2020年11月1日日曜日

ひきこむ

あまりいい話が聞こえてこない昨今ですが、聞くところによると映画「鬼滅の刃」が大ヒット上映中だそうでして、近年まれにみる売り上げをたたき出してるとのこと。

鬼滅の刃のヒットはだいぶ前から言われていたことですが、主人公が竈門炭治郎で、杖道の聖地であるところの宝満山竈門神社が主人公の名前にあやかって人が集まっているそうで、恒例の奉納演武・稽古を目にするファンもいるとかいないとかで、そこから杖道に入る人が増えた…とはあまり聞きませんね。残念ながら。

私は鬼滅についてはあまりピンとこなかったので触れてないんですけれど、刀を振り回すファンタジーなバトル物らしいですから、かつてスラムダンクでバスケが流行り、ヒカルの碁で囲碁が流行ったように、皆さんも流行りに乗って武道武術に興味を持ってもらえたらありがたいですよねえ。

もっとも、子供は特に興味がうつろいやすいものですし、若いうちはどうしても進学とか就職とか結婚とか出産とか人生のステージが変わるたびに取り組むものが変わりがちですから、それをずっと引きとどめておくことは大変難しいのですけれど。

けれど、それでも、新しい人を入れ続けないことには続きませんから、鬼滅の刃にハマった皆さんはどうぞ軽率に武道に、特に杖道に身を投じていただきたいと思います。

ぬけだす

 今日は病院に行く日だったので稽古はお休み。

と言っても薬をもらうくらいなので稽古に行けないこともないんですが、火曜金曜と稽古に行ってますからね。

あまり稽古に行き過ぎてくたびれて仕事に差し支えてもいけませんから。


さて、どこへ行っても皆さんマスクですっかり見慣れた光景になってしまいましたね。

これ、いつまで続くんでしょうね?

言い換えると、「何がどうなったら」マスクなしで以前のような生活/稽古ができるようになるんでしょうか?

つまりは出口戦略ですね。

そういうものを全剣連はじめ、政府も自治体も企業もどこも持っていないような気がします。


もちろんコロナ騒動は過去に見られないものでわからないことも多いですから、それを今の時点ではっきりさせることは難しいわけですけれど、新型コロナが地球全土に広まってしまったからには封じ込め・駆逐されることはあり得ないわけで、その意味では「コロナが落ち着いたら」は全く無意味な言葉に思われます。

そうすると遅かれ早かれ新型コロナに罹患することを前提とした生活にならなくてはいけないように思うんですけれど、つまりはそれが以前の生活と言うことになろうかと思いますけれど、肝心なのはそれが「いつ、何が、どうなったら」そうなるのかってことなんですよね。

ワクチンが出来て行き渡ったら?

流行が日本/世界全土を覆い尽くして亡くなる人が亡くなりきって日々の死者数が収束したら?

それとももうそんな日が来ることはあり得なくて、マスクなしの生活には戻れないのでしょうか?


そういう「どう終わらせるか」が見えない政策、対策は、言い換えると「場当たり的」と言わざるを得ないような気もします。

進行性の心臓病もちとしては、残り少ない日々をこういう形で浪費することは大変に遺憾ですし、直近で言えばなんといっても東京で開催予定の6段審査にも職場の意向で行くに行かれないかもしれないわけでして、早く菅首相が思い切って解放宣言してくれないものかなと期待してやまないところです。

2020年10月24日土曜日

じせだい

読売オンライン

「妊娠届、5月は17・1%減少…コロナで産み控えか」

>新型コロナウイルスの感染への不安が高まっていた今年5~7月、全国の自治体が受理した妊娠届の件数は、前年同期比で1割超減少したことが厚生労働省の緊急調査でわかった。5月の減少幅が17・1%と最も大きかった。来年の出生数の減少が予想され、少子化の加速が懸念される。


こんなニュースを目にしました。

何というべきか、今ある命が失われることを恐れるあまりに将来生まれてくる命が失われる、そういう状態に陥っているような気がします。
それは果たして健全な状態と言えるのでしょうか。

