2019年9月28日土曜日

ばてばて

1日稽古したら1日へばる、みたいになってる今日この頃。

暑かったり涼しかったり気温もちょっと落ち着きませんね。

みなさんも体を大事に。

2019年9月23日月曜日

かいがい

今日はもう一つ動画ネタ。

ポーランドにて開催された18th European Jodo Championships(第18回 ヨーロッパ杖道大会)のストリーミング。

・18th European Jodo Championships in Poland

遥か欧州の大会が即座に日本でも見られるなんて、凄い世の中ですね。

ちょっとだけ見たけど、みんな上手いというか基本がしっかりしてますね。
日本も負けてられませんですよ、これは。

<追記>
2019/10/17 リンク修正

おあそび

昨日は何だか重たい更新をしてしまいましたが、今日は軽ーく参ります。

またちょっと動画撮ってみました。

・ゆっくり杖道 全剣連杖道型



Youtube版はこっち。中身は一緒です。

これで少しでもバズればいいんでしょうけど、なかなかねえ。

2019年9月22日日曜日

きょうふ

先週はどうにも調子が上がらなかったので稽古はあらかたお休みにしました。
良くなる病気ではないのでこういうことがあるのは致し方ないところではあります。


私の当面の目標は、6段を取って、錬士号を取って、京都の武徳殿で演武をする、というものなんですけれど、果たしてそれまで体がもつのかどうか。


そういう恐怖と同居しながらの精進の日々です。

2019年9月17日火曜日

いっそく

おとといの日曜日は姫路の武道館で関西地区の杖道講習会でした。
ちょっとくたびれが出たのか、昨日は1日布団でへばっていたので更新が遅くなりました。


宮城から教士8段村上直隆先生にお出でいただいただけでなく、
大阪の森本先生と坂上先生、兵庫の松村先生、和歌山の村上和雄先生と、
実に5名もの8段の先生がいらっしゃる大変贅沢な講習会でした。

それだけに1日だけというのが実に惜しいところで、ぜひまた2日間での講習になってほしいところです。

村上(直)先生がしばしばいわれていたのは「一足一刀の間合い」ということだったと思います。
本来は太刀と太刀で中段に構えた間合いが一足一刀である、
杖と太刀とで中段に構えた間合いは杖のほうが長い分だけ実は一足一刀よりわずかに遠い、
杖に接近したときに必ず適切な一足一刀の間合いに入らなくてはいけない、
おおよそそういったことが指導されたと記憶しています。

またこれからの稽古で間と間合いをしっかり練り上げていきたいところです。

2019年9月13日金曜日

おさそい

「直猶心流(ちょくゆうしんりゅう)剣術やらない?」
「疋田派の新陰流薙刀に興味ない?」
「雖井蛙流(せいありゅう)平法やらない?」

てなお誘いを受けたことがあります。
正直、やりたい気持ちはいっぱいあります。
特に薙刀。

ただ、まず今は杖道ならびに神道夢想流に取り組んでいることと、なにより始めたとしても上達まで私の健康がもちそうにないのでお断りしているところ。
本当に残念です。

さて、ネットの書き込みなど見ているとそういう古武道古武術に興味がある人、やりたい人はちらほらいらっしゃるらしいんですけれど、まずは居合道とか杖道に飛び込んでみるのはどうでしょう。
全剣連の3道にいそしむ人の中には、全剣連以外のいろんな武道をやっている人が結構います。
居合とか杖をやってるうちにいろんなツテができて、ネットでもあまり情報が出てこないようなところへつながったりするかもしれませんよ。

迂遠なように思われても、小さな流派にいきなり紹介者もなしに飛び込みで行くのもハードルが高いですし、それまで武道に親しんだことのない人がすぐに木刀その他の扱いに慣れるのも難しいですから、居合や杖や剣道を基礎トレーニングとしてやるのも無意味じゃないと思いますよ。

(という文句で古武道古武術に興味ある人を杖道に引き込めないかな、と思っている私)

2019年9月12日木曜日

みえない

老子 第二十七 巧用より
善行無轍迹
善く行くものは轍迹無し
(上手に道を行く人はわだちの跡を残さない)

孫子 形篇より
善守者、蔵於九地之下、善攻者、動於九天之上
善く守る者は九地の下に蔵れ(かくれ)、善く攻むる者は九天の上に動く
(守りが上手な人は大地の下に隠れたようにその姿をつかむことができず、攻めるのが上手な人ははるか天の上にあるようにその動きを見ることができない)

本当に優れた働きをする者は表からそれをうかがうことができない、と説く。
我々はつい働きを目にすることができないとそれを働いていないと解釈しがちですが、
表から見ることができない、ということが果たして働いていないと言えるのか。


