それでは高知旅の続き。杖道は全然出てきません。
3連休の初日、2日目は講習会。ときたら当然3日目はふらふら一人旅の時間です。
講習会が済んだなら、お昼に鰹のタタキを食べて(前回のあれ)、まずは西へ。須崎の道の駅へ。
何をしにということもないけれど、ちょっとおもしろい魚屋さんがあるので見物に。そして高知土産を買いに。
けったいな飾りつけのガンプラと、でっかいフィギュアでtwitter(x)を騒がせた魚屋さんがあるのです。さらにこの魚屋さん、お土産に「アニサキスペン」を売っています。妙に人気がありなかなか手に入らないそうですが、気になる人は検索してみてください。
あと、本業は鰹のタタキの製造販売とその他鰹製品の販売です。念のため。
さて、お買い物が済んだら一路山奥へ。目指すは奥四万十の温泉。
山奥の清流!
秘境の温泉!
そして湯上りの牛乳!!やっぱこれよこれ。
そして高知の銘酒、美丈夫を一杯。
これで私もイケメンに近づくことができるかも?(今更)
さて、翌朝もゆっくり朝風呂を浴びて遅めに出発。
「酷道」「ヨサク」と名高い国道439号を走ります。
これが439号の一部。車一台がせいぜいで離合(すれ違い)も困難な部分が多々あります。ありますが、実際のところはかなりの部分が改善されて2車線の部分も多いことは記しておきます(ただし画像のような部分もたくさん残ってる)。なお、439号は高地の山の中なのですごく涼しいです。平地で27℃とか言ってても17℃とか18℃とかそんなの。
さて、そんな439号を辿って向かうは面河渓(おもごけい)。
はるばる来たぜ、面河渓。
ざっくり言うと、愛媛県と高知県の境目、石鎚山の南西らへん。
せっかくなので私も靴を脱いで水に足を浸してみました。気持ちいいー!!とっても冷たくて、5分もしないうちに痛く感じるくらい。
なおこの後川底のコケに足を取られて大開脚してジーパンが膝のあたりまでびっしょりになりました。コケて全身びっしょりにならなかったあたりに杖道の修行の成果が出てますね!…出てますよね?
面河渓を堪能した後はさらに車を走らせて、石鎚スカイラインを抜けて石鎚神社の土小屋拝殿へ。西日本最高峰の石鎚山の頂上近くのこの辺りまでくると気温も14℃とかで、半袖ではちょっと肌寒いくらい。
母方の祖母が石鎚教の熱心な信徒で、90歳近くまでここから鎖を辿って頂上へお参りをしていたんですが、さすがに私はそこまでする元気も時間も信仰心もないので、ここでお参りして祖母に祈りをささげておしまい。
あとはUFOラインを伝って愛媛県西条市に降りていきます。
居並ぶ山々を見下ろす絶景。
こんな山々に遮られた高知は、かつてはさぞ秘境だったでしょう。
3連休の天気がもっと良ければ車ではなくバイクでとことこ走りたかった。
相変わらず離合困難な道をえっちらおっちら下ってきて、西条市です。降りて来た途端に暑ーい…。
西条市と言えば「打ち抜き」。
地面に管を打ち込めば水が噴き出してくるという石鎚山系の地下水豊富な土地。
なにが凄いって、「この地域では上水道が普及していない」とか言うほどに上等な地下水があふれてるってこと。下水道が未整備って土地は(私が住む地域を含め)いっぱいあるけれど、上水道が未整備って言うのはここくらいじゃないでしょうか。
せっかくなので少しだけお水を頂いて、後は高速に乗って我が家まで帰ってきました。
他の皆さんはせっかく3連休なのに1日で日帰りとか2日目で帰るとかもったいないなあと思いつつ、私はふらふらと3連休を堪能させていただきました。
以上、高知旅のお話でした。