例によって例のごとく、私は会場設営と号令係でひと働きしてまいりました。
受審者9名、うち1名が残念ながら不合格となりましたが、8名が晴れて合格されました。
合格された方にはまずおめでとうの言葉を贈ります。
そして次の昇段を目指して励んで頂きたいと思います。
不合格となった方は残念でしたが、悔しさをバネにして改めて昇段に挑戦してほしいと思います。
さて今回の審査における感想ですが、講評で審査委員長がおっしゃったように
「みなさん、所作がいいかげん」
まずこれが挙げられようかと思います。
型の手順をちゃんと覚えて実演できればいい、というものではないということを、受審者もそうでない人ももう一度稽古の中で見直さないといけないと思いました。
これは最近はばかりながら指導代行を仰せつかった自分の道場でも次の稽古からきっちりとやっていきたいところですし、何より久しぶりに杖道上達講座のネタができたなとほくそ笑むところでもあります。
ただ、所作って私も人に偉そうに言うほど出来てるとは思ってないし、何より文字に起こすと無限に書くことが出てくるので下手に手を出すのはマズいかもしれませんね。
そうは言ってもこのblogの読者はどうせ岡山の杖道家が大半だろうし、今日も「読んでますよ」と後輩に告げられたので、普段顔を合わせない後輩にアドバイスする感じで書いてみようかな。
でも言うまでもなく本当は自分の道場の先生の指導を仰ぐところですよ。
審査委員長が仰った所作に加えて、私が個人的に気になった点を挙げると、「気合」ですね。
1級受審者はなかなかいい気合が出ていて良かったなと思う一方で、各段の受審者はそれに及ばない方が多かった印象です。
道場の後輩にはいつも言ってますけれど、
「目の前の打太刀/仕杖よりも大きい声を出すんですよ」
「隣のペアよりいい気合を出すんですよ」
ってことなんですよね。
だいたいねえ、心臓がポンコツでいつくたばってもおかしくない私より気合が小さいようじゃ困りますよ。
皆さん、そこのところをぜひよろしくお願いします。
余談ですが、私の6段挑戦についてはこの夏の北海道は見送って、次回東京以降になりました。
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