2025年12月1日月曜日

ひろしま 1日目

 広島大会の1日目は交流稽古会です。

去年はいまいち調子悪いなと思って遅く家を出ましたけれど、今年は早めに家を出ます。
目的はこちら。

広島城ですね。
会場のすぐ近くなのに行ったことなかったなと思って。

敷地内の広島護国神社。
七五三の日だったらしく、着飾った子供を連れた家族が多かったです。

こちらが天守閣。
理由は言うまでもありませんが、再建です。

展示はいろいろあって、刀もそこそこ飾ってあったんですが、個人的なおすすめはこちら。
日本号のレプリカ。
割とみんなスルーしてましたけども。


本物は福岡市博物館に飾られているわけですが、レプリカがおいてある理由は広島城に福島正則がいたからでしょうね。


ムラマサノヨートー、は競走馬の名前。
こちらは本物の村正の短刀。

天守閣から見つめる広島大会の会場。
いい天気ですね。


稽古会の開始時間が近づいてきたので会場に行きます。
熱心な皆さんが今年も集まっていて、汗をかくほど熱気むんむん。

端っこのほうでのんびりしておりましたけれど、色んな県の色んな方から声をかけていただいて、いっぱいお稽古できました。
皆さんありがとう。

翌日の団体戦の解説のあと、7,8段の先生へのかかり稽古。
ある先生が言うには「6段も7段も大して変わらん。7段と8段も大して変わらん」とのことですが、やっぱり7段の先生は6段とは違うし、8段の先生はさらに違うなと思いました。

私は
「前の手ばっかり力んでる」
「目付ができてない」
なんて、まるで初学者のような指摘を頂きました。稽古が不十分ですみません…。

もう1人、岡山から参加者がありましたが、彼は和歌山の村上先生から
「面白みのない杖を遣っとる」
「ああしなさいこうしなさいって言われたことばっかり気にしてて、打太刀との対話ができとらん」
とのお言葉を頂いたそうで。

「面白みのない杖」とか「相手との対話」とか、やっぱり8段の先生のこういう言葉のセンスはなかなか真似ができませんね。


ところで稽古会の最後で「今回初めてかかり稽古をやりましたけれど、もっとしてほしいとかご意見があれば是非お寄せください」と言われてましたね。
かかるほうはもちろんもっと時間を取ってもらいたいんですけれど、肝心の先生のほうがもたないのではないかという気がしますね。
村上先生、閉会の時には息が上がってらしたので…。


稽古会が済んだら宿へ向かいます。

車で行くと何がいいかというと、宿代が高い広島市内を抜けて割と広い範囲で安い宿を探せることですね。
ただ、予定では30分くらいで宿につくはずだったのですが、夕方の混雑に巻き込まれて1時間以上かかってしまいました。
2時間くらいで家まで帰れるんだから宿をとらなくてもよかったのではないか、という説もありますが、それは私の早起き力をちょっと高く見積もりすぎていますね。
朝6時に出発なんて、私にできようか。


さて、広島での晩御飯はやっぱりこれ。
お好み焼き。うまい!
福岡の博錬会ではうどんがメジャーだそうですが、私はやはりソバです。
試したうえで言うんだから文句はご勘弁願いたい。
異論は認めます。

車で行くと何がいいかというと、その2。
ちょっと流して温泉に行ける!
いっぱい稽古して、おいしいご飯を食べて、温泉につかって、たまらんねえ。

そして寝る前にちょいと晩酌。
なお結構。

おつまみはきび団子と引き換えでゲットしたウツボの干物。
ちょっと臭う、けどうまい。


1日目はこんなところで終了。

ただ、次は広島市内で早めにかつお安めに宿を確保したいところ。
独り飯も嫌いじゃないけれど、たまにはよその人たちとご飯を楽しむのも大変結構なお話ですからね。