2018年11月27日火曜日

うちだち!

昨日の記事で「負けたのは打太刀のせいだ」的なみっともない言い訳をかましたんですけれど、団体戦優勝の垂水睦会の強みは何かって考えてみたら、やっぱり打太刀がいいってところがあると思うんですよね。

メンバーのほとんどが居合もやってて、若い人から年配の人まですごく太刀がいい。
だから仕杖も思い切っていい技が遣える。
これは疑いようがない部分だと思うんですよね。

我らのチームも1年くらい前と比べたら皆さん上達してて、杖のほうは段以上のものが見えてきたかなと身内びいきなことを思ったりもするんですけれど、
太刀のほうはまあちょっと落ちますね、残念ながら。

私だって人のことは言えない。
相手の大将だった後輩は杖だけじゃなくて居合でも結構な成績を収めてる猛者で、
「杖では負けてないもん」とか強がってみても、太刀まで含めたら偉そうなことはちょっと言えないですよ。

広島と言えば黒郷先生、黒郷先生と言えば太刀の構えと素振りの稽古、ってくらいに
「太刀を一生懸命稽古しなさい」
ってのが皆さんにも知られてるところですけれど、
改めてその言葉の重みをかみしめるところです。

2018年11月26日月曜日

ことしも!

たまには人の写真ばっかりじゃなくて、自分の写真も晒すか。

わざわざ特に都合のいいところを選んで出す。

ということで、昨日は第5回広島杖道大会でした。

団体戦の図。

児童による演武。将来は明るい?

今回も九州~関西という広い範囲からの参加者が集まってなかなか盛況でした。

そんななかで、私は個人戦で2つ勝って、団体戦でも1勝したということで、昨年と比べたら一応の成果は出せたかなと思います。
なにせ去年は本戦で1回戦負け、敗者復活でも1回戦負けと、個人では負けっぱなしでしたからね。

私以外の岡山県勢も入賞こそなかったものの個人戦でも結構みなさん健闘してて、
「負けると思って大会に出ても、やっぱり自分に旗が上がるとうれしいなあ」
てなコメントも聞かれて、良い傾向だなと思う次第。

実は隣の会場で広島県古武道振興会の演武会も行われてて、暇ができたら覗きに行こうと思ってたのに、ついつい杖道のほうに時間を取られてついに見に行けなかったのが心残り。


ところで、団体戦で私の古巣(というか今でも籍はある)と衝突しましてですね。

チームとしても勝ちを拾えなかったんですけれど、それよりなによりですね。
後輩と大将戦で正面対決して、0-3で木っ端みじんに砕け散るというザマをさらしましてですね。
「こんなにも立派になって…」と言いたいけれど、地団駄踏んで悔しがってるのがホントのところです。

私の杖は決して見劣りしてないもん!
打太刀を務めた人の差だもん!
と人様のせいにして八つ当たりついでに稽古に励みたい次第。


ところでところで、このblogは杖道界隈では北は北海道から南は九州までそこそこ読者がいるようで、この大会でも
「blog見てますよ!」
とありがたいコメントを頂いたんですけれど、

私が杖道界で有名になりたいがためにやってるんじゃないんだ!
杖道を世の中に広めたくてblogをやってるんだよ!!

というコンセプトは改めて強調しておきたいと思います。

驚くべきことですが、blogに備わったアクセス解析機能によると最近のアクセスの20%はアメリカからっぽいんですけど、これマジ凄くなーい?

2018年11月23日金曜日

けんきょ

北のほうでようやく今年最初の雪が降ったそうですが、先日ちょろっと旅に出た時の写真など貼って、過ぎゆく秋に思いをはせてみましょう。

からくれなゐにみずくくるとは

柿くへば鐘が鳴るなり

紅葉のにしき神のまにまに

ところで、「まーたあの人どこから聞いてきたやらわからん事言って」とか「毎度毎度いい加減なことばっかり教えて」とか思うことがままあるんですけども、ふと思い出される初段だか2段だかのころの思い出。

ちょっと杖や太刀の使い方がわかったような気がして上達してるつもりのころ、調子に乗ってあれこれ言ってたなと今ならわかる、そんなとき。

「あんな、あんたもまだ駆け出しなんやから、そない偉そうにあれこれ言うもんやないで」

って私におっしゃったあの先生もこんな気持ちだったのかなあ、と改めて思います。
振り返ってみると、最近また私調子に乗ってる気がする。


先日冨永先生は「(技を遣ってるときは)図々しくなりなさい」とおっしゃいましたけど、下位段の人と接するときはそういう謙虚な気持ちを思い出すようにしたいと思いました。

