今日の稽古で2段の方の基本打ちの練習にお付き合いしましたら、その方が
「わたし全然できてないですね、ダメだなあ」
みたいにおっしゃったんですよね。
ダメだなんて、そんなことがあるもんですか。
誰に言われなくても基本打ちをやろうという、その姿勢がまず素晴らしいじゃないですか。
出来てないからダメなんてこともないんですよ。
そもそも出来てないから、出来ないから練習するわけですよね。
稽古でも演武でも今の精いっぱいができていたら結果としてうまくいかなくたって構わないと思うんですよ。
それに、たとえ何段になっても手直しするところはいくらでも出てくるもので、
たぶん範士8段、免許皆伝まで行ったとしても基本の稽古をしなくていいとかもう十分みたいなことはなくて、
杖道をやる限りずっとずーっと基本の稽古は続くんだろうと思うんですよね。
だから、上達を目指して練習しようというその意欲がありさえすれば、まずはそれでいいと思うんです。
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