2026年5月7日木曜日

みやこじ その4

「写真ちょーだい♡」なんてコメントが来ていましたが、自分が写ってるのはご自由に保存してお使いください。
もっとあるだろって? ぼくはドラえもんじゃないので…。

 


さて、8段審査を見学して私が思ったところを少し並べて書いてみたいと思います。

1つに、8段を受審するような方の中でも細かいところで基本が不十分な点がちらほら見えました。

例えば、ウチバリ(引落打)やソトバリ(逆手打)のあとの後ろ足が横を向いている。
あるいは、杖を引いたときにいっぱい取れていなかったり杖の中心が体の中心とずれてたりする。
または、太刀が八相に構えて杖に接近したときに、一瞬の停止ができていない。

そういうところが目立つほどに合格からは遠ざかろうかと思います。


2つに、自分本位になっている場合。

早く業を遣いたがっているように見えたり、やたらに太刀を追い込んで打ったり、そういう場面ですね。

審査という場面ではどうしても「自分は他より優れている」と示したくなって、つい自分の業ばっかり考えたくなるものです。
ただ、前にある先生がおっしゃっていたのは「自分ひとりで受かろうとするんじゃない、『あなたと一緒に受かりましょうね』っていう考え方でやらんといかん」ということ。
「杖道の形は2人で1つ」「相手との会話」ということですね。

わかりやすいのが12本目。99.9%の人が、繰放くらいから休む間もなくドンドン遣っちゃうんですよね。そこできちんと動くところ停まるところをわきまえて遣えるようになると見違えてくると思います。特に太刀。

こういうところができてた方から通ったかなと思った次第です。


偉そうなことを書いてはいますが、結局これらは6段審査、7段審査でも求められていることであり、私も7段審査を受ける時には「7段以上として」のそれらを示さないといけません。

口では色々言えても、それを体で示すのが大変。だからお稽古せんといかんわけですね。


最後に、前に講習会で森本杖道委員長がおっしゃっていたことですが、
「審査に受かる業と、大会で旗が取れる業は違います」
「例えゆっくり柔らかく遣っても、正しく遣っていれば早く厳しくなるものです」
という2点。

皆さん、稽古に励んでいきましょうね。


あ、8段審査のあと南禅寺を観光に行きましたけど、別におっさんの観光記録なんかいらんでしょ? (博錬会と被るからというのが本音)

2026年5月6日水曜日

みやこじ その3

 5/3、この日は杖道8段審査を見に来ました。

10時受付開始、11時審査開始という話だったので、まあ10:20頃についてりゃ上等やろと思って現地に着きました。そしたらもう審査始まってるやん…。

挙句会場は既にいっぱいで入り口からしてこの有様。ダメだこりゃ。

しょうがないので剣道の演武を見に武徳殿へ。1次審査が終わるころには審査会場も多少動きがあるやろ。



剣道の試合はやっぱり激しいですね。

試合形式だからこそ養われる激しくかつ繊細な駆け引きがあるんでしょうね。

上段は炎の構えと言いますが、実際がら空きの胴を晒して相手の竹刀と向かい合う恐怖を思うと腹の奥が冷えます。





おっ、剣道対なぎなた。

剣道が前に出ようとしたところに喉に突き刺さるなぎなたの突きのおっかなさ。

かと思えば、竹刀を払ったりすねを狙おうとしたりでなぎなたの切先がそれた瞬間にすっ飛んで打ち込んでくる剣道の機動力。

良いものですねえ。



こちらは二刀、それも逆二刀ですよ。

しかも1本取っててさらに凄い。


30分くらいしてどうなったかなと思ってサブ道場に戻ったら、なんか会場整理が入って中に入れるようになりました。やったぜ。
まあ1次審査の半分以上見逃したんですが、それはそれ。2次審査は全部見られたしね。


