2024年4月30日火曜日

たんれん

 明日はついに京都行きです。今日も一生懸命お稽古しました。きっといい演武ができるでしょう。たぶん。おそらく。


さて、お相手の方はわざわざ私の道場までやってきて稽古に付き合ってくださって、本当にありがたいことです。

ちょっと前、演武の型がとりあえず手順通りできるようになったところで彼の一言。

「出来ましたねえ。…じゃあ、ここからが稽古ですね

なんと素晴らしい一言。こんな素敵な人々に支えられて私の稽古は成り立っております。

私なんて「初回なんだし、とりあえず型ができてればいいかな」くらいの気持ちが半分くらいを占めていたのに、「型は手順を覚えたところがスタートで、そこからが本当の稽古です」なんてスッと口から出てきません。

それからまた今日まで繰り返し稽古を続けてきましたけれど、やっぱり確かに良くなったなと思います。素敵な一言をありがとう、ありがとう。


では明日の出発の準備をしましょう。

そして忘れちゃいけない、太刀と杖の掃除。うーん、割と真っ黒だなあ。

この汚れの分だけ稽古してきたと思うと、ちょびっと励みになります。

2024年4月29日月曜日

きょうと!

 5月2日~5日、京都市の平安神宮の武徳殿にて、「第120回記念 全日本剣道演武大会」が開催されます。

今年は私も参加します!!

「今年は」というより、「今年から」と書くべきかもしれません。錬士以上の資格を持ってないと基本的には参加できませんから。

ちなみに私は2日に演武します。

さて、プログラムは既に公開されていますが、杖道部でのワタクシの出番は…えー、西の部の1番手ですね…。

つまり、杖道の部の一番最初に、先生方の目の前で、演武すると。わーたいへん。

とはいえ、実のところ杖道の部の前に各種形の部でも演武するので、きっとたぶんそこまで緊張はしないんじゃないかなと思いたい。


さて、気づけば明々後日に迫ったこの大会、なにせ初回の参加ですから一生懸命練習を繰り返しておりまして、昨日日曜に稽古し、今日月曜も稽古し、明日は仕事&稽古、水曜日は仕事と移動日、木曜に演武、金曜は地元で稽古…忙しいよ!


忙しくしながら稽古した分、良い演武ができるように祈っておいてください。よろしくお願いします。

2024年4月24日水曜日

おなかが…

 昨日の稽古で道着に着替えてる最中、袴の紐を結んでるときに思いました。

「あれ、私のお腹って、こんなに大きかったっけ…??」

そうですね、中年太りですね…。


20代前半まではね、「ぜってー太らねーわ、むしろどうやったら太れんの?」くらいのノリだったんですよ。
ポテチの大袋食べようが甘いもの腹いっぱい食べようが太る気配なんてありませんでしたからね。

それが今となっては「どうやったら痩せられるんやろなあ…」です。私も中年の定めからは逃れられませんでした。


さて、そんな私の今日の晩御飯がこちら。

手作りミートソース。たっぷり。

「アホちゃうか?」って言われるやつですね、これは。1人分ならスーパーで198円かそこらでレトルト売ってて、なんならそっちの方がおいしいのに。

それをわざわざ2時間コトコト煮込んで、ちょっと多めのスパゲッティにたっぷりミートソースかけて食べてて、それで「どうやったら痩せられるんやろなあ」とか考えてたら、そりゃアホです。

結局のところ、私は料理するのも食べるのも大好きってことなんでしょうねえ。

それを思えば、40過ぎてBMIが22.3を保ってるってのはだいぶ優秀だという気がします。そういうことにしておきましょう。


最後に改めて書いておきますが、このblogは杖道のblogです。

2024年4月22日月曜日

かかって

 先日の講習会で森本先生が「6段・7段、それも特に若い人が8段にかかっていく機会を作りたいと思っています」というようなことを仰っていました。

確かにそうなんですよね。8段の圧倒的な実力を身にしみて感じる機会というのは確かに得難いものです。…自分の道場に8段の先生がいる人は別として。

それを思うと、竈門神社での奉納稽古って素晴らしいですよね。誰でも8段の先生方にかかっていけるわけですから。よそじゃこんな稽古、やろうと思ってもできませんからね。

ただ、やっぱり近くに8段の先生がいない中で一生懸命やってる苦労って、なんやかや稽古の底力を養う要因になる気はします。そりゃ範士8段の先生がいるほうがいいんだろうけどさ、「私たちはそれでも頑張ってるんだぞ」っていう自信にはなるのかなと。

2024年4月21日日曜日

ごたぼう

 週に杖の稽古が2回あって、なぎなたの稽古が1回、土日もだいたいどっちかの用事が入りがちで、まあまあ忙しくしております。

そして困ったことに、今年は町内会の役員の仕事が回ってきました。

困りましたね。


杖に関して年間の予定もおおむね固まりつつあるようで、年間を通してそれなりに色々あるんですけれど、まずご町内の用事が優先なのでいくつかは出られないんだろうなあなどと思います。


忙しいんですよ、こう見えて。

そんで「年金生活してえなあ」みたいなことを漏らしたら、「何言ってるんですが、働いてください」と返されました。悲しい。

2024年4月10日水曜日

きあいだ!

