで上達する方法と、プロを目指すための上達の方法は全く違う。
アマレベルで上達したいなら誰か先生について手取り足取り教えてもらえばよかろう。
しかし、プロ、ましてトッププロになろうとするならそのような方法はむしろ有害である。
プロになろうとするならば只ひたすら詰め将棋を解いていくことが必要なのだ。
それは自分一人で深く遠く考えていく力を付けるためにどうしても欠かせないトレーニングである。
だれかに答えを教えてもらえるなんてことは、プロの勝負にはありえないのだから。」

ひょっとすると杖にも通じるところがあるのかも。
只ひたすら高いところを目指すとき、型を何度も繰り返し遣いながら、自分は今どのくらい出来ていてどのくらい出来ていないかを自ら考え続けなければならない、そんなときがあるのかもしれません。

そんなことをぼんやりと思う熱帯夜です。


2013年7月7日日曜日

しんけん!

九州から冨永先生を招いての講習会が昨日今日の2日間にわたって行われました。
まことに暑い中の稽古、皆さんお疲れさまでした。

いつも思いますけれど、やっぱり免許皆伝ともなると一挙手一投足が我々凡人とは違いますよね。何がどうとはなかなか言葉に出来ませんけれど。

1つ気付いたのは、歩くときに全然音がしないこと。大体誰でも床を踏む音が聞えるものですが、先生は全くそんなことがないようです。


神道流剣術小太刀の型「三受留」の指導中。

少年剣士奮闘中。

ベテラン勢の貫禄。


帰りに取った雲の様子。もうすっかり夏の空。
暑い日々がやってきますが、へこたれずに稽古にいそしみましょう。