2017年2月22日水曜日

おにゅう!

またオモチャ武器が増えたぞー!

今回増えたのは十手です。長さ42cm。

一応稽古用ということで、白樫の六角棒にステンレスの鉤をつけたもの。
落としても床を傷めないように、鉤にはビニールホースをかぶせてあります。

最初に言っちゃうと、太過ぎた。
いつも使ってる杖と同じ25mm径で削ってもらったんですけど、対角線じゃなくて平行面の厚みが25mmなので、丸棒と比べるとちょっと太かった。
鉤も9mm径の棒をつけてもらいましたけど、7mmで十分だったなって気がします。

色々加工をすることを考えると、太めのほうが作りやすいし強度でも安心という面もあるので、まあいいか。そういうことにしておきます。無理矢理だけど。

別に樫製の扇も買ってあるので、これでいつでも中和流と一角流の稽古ができます。
やったね!

なお相手は以下略。


調達の手順を述べておくと、
1.木工所に樫の六角棒を注文する
2.鉄工所に鉤をつけてもらう
です。

鉄工所の人と色々話をしてみたら、やっぱり「丸棒に鉄の輪を嵌めて、そこに鉤を溶接するのが一番安くて早い」んだそうです。
鉄の輪は鉄パイプを切断してすぐ作れるから。
ただ、このやり方は木刀を受けた時に木刀のほうが鉄の輪の段差で痛むことが考えられるのでどうかなあ、と思っています。

六角棒だと、棒をちょっとはつったりして加工の手間がかかるので、お高くなるとのこと。

ほかにL字型のボルトをねじ込んでナットで留める作り方もできるけれど、どうしても鉤を回転させる方向への抵抗が弱いとのことで、今回はパス。

2017年2月21日火曜日

けんさく!

なんで閲覧数が伸びないかって、わかった気がする。

「捕縄術」なんて一般的でないワード使ってるのがよくないんだ。
ちなみに読み方は「ほじょうじゅつ」です。

ふつーのひとはたぶん「縛り」とか「緊縛」とか、あるいは「捕縛」って単語を使うんだよね。
捕縄術なんてその道のさらにマイナーな部分に興味ある人しか使わないんですよ。
そりゃそうだ。


というわけで、人間を縄で緊縛する伝統的な技術、江戸時代から伝わる人間の縛り方を実践動画で紹介するサイト、それがこのblogです。
興味のある人は、右の「動画」ラベルからどうぞ!!

以上、google対策以外の何物でもない記事でした。
念のために言っておきますが、当blogは100%健全です。
いわゆるところのSM的な18禁な画像や動画は一切ありません。

2017年2月20日月曜日

さいごだ!

捕縄術もついに最終回。

企画・準備の段階から考えると3か月近く掛かってましてね、もっとみんな褒めてくれていいんですよ?

ちなみに、焼肉は一人で行ってくることになりそうです。

・ゆっくり杖道番外編:本を読んで一達流捕縄術やってみた 最終章


2017年2月14日火曜日

だいはち!

動画の第8部。
色々遊んでみた。
まあいいじゃない。

・ゆっくり杖道番外編:本を読んで一達流捕縄術やってみた Part.8



2017年2月13日月曜日

たんぱく!

私が草食系だとかそういう話ではなくて、タンパク質についてすこーし。

杖道をやるきっかけとして全身運動だとか健康維持だとか、いるのかどうか知りませんがダイエット目的だとか、そういうものもあると思うんですけれど、今日は体を作ることについての話です。


私も専門家じゃないのであんまり突っ込んだことは言えないんですが、ネットサーフィンしてるうちにちょっと興味を惹かれる記事を見つけましてですね。
それがこちら。

明治乳業 「あなたは大丈夫?日本人はたんぱく質不足」

この統計によると、現代日本人のタンパク質摂取量は戦後間もない1950年代とあまり変わらないレベルに落ち込んでいるのだそう。

「お肉を食べたら太る」みたいな正しいようで全然正しくないようなそういう風潮があるんでしょうかね。

そういえば、学生と合宿に参加してもなんだかご飯を食べきれてない人がちらほら見えるような。
「お残しはあきまへんでー!!」というだけじゃなくて、運動したら栄養と休養をしっかりとる、ということが丈夫で健康な体を作るためにはやっぱり欠かせないと思うわけですよ。
重たい刀を振ってもグラグラしない芯の通った体を作るには、やっぱりそういうところも多少は意識しなきゃいけないのかなって思ったわけです。

ボディビルなんかに熱心な方が言うには、「運動してすぐにプロテインを取ると筋肉が効率よく成長する」とのこと。
プロテインまで行かなくても、運動後に牛乳をコップに1杯か2杯でも効果はあるってガッテンでも言ってましたっけ。

ムキムキマッチョマンを目指す人は杖道の中には少ないと思いますけど、女性ならしなやかで張りのある体作りのために、男性なら基礎代謝をあげて肥満防止のために、高齢者なら段差での躓きや背筋が曲がったりするのを予防するために、そういうことを気にしてみたらどうかなと思いました。

断っておきますが、私は決して乳業の回し者ではないですよ。

2017年2月9日木曜日

ななつめ!

