2026年8月16日日曜日

はためく

 今日は昼から久々の雨。

おしめり程度のものですが、こないだの台風でさえろくに降らなかったので恵みの雨と言いたいところですが、千葉では同じ雨でもえらいことになっているようで、被害にあわれた皆さんにはお見舞いを申し上げます。

去年地区講習をやったあたりだよなあと思うとなお思いにふけってしまいますね。


さて、今日の本題。

先日より「国旗損壊罪」が施行されました。

法務省の発表によれば
「人に著しく不快又は嫌悪の情を催させるような方法により、公然と国旗を損壊し、除去し、又は汚損する行為を処罰対象とする罪であり、法定刑は、2年以下の拘禁刑又は20万円以下の罰金」
なんだそう。

国旗にかかわらず旗というものは団体なり個人なりを象徴するもので、権威や尊厳の表象でもあり、地面に落としたり傷つけたりしないようにと私は心がけています。

確か中学校の時に国旗掲揚の当番があって、その時にあれこれ教えてもらったんだったかな。それ以来ですかね。各国軍隊や警察ではもっと厳しく教えられていると聞いています。

旗をいい加減に扱ったり意図的に傷つけたりするのは見ていて気持ちのいいものではないですね。

ただ、じゃあそれを刑罰に付すべきかというと、それも違うんじゃないのかなとも思います。

法律論を並べだすと「他人の所有する国旗なら器物損壊罪で足りる。自己所有の国旗を自分で損壊した場合は他者の権利を損害していないので刑に当たるはずがない」とか「憲法の定める内心の自由、表現の自由に反する」とか色々あるみたいですけれど、そこらへんは詳しくないので専門家に任せます。

ただ、先日の講習会の片づけで旗を畳んでいるときに「これからはこれを傷つけたら犯罪者になっちゃいますね」って私が言ったらそばの某氏が「早苗ちゃんのお気持ちですからねえ」って。

結局そういうお話なんでしょうけれどね。

誰かのお気持ちを害したら訴えたり捕まえたり、それは法治主義としてやったらいかんだろと思うんですよね。でも社会はそうではない方向に進んでいるような気がする。ぜひ「私の気のせい」で終わってほしいところ。

高市早苗首相にも、「国旗損壊罪を制定しただけの人」として終わってほしくはないですね。



余談ですが、「早苗」と言われてコワモテの男性が浮かぶのは岡山剣連関係者のあるあるなのではないか。

中央:田中早苗 剣道範士8段/岡山県剣道連盟副会長

2026年8月8日土曜日

かしのき

 先日、人の誘いでSDGsフェア的なイベントに顔を出してきました。

SDGsなんて微塵も興味がないんですけれど、前の仕事でもそんな感じの仕事をしてたのでポスターの1枚でも出してるかなーと思って回っていたら、木材屋さんがブースを出していたのでつい声をかけちゃいました。
むろん「武道やってるんですけど、最近白樫がなくって武道具が手に入らなくて困ってるんですよ」的なお話です。

やっぱり専門家ですから樫がないのはよくご存じでした。

色々お話を聞いていくと
「樫が全くないことはないんです。ただ、山主さんが切って売りたいと思っても、原木を売って得られるお金よりも切り出して販売する手間賃のほうが高くて赤字になっちゃうので、それだったら放っとけってなってるんです」
みたいな事情もあるらしいです。

言い換えると「切り出しやすいところの樫は大体切ってしまった状態」とのこと。

最近は原油高とか人件費上昇とかで材にして乾燥させる費用がかさむようになっており、なおのこと切り出しにくい状態になっているようです。

山主が自分で切って自分で板にして自分で売る、ってわけにはいきませんからね。

樫を切った後に植樹もしているそうなんですが、それがものになるまで50年100年かかるし、それにシカとかイノシシが天敵になっているとのことで、社長自ら狩猟免許(ワナ、猟銃とも)取得して頑張ってます、とかなんとか。

なかなか先行きが見えない状況なんだなあと改めて感じた1日でした。


余談ですが、本日のタイトルである「かしのき」について、山口県に「菓子乃季」という製菓会社がありまして、「月でひろった卵」というお菓子が有名です(本籍山口県の人間の義務的発言)。

「萩の月」のパクリ? バリエーションのない萩の月と違って月でひろった卵には色んな味がありますから一緒にしてもらっちゃ困りますねえ。あ、別に萩の月に恨みがあるわけではないですよ、もちろん。私はどっちも好きです。

2026年8月1日土曜日

おたすけ

 昨日の稽古の参加者は中級者以上だけだったので、久々に短杖術をやりました。

だいぶ久しぶりだったのでどうかなと思いましたが、まあまあの出来。

併伝も古流も制定も、ちゃんとやっていきませんとね。


さて、熊本の地震について。

今は専門の人たちのサポートが必要な段階だろうと思うので、私がなにかすることは今のところはないのかなと思うんですね。

ただ、今度の地区講習があるころにはいくらか落ち着きも出てきてるでしょうから、なんぞ余分にお土産でも買って帰ろうかなと算段してるわけですね。

熊本のお土産と言えばなんでしょうね。からし蓮根とか、ちくわサラダとか? どっちも日持ちしないからなあ…。


何なら講習会の後どこかにもう1泊してってもいいなー、なんてね。

それこそ10年前の地震の時に、発生から1か月ほどして九州1周ツアーをやりましたけども、熊本以外でも大体どこ行っても空いてたわけでなので。

それこそ阿蘇山のどっかでも行ってみようか、どうしようか。
大分の温泉もいいし、佐賀の嬉野温泉もよさそうだし、熊本からフェリーに乗って島原もいいかもしらん。
宮崎と鹿児島はさすがに遠すぎるのでご勘弁いただきたいが。