ちなみに、先日の古武道祭ではそこそこ図々しく遣えたと思います。

2018年11月20日火曜日

おしえる

最近「見て盗め」という言い方に対して否定的な見方がされることも多くなりました。

教える、教わる、ということについて、何か専門的な教育をうけたり研究をしたことがあるわけではないんですけども、5段になって打太刀の立場になることも増えてきて、今のところ私がぼんやりと思っているのはこんなこと。

1.教える立場として言語化を怠ったりなまけたりしないようにする
2.だからと言ってなんでもかんでも言えばいいわけじゃない、相手の段階に応じて伝える内容や量を勘案する
3.言語化の努力は必要だけれどそれにも限界はあるし、言語以外で伝わるものもある


元が工学部出身なので、技術とかスキルとかいうものは基本的に言語化可能だしそうすべきものだと思っているんですよね。
ただ、人間って言語化できる以上のことを体現できるというか、体現する能力に対して言語化する能力はずっと劣っているというか、そういう面も否定できないんじゃないかとも思うんですよ。

何が言いたいかって言うと、「口動かす前に体動かせ、体動かしてから口動かせ」ってことです。

以上、先日の講習会と最近の稽古で感じたことのまとめでした。
これにて1件案件消化。
…我ながら無理やりだな。

2018年11月19日月曜日

おまつり!

講習会->4泊5日ツーリング->古武道祭、というわりと強行軍をやるとネタがたまりすぎて、消化不良を起こしてえらいことですよコレは。

今日は昨日の第42回岡山県古武道祭から各流派の演武を5つほど出して案件消化。

我々神道夢想流の動画ですか?
私自身が出場していたのであるわけないじゃないですかー、やだー。

どうしても見たいっていう人は大会本部が販売するDVDを買おう!な!


・竹内流


・初實剣理方一流 剣術と抜刀術


・稲富流砲術 ※音量注意※


・兵法二天一流
小太刀の構えが気になる今日この頃です。

・柳生新陰流

今回、動画のFPSを30から60にして見たんですけど、あんまり意味ない気がするな、これ。

2018年11月11日日曜日

のちほど

昨日今日と恒例の講習会&審査会でした。

色々書きたいことはあるけども、色々忙しいこともあるのでまたそのうちゆっくりと。






2018年11月5日月曜日

スリケン!!

最近熱中している手すさびがこちら。

手裏剣!!

そしてご注目頂きたいのがこちら!
同じところに命中!

2枚続けて投げて、2枚続けて同じところに突き立ったので、ついこんな写真を撮ってしまいました。
いやー我ながらすごいっ!!


ちなみに、こういう手裏剣投げのアトラクションは日本各地の忍者村的な施設で楽しめます。

佐賀嬉野の肥前夢街道。
メッチャふざけたキャッチコピーと裏腹に、
ここの忍者は手裏剣を2枚同時に投げて
2枚とも的に命中させるのがお茶の子さいさいという
ガチな人なので温泉に浸かりに行くついでにぜひ。

登別温泉すぐ近く、登別伊達時代村。
500円で5枚投げて、的の真ん中に当たると
金券500円というナイスアトラクション。

伊賀市、伊賀忍者博物館。
残念ながら私が行った日は
たまたま手裏剣打ちはお休みで残念。

あと甲賀市にも忍者村があってそこでも手裏剣打ちができるらしいですね。
調べた感じだとほかには太秦映画村、日光江戸村、伊勢安土桃山城下町、戸隠忍者村とか。


最後に、家の中で手裏剣投げるのはあんまりオススメしません。
壁やら床やら保護しとかないとダメですよ。

2018年11月3日土曜日

くりつけ!

来週の講習会に備えて、古武道祭に向けて、古流の稽古を一生懸命やっているわけですけれど、やっぱり古流の稽古は楽しい。だけどしんどい。
しんどいけど、楽しい。

楽しいけど、けど…きっちりやろうとすると、すればするだけ小手がつらい…。
古流の繰り付けがね、どうしてもね、小手にやさしくないんですよねえ…。

あとやっぱり中段がキツイ。
心臓悪い人間がやるにしては運動量が結構厳しいものがありますよ、やっぱり。

2018年11月1日木曜日

おやすみ

朝がつらい。

いや、寒さが日増しに厳しくなってきてるっていうのも無きにしも非ずですけれど、メインはそれじゃないんですよ。

毎夜毎夜いやーな感じの夢ばかり見て、全然寝た気がしないんですよね。
で、眠り足りない感じで朝起きるのがしんどい、とそんな感じ。
このところ特に顕著ですね。
ストレスとかそういうのじゃなくて、持病で飲んでる薬の副作用の1つなのでいかんともしがたいのがまた辛いところ。


そういうわけなので朝起き上がれなくて稽古に行けなくても仕方ない日もあるんですよ。
稽古したいけどさ。