誰も求めてないし、誰も興味ないのかもしれないけど、やりたいからやる、それでいいじゃない。
ということで、一達流捕縄術の第7弾。

この回はホントに疲れた。
こんなむなしい努力でも誰か慰めてやろうという人がいたら焼肉でも奢ってください。

・ゆっくり杖道番外編:本を読んで一達流捕縄術やってみた Part.7


2017年2月7日火曜日

だいろく!

今日も例の動画の続き。

日々マネキンを相手に縄掛けにいそしんで…ということはなく、縛るよりもむしろPCでの編集作業のほうがよほど大変。

・ゆっくり杖道番外編:本を読んで一達流捕縄術やってみた Part.6




2017年2月5日日曜日

だいごぶ!

例の動画の続き。

自分でも何やってんだろう、って気分になる時もあるけど、気にしたら負けだ。
びっくりするほど反響もないけど、気にしたら負けだ。

・ゆっくり杖道番外編:本を読んで一達流捕縄術やってみた Part.5


2017年2月3日金曜日

杖道上達講座 その5:太刀の持ち方

前回に引き続き、ちょっと稽古で話題に出たネタで一席。


ホントのこと言うと、居合やってるわけでもない私がこのネタ語ってええものやらどうなのやらと思うんですけれど、
曲がりなりにも5段をもらったからにはせめて初2段くらいの人たちにそれなりの説明が出来ねばなるまいと思い、筆を執った次第。

細かいことは解説書にも書いてあるので、まずは見てもらうのが早いでしょう。

柄に対して、腕の線が斜めになるように握る。
ゴルフをやったことのある人は、ゴルフクラブの握りをして前後に離した感じだと言えば伝わるでしょうか。

ダメなやつがこちら。


ちなみにちゃんと握ったところを上から見るとこう。
橈骨がかぶるように、っていうか、しっかり絞ってね、って感じですかね。


んでもって中段に構えたときがこんな感じ。


一応、「左手で握れ、右手は添えるだけ」「左手で切れ!」みたいに言うんですけど、なんていうか、そればっかり意識しちゃうとギューッって握りしめちゃって却って逆効果に思えるときがあるんですよね。
確かに力の配分で言うと左が7、右が3くらいな感じには違いないんですけれど。

個人的な感覚だと、「握る」っていうよりは「支える」とか「手の内に収める」ってくらいの感じというか、「これ以上緩くしたらおちちゃう!」ってくらいにゆるーくしておくような意識なんですよ。
握りしめちゃうと腕も方も力んじゃって動きが硬くなるから。

かといって、掌が見えるようなガバガバな握りもダメ。
構えを解いたとき、八双に構えたときに、右手の掌が開いて見えてる人がぼちぼち見られますけど、以前大阪の森本先生が「あれは良くないよ」っておっしゃってました。
私もそう思うようになりました。緩くしてるんじゃなくて緩んでるだけですよ、あれ。握りが解けちゃってる。


取り留めなく色々書いてきましたけど、順序を追ってまとめてみますと、
1.まずは中段・正眼できちんとした形に握れるように意識する。先輩や先生に診てもらうとよろしいでしょう。
2.形が出来たら力の配分を意識する。腕や肩からもなるたけ力を抜きましょうね。
3.八双や構えを解いた姿勢、その他いろいろな形での握りを意識する。特に右手がガバガバになってないかを見る。

こんな感じですかね。一気にあれもこれも追っかけるんじゃなくて、一つ一つクリアしていけばいいと思います。


それともう一つ、自分の体格に合った木刀を使ってくださいね。
子供や女性、背の低い人が柄の太い木刀を持つと、きれいに握れないことがあるみたいです。
逆に手の大きい人があまり細い柄の木刀や太刀を持つと握りにくいはず。

購入の際に吟味するか、太いなと感じたらかんなややすりでちょっと細くしてもいいんじゃないでしょうか。


p.s.
なんで前回も今回もこんな写真があるのかって?
実は似たようなネタでコミケにフリーペーパー出しましてね。
その使いまわしです。はっはっは。

<2018.3.21加筆>
ここに書かれていることはあくまで全剣連式及び神道夢想流の所作についてであって、かつ「私はこういう風に習った」ということであり、流派によって細部は異なります。
また師範によっても考え方や表現が異なります。

2017年2月1日水曜日

つぎつぎ!

特にネタもないので、動画の続き。

設定を見直したら多少画質が改善した。
っていうか、アップロード先の規約が最近改定されたのをこの動画をエンコした後に知りました。

次からはもうちょっとよくなるかなあ。

・ゆっくり杖道番外編:本を読んで一達流捕縄術やってみた Part.4 本縄5~8本目



あと、日ごろ真面目ぶっといてたまにヘンなことをやるとろくなこととにならんのやな、って改めて思いました。