 こないだの競艇、もといボートレースで観客の皆さんが

「行けー!」

「捲れー!!」

「お前に来いとか言っとらんのじゃボケー!!!」

いやあ、素晴らしい迫力。

やっぱ杖でもこれくらいの気合が出ないといかんのかな、などと思って見たりする。

とはいえ、こんな気合を出せる観客は「歴戦の強者」でしょうからね、見くびってはいけないのでしょう。

2024年4月7日日曜日

おいでよ!

 こないだの記事での話ですが、夢に冨永先生が現れたということは、ひょっとして「そろそろ竈門神社に稽古に来い」という夢想権之助先生のお告げだったのかな、という気がしてきました。

ただ、4月は京都大会の準備に忙しくしておりまして、あっちの人と稽古して、こっちの人と稽古して、まずそっちが先だよなと。

次の福岡行きは5月かなあ。その時はまた博錬会の皆様にお世話になりたいと思います。

2024年4月6日土曜日

ばくえき

 今日は暖かく程よく雲がかかりまさにお出かけ日和。

そんな中、我々道場の3人で連れだって行政視察に行ってきました。



はい、行政視察というのはただの方便で、一度くらい地元のバクチをやってみようという、ただそれだけのお話です。前からの約束だったので。

バクチなんて、と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、論語にだってこんな一文が出てきます。

「子曰、飽食終日、無所用心、難矣哉。不有博奕者乎。爲之猶賢乎已。(陽貨第十七)」

子曰く、飽食終日、心を用うる所無きは難いかな。博奕(ばくえき)なる者有らずや。之を為すは猶已(や)むに賢(まさ)れり。

ぼんやりするくらいだったらバクチでもやれ、と孔子も仰っているのです。


さて、今日の案内人は元・市職員だった私…ではなく、この人。

競艇歴60年の杖道錬士6段。

考えて見たら前職当時、所管施設の1つだったこの施設には来たことなかったんですよね。まあ用事もなかったし、競艇事業局への異動もなかったしなあ。


初の競艇場、血気盛んなオッサンばかりかなと思ったら、意外に若い人や親子連れも多いみたいです。なお血気盛んでないとは言わない。
あとボートのエンジン音はやはり心を掻き立てるものがありますね。


会場のキッチンカーで買った台湾のネギパイ。正しくは葱抓餅(ちょんじゅあぴん)とかいうらしい。さくっともちっと、ネギと醤油の焦げたにおいがたまらない。せっかくだからこういうのも楽しまないとね。


さて、ベテランのご意見を聞きながら3人それぞれに舟券を買って当たるの当たらないのとワイワイ言ってるうちに時間が過ぎていきます。

買い方もそれぞれで、ベテランはベテランらしくフォーメーション(流し)を駆使しながら複数買い。
私は3連単ときどき3連複を100円ずつ2口。
もう1人は3連複を1口だけ、500円または1000円。

全部で12レースあって30分ごとに次のレースが始まるんですけど、あーだこーだ言ううちにあっという間に30分が過ぎて行って、気が付くと最終レース。

ゴールの瞬間。

さて、本日の収支につきまして、私は最後に3連複が当たったものの350円。食事代も含めると-3000円。ちょっと穴狙いが過ぎたかもしれません。まあ今日は行政視察ですから、行政視察

ベテラン氏は…ご無念にございます。一番たくさん買ってたんだから一番当たりそうなものですが、そういう時もあるってことで。

もう1人は3連複が2つ当たって5000円と350円、まあトントンくらいとのこと。有難いことに帰りにコーヒーを奢ってくれました。

大人が大人のテーマパークで1日過ごしたと思えばこんなもの、というところでしょうか。


沢山のお金をかけることさえなければ、1レースごとにサイコロで100円ずつかけて適当にビールでも飲みながら1日が過ごせて、ちょっと頭を使って運を試せて、ときどき気合を上げてみて、確かにぼんやり過ごすくらいならずっといい過ごし方という気がします。

皆さんもすることがないなという時にはぜひお試しください。あくまでほどほどにね。


心を用うる所が無いなら杖道の稽古でもすればいいのに、って? それは言わないお約束。

2024年4月3日水曜日

なぜなぜ

 なんか知らんけど、夢に冨永先生が出てきた。なぜ。


なぜか私と見たことのない剣術の型を遣って、私は木刀で刻まれました。
まあ、たとえ夢でも私が冨永先生を打ち負かすことはあり得ないでしょう。はっきり起きてても想像もつきません。


そういえば昔、ニンジャが夢に出てきて分銅鎖のワザを披露してくれたことがありましたっけね。

こういうのが巡り巡って、「夢に神様が現れうんたらかんたら」っていう伝説につながるんでしょうか。知らんけど。