このことで少ーし補足というか、書いておきたいことがあるんです。
それはね、「ただ何回も繰り返し基本打ちをやればいいってわけじゃない」「回数をたくさんやればいいってものじゃない」ってこと。
もうちょっと言うと、
・地道にコツコツやるしかないこともある
・コツコツやるのはいいことだ
この2つは明らかに別物だよ、ってこと。
特に、後者のほうはむしろ害悪となる考え方なんですよ。
楽して上達する方法があるんだったら、それは積極的に取り入れるのがいいし、ぜひ私もそうしたい。
だから、「何のためにこういう稽古のやり方をしているのか」「この方法がいいやり方なのか」っていう意識は常に持っておきたいと思うわけです。
「苦労するのはいいことだ」とか「苦労したら見返りがある」なんてのはナンセンスで非合理的な考えだって言うのが私の主張。
そのうえで言うわけです。
基本打ちをやろうよ、って。
杖を始めたばっかりの人なら、動きを体で覚えるために。
初2段くらいの人なら、手や足の位置や姿勢を正しく調整するために。
もっと上になれば、筋肉や関節の遣い方とかそういうところまで突っ込んで体の遣い方を探求するために、ってことになるのかな。
なんか偉そうな感じになってきたのでもうこのへんで。
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