ちょっと悲しい話を聞きました。
他流の話なのであまりあれこれいうものではないのでしょうけれど、とある流派が断絶することがかなり確からしいという話です。
はたから見ると何とももったいないことだ、なんとかして残らないものか、と思うところではありますが、当事者からするとそうならざるをえない、そうせざるをえない事情もあるのでしょう。
案外他人ごとではなくて、神道夢想流でも乙藤春雄先生が神戸に伝えられた系統は免許皆伝者がなく、今後将来にわたって本来あるべき形での伝承は難しい状況と言えるでしょう。
生者必滅、と言いますからどんな歴史ある流派もいつかは途絶える、それが世の習いと言うものなのかもしれません。
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