今日は広島大会の6段戦について。写真はないです。残念。
トーナメントにおける私の位置はいわゆる第1シード。
某氏の曰く「テニスで言えば世界ランク1位の位置ですよ! さすが有名人ですねえ!!」だそう。
たぶん私の名前がそこにあるのはたまたまだと思うし、有名人というか憂迷人ではないかと思いますが、まあシードで1つ試合が少ないのはありがたい。0-3で負けたけど。
さて、お相手の奈良・浜口先生、実は第1試合で打太刀として対戦しました。そこでも1-2で敗れたんですけれど、「この人と1-2なら、十分勝ち目はあるはず」と思いましたよね。0-3で負けたけど。ちょっと傲慢でしたね。
そのあとは打ち合わせたわけではなかったんですけれど、熊本の吉田さんの打太刀を務めました。
前日に言われた「目付をしっかり」「相手との対話」を意識しながら一生懸命にやりました。
広島大会の個人戦は「杖のみで審判」という大会ですが、やっぱり打太刀あっての仕杖ですから、あとで「打太刀が悪くて負けた」と言われないように必死ですとも。
気が付いたらなんと決勝戦。
残念ながら旗は相手に上がりましたが、決勝戦までお付き合いできたのはいい経験になりました。
あとで「待ってほしいところでしっかり待ってくれたのが良かったです」と吉田さんからコメントがありまして、打太刀として役割を十分果たせたかなとホッとしました。
「相手との対話」がいくらか発揮できたのかなと思います。
ただ、打太刀として正面から吉田さんの杖を見て、私の杖がそこまで劣っているかっていうとそうでもないんじゃないかな、とも思うんですよね。
たぶん部分的なちょっとの差なんだろうと思うんですけれど、その「ちょっと」を稽古で積み上げるのが大変なわけですが。
うーん、やっぱり口ばっかりじゃなくて体を動かす稽古をせんとなあ。
あと印象に残ったのは和歌山の植田さんの試合。
病気か何かだったらしくしばらくお姿を見てなかったんですが、久々の演武は見ていて気持ちが洗われるような、「こういう演武を見たかったんだ」と思うような、そんな演武でした。
年齢に違わぬ貫禄というか、いぶし銀の風格というか、そういうものを感じさせる業前で、福田先生も「いいね」というほど。
同じものでなくてもいいけれど、なにかしら感動してもらえるような、そんな業を身に着けたいですよね。
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