2015年4月7日火曜日

しんぱん!

5段以上になると、試合における「審判」の役目をまかされるようになります。
これまであまり意識してきませんでしたけど、先日の審判講習でのごく基礎的な知識だけ備忘録として残しておきます。

まず審判は3人。
主審が1人、副審が2人。3人一組で入場。
下っ端が先に主審を務め、偉い人が最後の主審になるように輪番。

礼については会場・大会ごとに色々違ったりするようなので割愛。


巻かれた旗をもって入場し、指定の位置についたら旗を解いて両手に用意。
選手に対して主審が「入場!」の合図。
選手が指定位置についたら、主審が「はじめ!」の号令。
選手は号令を聞いてから相互に礼。
杖が常の構えに戻ると同時に3人の審判が揃って着席(礼から体を起こし杖を戻す動作が始まると同時に着席始め)。

仕打交代がある場合、選手の演武および相互の礼が終わり、またここでも杖が常の構えに戻るのと同時に「主審だけ」起立。そして「仕打交代!」の号令。
交代し終わったら再び「始め!」の号令。着席も先と同様。

演武終了、礼が終わると同時3人の審判全員が起立。
主審の「判定!」のコールで紅白の旗どちらかを上げる。
旗と手は一直線。角度は45度。


「赤/白の勝ち!勝負あり!」のコールで旗を降ろす。
 なお、主審は右手に赤、左手に白の旗。
副審は逆。


指定の技を選手が間違えた等、審判の間で確認・協議が必要となった場合は、判定に入る前に「合議!」の合図。
紅白の旗を右手にまとめ、真上に掲げる。
どうしていいやら審判でわからなかったら審判委員に伺いを立てる。



太刀や杖が飛んで演武に障りが出る場合や、受け損なって怪我したりした場合は、ただちに主審が「やめ!」の合図。
両手の旗を真上に掲げる。



旗の持ち方。
人差し指を伸ばし添えるようにして持つ。
立っているときは鉛直に旗を下ろし、袴の縫い目に沿うように持つ。
座っているときは旗の柄が地面と水平になるように、両の旗が平行になるよう膝の上でホールド。


余談ですが、当然のごとく審判は笑ったりしてはいけませんよ。
念のため。


こんなチョロ絵のために時間を使ったりして、われながらなんというか…。

0 件のコメント:

コメントを投稿