2020年10月24日土曜日

じせだい

読売オンライン

「妊娠届、5月は17・1%減少…コロナで産み控えか」

>新型コロナウイルスの感染への不安が高まっていた今年5~7月、全国の自治体が受理した妊娠届の件数は、前年同期比で1割超減少したことが厚生労働省の緊急調査でわかった。5月の減少幅が17・1%と最も大きかった。来年の出生数の減少が予想され、少子化の加速が懸念される。


こんなニュースを目にしました。

何というべきか、今ある命が失われることを恐れるあまりに将来生まれてくる命が失われる、そういう状態に陥っているような気がします。
それは果たして健全な状態と言えるのでしょうか。

なんとはなしに「まずは打太刀に斬らせなさい、突かせなさい。そこから杖の技が生きてくるから」という杖道の先生方の教えを思い出します。
実際に杖道の技は打太刀が斬ってくるところ、突いてくるところから始まるわけですが、太刀を恐れて逃げ隠れしてるだけではいつまでたっても敵に勝てないのですよね。

そういう教えをどう実際の社会生活に活かしていくのかが武道家としての課題なんでしょうか。


また、「杖道の人口を増やそう!」と杖道委員の先生方も現場の我々も日夜頭を悩ませているわけですけれど、そもそも日本の人口、それも元気に活動できる人口が減り続ける限り、同じ割合で杖道人口(剣道も居合道も)が減り続けることは避けられないように思います。

そう考えると、一番確実で長期的にも効果のある「杖道人口増加策」とは、とりもなおさず「産めよ増やせよ地に満ちよ」なのかもしれません。かも、っていうかたぶんそう。

とかなんとか偉そうなことを、いい年して独身の私が書いてみたりしました。

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