もちろん傍目に明らかであることが重要である場面もあり、
これまた孫子の勢篇より
闘衆如闘寡、形名是也
衆を闘わしむること寡を闘わしむる如きは、形名是れなり
(形は旗印、名は音すなわち楽器、旗印や楽器を用いて少人数を動かすように大軍を意のままに動かすこと)

これはしっかりと指示を行き届かせるには大衆に広く誤りなく伝わる方法が重要であることを説いているのでしょうね。


なんのこっちゃ、という記事になってしまいましたね。
内閣改造とか災害復旧とかであれこれ批判される首長さんや閣僚の人たちがいらっしゃるようで、何となく思うところを書きました。

武道的にも通じるところがあると思うんですよね。
本当に杖や太刀が上手な人は何がどううまいのか傍目にさっぱりわからないし、優れた指導者は大人数のお弟子さんでも見事に統率していらっしゃる。


老子はまだちゃんと読んだことがないんですけれど、孫子は通りいっぺん目を通した程度には読みました。
孫子は岩波文庫で原文、書き下し文、現代語訳がそろって200ページ行かないごく薄い本で、ささっとと読めてお値段600円くらいですから、買って一読する分には全く障りが無かろうと思います。
論語と並んで個人的にオススメの一冊です。

2019年9月11日水曜日

かわつば

木刀用の皮鍔と言えば今は牛皮が主流だそうですが、昔から武道をされている方曰く
「最近の皮鍔は薄いのしかない」
だそうで。

先日の合宿で先生がおっしゃるには
「昔は鯨の皮だった。
捕鯨ができなくなって以降、牛皮になったけどやっぱり体が小さい分だけ皮も薄い。
捕鯨が再開されたから、しばらくしたらまた昔のように分厚い皮鍔がでてくるかもしれない」
とのこと。

へーへーへーへーへー。

本当かどうかは知りません。
しかし鯨の皮鍔、ちょっと興味がありますし、なろうことなら1度手にしてみたくもあります。
早く流通しないかな。

2019年9月10日火曜日

おじさん

私は梨が大好きで、白桃と1,2を争いますね。
赤梨よりも歯ごたえのある青梨、特に20世紀梨が好きです。


先日の合宿で学生さんたちと一緒にBBQや花火を楽しんだんですけれど、当時の私よりもずっと上手に刀や杖を扱う彼ら彼女らが、いざ蝋燭に火をともして地面に立てたり、炭に火を熾したり、梨の皮を剥いたりでは見ていて不安になるくらいの有様なのは実に印象的でした。

学校に焼却炉があって毎日ゴミを燃やしていたのはたぶん20年前ごろまでだったと思うんですが、そのころまでは火を扱うということが子供たちにとってもかなり身近だったように思います。

時を同じくして家の庭や公園で焚火や野焼きをすることもなくなりましたし、
家に仏壇があって蝋燭や線香に火をつける習慣があるなんて家庭ももうほとんどないでしょうし、
大学生だからと言ってタバコを吸う人もずっと減りました。
もう中学生/高校生なんだからと言って台所仕事を日常的に手伝わされる子供もそうそういないでしょう。

そういうことをしないでも生きていける世の中になったと言えばその通りだし、
結果としてより清潔で安全な世の中になったと言えばそうなんでしょう。
ただ、そういう技能を日常で学ぶことが無くなったことが本当にいいことなのか、私は確信が持てずにいます。

こんなことを言ってはいても、私が子供のころにすでに「最近の子供は鉛筆をナイフで削ることもできない」みたいなことは盛んに言われていましたし、同じようなことをいまここで私がことさらに取り上げるのはまさに老人の世迷言の連鎖と言うものです。

事実、スマホの使い方や制度の理解については私などよりはるかに彼らのほうが上を言っているわけで、時代と社会に適応しているのは彼らのほうであり技能や能力の配分が異なるに過ぎないと言ってもいいのかもしれません。
私が20歳前後のころに同世代の皆がうまいこと刃物や火を扱えてたかと言えば、別段大して代わり映えしなかったろうという気もします。


そもそも、うまくいかないことも含めて経験であり、
「え、待って、全然うまく火が付かないんだけど」
「何これ、皮むき下手すぎてめっちゃウケル」
なんてケラケラ笑いあうのも青春の1ページというべきもので、
おじさんが横からしゃしゃり出てしたり顔したのはまことに申し訳ないことだったなと今更反省する次第。

2019年9月9日月曜日

おとまり

ドーモ、火熾しと梨の皮むきがタッシャなOBです。

またまた母校の合宿に参加して4日間たっぷりと汗を流してきました。

杖道同好会と居合道部の合同合宿

熱中症予防のもぐもぐタイム(死語)


涼しくなってきたとはいえ暑さはまだまだ健在で、道着が塩を吹くほど汗をかいたのは久しぶりです。
汗を流した、とは書いたが、稽古して、とは書いてないところに気付いたあなたはなかなか鋭いですね。

