「鳳(おおとり)がはばたくように」
神道流剣術の三受留において、小太刀が大太刀を摺り飛ばしたときの姿勢を指した、とある先生の言葉です。
「鳳がはばたくように」
何度も言いたくなる、とても美しい表現です。「おおとり」なんて言葉、普段じゃ絶対使いませんからね。
同じく神道流剣術の鷲(じゅ)でも「鷲(わし)が獲物をついばむように」とこれまたかっこいいことをおっしゃった先生もいらっしゃいましたけれど、「鳳が~」には及ばない気がします。
問題は、そのような美しい表現のごとく素晴らしい業前をできるかどうかなんですけれども。
簡単にできないからこそ、稽古、稽古、また稽古。
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