2023年6月8日木曜日

ちゅうこ

 何年か前から「木刀を作る職人/工場/材料がない」と言われていて、実際私も危機感があります。

そんなわけで、リサイクルショップをめぐって使えそうなものを探してみたり、杖を引退された先輩のお下がりや鬼籍に入られた先生の形見分けで予備の木刀・杖を集めているのです。


ただ、最近東京のグループが「今のウチに白樫の木刀と杖をいっぱい買っておこう」みたいなことを言っていたという話を聞いて、ちょっとイラっとしました。


そりゃあ都会だと必要量も多いでしょうから切羽詰まる感じも地方の我々とは違うんでしょうけれど、たくさん必要な都会がたくさん買い集めてしまうとなおのこと在庫がピンチになってしまうわけですからね。

そんななかチマチマと中古の木刀や杖を集めている自分がちょっと馬鹿馬鹿しく思えます。

都会は都会でもうちょっとなんか考えてほしいなあと思う、地方民のささやかな悩みでした。


私が山でも持ってれば白樫でもなんでも植えておくんですけれど。

誰か、山持ってない?

というか、東京とか都会は人が多いんだから「田舎の親父が山持ってる」とか言う人はいそうな気がするし、そういう人がいたら将来のために白樫を植えておいてください。よろしく!

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