今日は素振り仲間を増やそうと思い、某3段に素振り3種を伝授。円心素振り、据え物斬り、面打ち。
今日のところはとっかかりでもあることだし、50本ずつで終了。
面打ちは少しずつ数を増やして、最終的には睦会の合宿恒例500本まで行きたいところです。
なんでこうもたくさん振るか、というとやはり「軽く振ることを体で覚える」ということだと思います。
たくさん振るうちに段々固さや力みが取れてきて無理なく楽に振ることが出来るようになるわけですね。
また楽に軽く振れないとたくさん振ることが出来ませんので、言ってみれば表裏一体の関係ですな。
木刀の素振りと言えば広島の黒郷先生も「稽古前には準備運動で100本は振って欲しい。」とおっしゃってましたっけ。
ちなみに池波正太郎の剣客商売の第1巻には、息子・大治郎が入門したての門下生に「先ず、二千遍は振れるように」と鉄の輪を嵌めた木刀を渡すシーンがあります。
剣客商売に何度か出てくる言い回しで「体が出来ていなければ稽古が身につかない」ということがありますが、フィクションとはいえ結構真理を突いてるなと思う次第。
とはいっても、いきなり100本とか200本を振ると肘や手首や背中を痛めたりしますから、少しずつステップアップするのが大事。
自分の場合は50本→100本→200本→300本→500本の順。
200本振れたらあとはとんとん拍子でした。
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