人間とは都合の良い生きものですね。
型を遣ってうまく合わないとき、大体「向こうが悪い」と言い始めます。
例えば引き落としうちからの攻めが詰まったとき。
杖は「おたく、打たれたら下がらないと。杖先が当るかと思ったよ。」と言い、
太刀は「打ったら休まず出ないと。打ってから間があるからいつ来るのかと思ったよ。」と思うのです。
お互い、自分が悪いとは気付かない不思議。
やはり自分の事よりも他人の事がよく見えるもの。
それだけに周囲からの指摘は大事にしたいですね。
写真はこんぴらさんのすっかり丸裸のアーチが続く参道。
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