なんとはなしに「まずは打太刀に斬らせなさい、突かせなさい。そこから杖の技が生きてくるから」という杖道の先生方の教えを思い出します。
実際に杖道の技は打太刀が斬ってくるところ、突いてくるところから始まるわけですが、太刀を恐れて逃げ隠れしてるだけではいつまでたっても敵に勝てないのですよね。

そういう教えをどう実際の社会生活に活かしていくのかが武道家としての課題なんでしょうか。


また、「杖道の人口を増やそう!」と杖道委員の先生方も現場の我々も日夜頭を悩ませているわけですけれど、そもそも日本の人口、それも元気に活動できる人口が減り続ける限り、同じ割合で杖道人口(剣道も居合道も)が減り続けることは避けられないように思います。

そう考えると、一番確実で長期的にも効果のある「杖道人口増加策」とは、とりもなおさず「産めよ増やせよ地に満ちよ」なのかもしれません。かも、っていうかたぶんそう。

とかなんとか偉そうなことを、いい年して独身の私が書いてみたりしました。

2020年10月18日日曜日

とだえる

 ちょっと悲しい話を聞きました。

他流の話なのであまりあれこれいうものではないのでしょうけれど、とある流派が断絶することがかなり確からしいという話です。

はたから見ると何とももったいないことだ、なんとかして残らないものか、と思うところではありますが、当事者からするとそうならざるをえない、そうせざるをえない事情もあるのでしょう。

案外他人ごとではなくて、神道夢想流でも乙藤春雄先生が神戸に伝えられた系統は免許皆伝者がなく、今後将来にわたって本来あるべき形での伝承は難しい状況と言えるでしょう。


生者必滅、と言いますからどんな歴史ある流派もいつかは途絶える、それが世の習いと言うものなのかもしれません。

2020年10月14日水曜日

はんぶん

 ごく大雑把に考えると、杖道を始めてから6段になるのに最速で16年くらい。

そして、そこから8段になるのに最低16年。


6段っていうと先生と呼ばれるのが当たり前くらいだし、高段者と言って差し支えない段位ですけれど、そう考えるとまだ「ようやく半分まで来たかな」っていうくらいなんですよね。


もちろんそんなにスムーズに昇段できるわけでもないし、8段取得で修業が終わるわけでもないわけですが、なんというか、まだまだ先は長いし、まだまだ楽しみがいっぱいありそうですね。

2020年10月11日日曜日

きづかい

いま菅生小学校の稽古では先生がお家の事情で稽古になかなか来られないので、私が代理で稽古の音頭を取らせてもらっています。

ずっと、というものでもないので「事情が落ち着くまでのしばらくの間はみんなで助け合いましょう」と言うことで私もできる範囲でのお手伝いと思ってやっています。


さて、先日先生が少しだけ顔を見せられて

「手伝ってくれるのは有難いけれど、せっかく再就職したんだから職場に迷惑かけちゃいけないよ」

「杖道はあくまで趣味だから、仕事と健康がまず大事だからね」

とお言葉をくださって、実にごもっともなことです。


こういう気遣い、気配りはさすがに先生だな、こういうところは私では到底及びもつかないな、と改めて思いました。

単に型が遣えるとか打突が出来てるとかじゃない、全剣連がいうところの全人的な意味合いでの練達と言うのはこういうところに現れるものなのかもしれませんね。


はい、そうです、最近再就職しました。

お祝いをお待ちしています。

2020年10月6日火曜日

おながれ

 聞くところによりますと、今年の広島大会は中止となったそうです。

先日姫路で講習会をやったので、ひょっとしたら広島大会もやるのかなと思っていたんですけれど、残念です。

さすがに中四国に留まらず九州や関西まで人を集める大会は開きにくいですよね。

さて、そうすると次の東京の審査会がどうなるのかが大変に気になるところ。

和歌山での審査が実施されたことを考えれば当然実施されるんだろうとは思うんですけれど、開催地が東京の予定なんですよね。

東京への行き来はかなり制限されている組織も多いので、正直な話、大会がお流れになってしまった埼玉とかで開催していただくほうが、行く側としては行きやすいところがあるように思います。

施設を予約する都合上そう簡単にも行かないでしょうけれど。

もうすでに実施に向けて色々段取りが進んでいらっしゃるんでしょうけれど、さてどうなるのやら。

気にしててもしょうがないので素振りでもするか。うん、そうしよう。