ただ財布がまた泣きを入れてきそうなのがねえ。

2026年7月28日火曜日

たいへん

 またしても熊本で大地震が発生し、なかなか大変なことになっているようです。

皆さんのご無事を祈りつつ、当blogはそういう時だからこそ笑顔になれる話題を提供していきたいと思います。


先日、それこそ熊本でナイフ事件が発生したのに関連して、稽古の休み時間に私のオモチャを引っ張り出して道場の皆さんとお話をしました。

うちの道場には(元)警察官がいらっしゃるのでお話のネタが豊富です。

ちなみにオモチャってのはこれね。いつか載せたけど。

遠間なら薙刀でも木刀でも遣いようはあるけれど、ナイフが出てくるのは基本的に近間・近接戦なので、そこまで入り込まれたら長物もなあとか、

ナイフが飛び出て襲い掛かるまでせいぜい2秒だから、いわゆる1足1刀の間合では拳銃だと「抜いて、狙って、撃つ」が間に合わないことが多いとか、

だから現場で拳銃を抜くときは万が一のために警棒を手首にをぶら下げながら抜けと言われるとか、

昔は拳銃は抜くなと言われたがそのために警官の死亡事例が相次いで、今ではすぐ抜けと言われる、ただし22口径では当たっても「熱ッ!」くらいで実際ナイフ事件で撃たれた人間も倒れてなかった、あれでイノシシやクマを退治しろと言われても無理だとか、

やっぱりナイフを突きつけられた状態では杖や短杖が便利だよねとか、

警棒も昔は樫の棒ですぐ使えたけど、今の飛び出し警棒は手で伸ばして使わないといけないから却って不利だとか(振った勢いで飛び出させると曲がって戻らなくなることがある)とか、

そんなお話で盛り上がりました。


ちなみに私が模擬ナイフをちらつかせながら「オッサン、財布出せよオイ(ノリノリ)」とかやってたら、

後輩A「今時スマホ払いだから財布にお金入ってないっすよ」
後輩B「昔はジャンプさせてチャリチャリ言ってんじゃんとかやってましたけど、今はねえ」

なんて返されて、もう時代についていけてないなと思いました。そりゃコンビニのレジを襲うよね。


今日もそんなお話でなごんでいただければ幸いです。

2026年7月25日土曜日

ていせい

 前々回の記事で「私はそれなりに稽古しているほう」と書きましたが、改めて考えてみると、それはせいぜい杖道での範疇だよなという話。

剣道とか柔道とかのガチ勢はそれこそ「稽古休みが週1日」みたいなレベルで稽古してるわけですからね。

暑かろうが寒かろうが関係なし。

そういう人たちと比べたら足元にも及びませんね。

スポーツ化してると言われがちですけれど、稽古の量と内容を考えたら、本気で戦って強いのはやっぱり剣道・柔道の皆さんだと思います。

2026年7月22日水曜日

おどりて

 武道やっててよく言われる言葉でさ、

「腰が上下しないように」

「メリハリをつけて」

なんてのがありますね。


どういうことやと言われたら、こういうことやと返したい。



こんな動きができたらええなあ~~~!!!

しみじみそう思います。

「あんなのは演武じゃない、ただの踊りや」なんてことを言う人がいますが、踊りをやってる人からしたら「そんな適当な演武もどきと一緒にすんな」と言われそう。

なんかこう、「体重を消す」とかいう物理学に反したことを言いたくなる、そんな踊り。

それを抜いても、中腰で重心を安定させながら自在に動くという、私なら10秒でギブアップしそうなことを福々しいお顔で見事にやってのける、まことにお見事。

徳島にはこんな爺さん婆さんがざらにいるって、本当ですか?

2026年7月19日日曜日

でげいこ

 先週は鹿児島、今週は鳥取へ出稽古。

今回は杖道7段審査を目指してのお稽古です。

いつも私とやってたら「私とやる癖」がついちゃうので、今回は特別ゲストをお呼びしました。


はい、全日本杖道大会優勝者です。これ以上ない相手ですね。

…と言いたいが、本当は「うまくない相手」…じゃない、「ちょっとクセのある相手」とも稽古してもらいたいのが本音。
上手い人とやると、自分も勝手に上手くなったような気になっちゃいますからね。
むしろ「この人イマイチやなあ」と思うくらいの相手と稽古して、それでもちゃんとした形になるようにできれば言うことはない。

まあそんなわがままを言いだすとキリがないし、むしろ全日本優勝者と稽古できるほうが珍しくて嬉しいはずなので、コレでヨシ。

ところで全日本優勝者さん、せっかく引っ込んだお腹がまたせり出してきてない?
嫁さんの飯が旨いからかな?


え、稽古の中での私の仕事ですか?

私の仕事は、つまり、その、横から見て何を感じたかを伝えること、ですかね。

サボってんじゃねーかと言わないで、口にするだけのことはちゃんと自分で示してたはずだから。


大体片道何時間もかけて遠出して稽古してる人なんてどれくらいおるんやっちゅう話で、これだけあちこち飛び回ってるんだから私は相当一生懸命稽古してるほうですよ、きっと。たぶん。おそらく。