嘘です。ちゃんと稽古しました。体を動かしました。

いやーしかし、若いってのはいいですね。
同じ初段でも私が初段だった頃とは全然動きが違います。
私はとてもあんな杖や太刀を使えてなかったと思います。

論語に曰く、「後生畏るべし」というのを実感しますね。

私自身も7段の先生に手直しをしていただいて、まだまだ未熟だなと痛感しました。
未熟ということはまだ伸びしろがあってもっと上手になれるということで、前向きにとらえて来年の6段審査に向けて精進していきたいと思います。

2019年9月4日水曜日

きょうは…

今日は

私の



ですが、朝のさわやかな空気があまりに気持ちよくてつい2度寝して稽古に行きそびれました。
ごめんなさい。

こういう怠惰なところが私がもう一つ抜けていけない原因だろうなと思います。
分かっててちゃんと治さないのがホントに怠惰。
これからの1年はもう少し気を付けたいと思います。


おまけ。
裏の隣家の庭の片隅で。

ネコの母子

ネコの写真載せるとアクセスが増えるという噂。

2019年9月3日火曜日

こんぴら

今日も杖道そっちのけで観光の話など。

いや、ちゃんと日常生活の中で稽古のようなことをしてますから。
なんていうかこう、素手で素振り的な動きをしてみたり、左右の体の入れ替え的な動きをしてみたり、そこらへんに転がってるものを短剣よろしく振り回してみたり。
みんなもするよね?
ね?


さて、言い訳はこのくらいにして、先日摂取したカロリーを消費すべく、こんぴらさんにお参りしてきました。
香川県琴平市の金刀比羅宮ですね。

その前にちょっと腹ごしらえを。

ぶっかけうどん、おいなりとイカ天つき、510円なり

ちょっと、腰が強すぎて堅かったかな…。

さて、こんぴらさんと言えば本殿まで785段という石段が有名です。

登って…

昇って…

上って…

やっと着いた!

琴平高校剣道部はこの石段ダッシュが日課だって、本当ですかね。
ちなみに奥の院まではさらに600段近くあり片道30分程度かかるそうで、さすがにそちらは遠慮しました。
もうちょっと涼しい時期だったら行ったかも。

本殿前から望む讃岐平野。
ちょっと霞がかって残念。

余談ですが、金刀比羅宮の書院には丸山応挙の襖絵が多数あり、また別の宝物館には狩野探幽を筆頭とする狩野派絵師の絵、また宮本武蔵の一幅などがあり、なかなか見応えがあります。
それぞれ800円かかるのがちょっとつらいけど、ここまで来たらぜひ見ておきたいところ。

書院入り口の看板。
虎なんだけど、やっぱりちょっと猫っぽい。


これだけではちょっともったいないので、少し足を延ばしてもう一か所お参りしてきました。

最寄り駅

駅、とは言ってもこの駅、なんと年2日しか稼働しないそうです。
私はもちろんバイクで巡っているわけですけれど、なぜ年2日なのか。
それは後程。

で、駅名にもなっている津島ノ宮がこちら。

小さな離れ小島の本殿

橋は横板が外されていて、施錠もされており立入不可

こちらは陸側の拝殿

1年にたった2日間、島がつながるその日

はい、この神社はなんと年2日、夏の大祭のときだけ本殿へとつながるというかなり特殊な神社なんだそうです。
駅もそのお祭りの日だけ稼働するということなんだそう。日本一営業日が少ない駅らしいですよ。
しかしこの景色、めちゃめちゃ幻想的ですね。
離れ小島の神社というのは各地にちらほらありますけれど、年2日だけの渡りというのは初めて聞きました。

四国は海外の観光ガイドで「祈りの島」として紹介されたことがあるそうで、確かにその名のごとく、88か所巡りにとどまらずこういう古くからの祭祀やお参りの習慣が生活に息づいている感じがします。

四国も過疎化が進んで色々大変らしいんですけれど、ぜひこのブログを見ている皆さんにも訪れていただきたい地域ですね。

2019年9月1日日曜日

しゅざい

こういうの、ええなあって。



こちら、守口市の地元ケーブルテレビによる地元取材番組で、杖道教室が取り上げられた模様。
みんなが知ってるあの先生の教室ですね。

テレビの視聴時間自体はネットのオンデマンドサービスやその他もろもろに押されて低下中のようですけれど、やっぱりプロが企画して撮影して編集した動画は私のような素人が作ったような動画とはまったくクォリティが違いますね。

またネットだと自分で検索して飛んでこないとヒットしないのに対して、テレビのようなコンテンツは比較的受動的な層にも情報が届くメリットがあります。

ネットコンテンツは自ら発信するツールとして有用ですけれど、テレビや雑誌と言った旧来のコンテンツにも杖道とか古武道とかがもっと積極的に取り上げられるとありがたいですよね。


まあ、しかしなんですな、私ももうちょっと長身小顔のイケメンに生まれてたらと思わなくもない。