いや、ちゃんと日常生活の中で稽古のようなことをしてますから。
なんていうかこう、素手で素振り的な動きをしてみたり、左右の体の入れ替え的な動きをしてみたり、そこらへんに転がってるものを短剣よろしく振り回してみたり。
みんなもするよね?
ね?
さて、言い訳はこのくらいにして、先日摂取したカロリーを消費すべく、こんぴらさんにお参りしてきました。
香川県琴平市の金刀比羅宮ですね。
その前にちょっと腹ごしらえを。
ぶっかけうどん、おいなりとイカ天つき、510円なり
ちょっと、腰が強すぎて堅かったかな…。
さて、こんぴらさんと言えば本殿まで785段という石段が有名です。
登って…
昇って…
上って…
やっと着いた!
琴平高校剣道部はこの石段ダッシュが日課だって、本当ですかね。
ちなみに奥の院まではさらに600段近くあり片道30分程度かかるそうで、さすがにそちらは遠慮しました。
もうちょっと涼しい時期だったら行ったかも。
本殿前から望む讃岐平野。
ちょっと霞がかって残念。
余談ですが、金刀比羅宮の書院には丸山応挙の襖絵が多数あり、また別の宝物館には狩野探幽を筆頭とする狩野派絵師の絵、また宮本武蔵の一幅などがあり、なかなか見応えがあります。
それぞれ800円かかるのがちょっとつらいけど、ここまで来たらぜひ見ておきたいところ。
書院入り口の看板。
虎なんだけど、やっぱりちょっと猫っぽい。
これだけではちょっともったいないので、少し足を延ばしてもう一か所お参りしてきました。
最寄り駅
駅、とは言ってもこの駅、なんと年2日しか稼働しないそうです。
私はもちろんバイクで巡っているわけですけれど、なぜ年2日なのか。
それは後程。
で、駅名にもなっている津島ノ宮がこちら。
小さな離れ小島の本殿
橋は横板が外されていて、施錠もされており立入不可
こちらは陸側の拝殿
1年にたった2日間、島がつながるその日
はい、この神社はなんと年2日、夏の大祭のときだけ本殿へとつながるというかなり特殊な神社なんだそうです。
駅もそのお祭りの日だけ稼働するということなんだそう。日本一営業日が少ない駅らしいですよ。
しかしこの景色、めちゃめちゃ幻想的ですね。
離れ小島の神社というのは各地にちらほらありますけれど、年2日だけの渡りというのは初めて聞きました。
四国は海外の観光ガイドで「祈りの島」として紹介されたことがあるそうで、確かにその名のごとく、88か所巡りにとどまらずこういう古くからの祭祀やお参りの習慣が生活に息づいている感じがします。
四国も過疎化が進んで色々大変らしいんですけれど、ぜひこのブログを見ている皆さんにも訪れていただきたい地域ですね。
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