演武を済ませ、見学も終えて、会場を離れるその時に、受付のお兄さんのぼやきが聞こえてきました。
「見てみ、この急なキャンセルの数」
「昨日の8段審査で落ちてやる気なくして帰ったんやろなあ」
「だってこの人ら、昨日オレ見たもん! 受付したもん!」
「こんなん20年受付してきて初めてやわ。やっぱ演武の前に審査したらあかんて」
ですって。
こういう話だけ聞くと、「そんなんだから審査に落ちるんじゃないの…?」と思っちゃったりもします。
腕前はもちろんですけれど、やっぱり7段、8段ともなれば剣連の行事を盛り立てるのも仕事のひとつだと思うんですよ。
落ちたら落ちたで「なんでこれで落ちるんじゃい!」という気合で演武を披露していただきたいですよね。
とはいえ、まずは8段審査を受けられるところまで行くのが先ですけども。
時々拝見しておりますが、今回の投稿につきましては、少し気になる点がありましたので、コメントさせていただきます。
返信削除立派な先生のもとで杖道を学ばれているかもしれませんし、ご自身にも自信がおありなのでしょう。
しかしながら、段位の高い、特に八段審査を受けようとされている先生方を公に批評するのは、いかがなものかと思います。
それぞれにご事情があるでしょうし、まずはご自身が七段に一発合格され、八段審査も目前というような立場であれば、私も何も申しません。
ですが、先日拝見したあなたの演武を見る限りでは、残念ながら、そのような先生方を批評できるレベルには、まだ達していないように感じました。