後輩だ後輩だと思っていても、気が付いたら「あれ、こんなに遣えてる…」と思う時がやってきます。というかついにやってきました。
どうみても私のウチバリよりよく効いてる気がする。よく研究してると思う。
論語に曰く、
「子曰く、後生畏るべし。焉んぞ来者の今に如かざるを知らんや。四十五十にして聞こゆる無きは、斯れ亦畏るるに足らざるなり。」
「先生はおっしゃった。後進を侮ってはいけない。将来、自分を追い越していくかもしれないのだ。40歳、50歳になっても名声が聞こえなかったら、ようやく恐れるに足りないというのだ。」
初めて道場で会った時は可愛らしい後輩ができたと思い、顔を合わせるたびに伸びてるけどまだまだだと思い、ふと気が付くともう大会で当たっても勝てそうにないなと思うところまで来ていたのでした。
だからこそ、賢しらぶって講釈を垂れるようなことをしたり先輩風をびゅーびゅー吹かせたりしてはいかんのです。
謙虚に、控えめに、誠実に後輩に接しなければならんのですな。(できてるとは言わない)
他方で、やっぱり指導する立場になっておどおどしたりはっきりしない物言いをしておってもいかんわけで、さじ加減の難しさを感じるところであります。
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