先日、人の誘いでSDGsフェア的なイベントに顔を出してきました。
SDGsなんて微塵も興味がないんですけれど、前の仕事でもそんな感じの仕事をしてたのでポスターの1枚でも出してるかなーと思って回っていたら、木材屋さんがブースを出していたのでつい声をかけちゃいました。
むろん「武道やってるんですけど、最近白樫がなくって武道具が手に入らなくて困ってるんですよ」的なお話です。
やっぱり専門家ですから樫がないのはよくご存じでした。
色々お話を聞いていくと
「樫が全くないことはないんです。ただ、山主さんが切って売りたいと思っても、原木を売って得られるお金よりも切り出して販売する手間賃のほうが高くて赤字になっちゃうので、それだったら放っとけってなってるんです」
みたいな事情もあるらしいです。
言い換えると「切り出しやすいところの樫は大体切ってしまった状態」とのこと。
最近は原油高とか人件費上昇とかで材にして乾燥させる費用がかさむようになっており、なおのこと切り出しにくい状態になっているようです。
山主が自分で切って自分で板にして自分で売る、ってわけにはいきませんからね。
樫を切った後に植樹もしているそうなんですが、それがものになるまで50年100年かかるし、それにシカとかイノシシが天敵になっているとのことで、社長自ら狩猟免許(ワナ、猟銃とも)取得して頑張ってます、とかなんとか。
なかなか先行きが見えない状況なんだなあと改めて感じた1日でした。
余談ですが、本日のタイトルである「かしのき」について、山口県に「菓子乃季」という製菓会社がありまして、「月でひろった卵」というお菓子が有名です(本籍山口県の人間の義務的発言)。
「萩の月」のパクリ? バリエーションのない萩の月と違って月でひろった卵には色んな味がありますから一緒にしてもらっちゃ困りますねえ。あ、別に萩の月に恨みがあるわけではないですよ、もちろん。私はどっちも好きです。