結果につきましては既に公開されている通り、3名が合格。素晴らしく、またおめでたいことです。

最高齢93歳で合格された西島先生は後で年齢を知ってびっくりしましたが、演武を見る限りそれを感じさせないものでしたし、落ち着きがお見事でした。

矢ヶ部先生は、岡山の大会で7段の部で優勝されてから8段がなかなか遠かったですよね。

去年の全日本大会の後の電車で一緒になって色々お話もしましたが、「なかなか右手が強いのが抜けなくてよく怒られてるんだよ」とかそんなことも言われてましたっけ。

しかし審査では「これは間違いなかろう」という演武でしたし、しっかり間を取って、相手を見て業を遣っていらっしゃるなと思いました。なかなかできないことですよこれは。

神奈川の岩本先生は52歳という8段としてはごく若手の年齢で、若さからくる力強い演武が特徴だったと思います。今後のご活躍が期待されるところです。


さて、審査も終わってご飯どうしようか、雨降る前に帰ろうか、と思っていたら「あの…」と女性から声をかけられました。

「野澤から荷物を預かってます」

マジで~~~!?!?

ひょっとしたら私が8段審査に来なかったかもしれないのに、道着でもなく名札も着けてないのに、よくぞ見つけてくださいました。ありがとう、ありがとう。

お遣いにして申し訳ないけれど、野澤先生へのお返しをお渡ししておきました。ご堪能いただければ幸いです。

やっぱりねえ、普段から徳を積んでおくとこういうことが起こるんですね。
…というのは冗談です。15年ほどblogを続けてきた、そのおまけですね。なんにせよありがたいことです。

ありがたいことですが、どうせなら「100万円ほしい」とか書いておくべきだったかな。それやったらパパ活となんも変わらんのでしませんが。野澤先生もパパ活にハマらないようにお気を付けください。

バターサンドおいしいなあ。

2026年5月5日火曜日

みやこじ その2

 普段は100~200件くらいのアクセスなんですけど、なんか5/3に600件とかのアクセスがあった模様で、皆さんちょっと気が早すぎませんかね?

私にだって別の予定とか休息というものが必要なんですよ。ご理解いただきたい。


それでは本番たる5/2。

朝6時に起きて、7時に京都駅からバスに乗って、7時40分くらいに会場に着いたらもう人がいっぱい。みんなはえーよ。

野澤先生いらっしゃるかなと思って探し回るも姿は見えず。後ほど北海道・伊藤先生に伺ったら「申し込みはしたけど都合がつかなかったみたい」とのこと。マジか~。残念。お返しのお土産、用意したんだけどな。

それと吉田先生に「こないだのお礼です」ってお土産渡したら「これどうぞ」と昨日投稿したさが錦を頂きました。ありがとうございます。これで吉田先生も足長おじさん2号です。

…足長おじさんというよりは腹太らせおじさんかも知らん。おっさん太らせてどうしようって言うんでしょうね。

さて、当日はいろいろありまして、見学に一生懸命になっていたら呼び出しが始まって私が行方不明みたいになりかけてたり、運営の皆さんにご迷惑をかけたりしましたが、熱心さの余りのことであるとご勘弁いただきたい。ごめんなさい。

あとは写真とともに。つまりは言葉にまとめるのがだるい。写真に写ってる皆さんはご自由に使ってください。

やっぱり晴れてると写真写りがいいですね。ピントもすぐ合うし。

長柄の鎌。やはり長物は見栄えがしますね。

鳥取藩伝来、雖井蛙流平法。剣道の名人の太刀遣いは圧巻。剣道の皆さんももっと古流の伝承に力をいれてほしいなあと思う今日この頃。

尾張貫流。「あの槍って一本ものなのかな?」って先生がいらっしゃいました。「聞いてみたらいいんじゃないですか?」って言ったら「そんなことできるかいな」ですって。


隠れ(?)ファンの多い渡邊先生と、田畑先生。お姿もバシッと決まってらっしゃいますね、流石。



森山先生(旦那さん)と吉田先生。奥に岡山の河原先生と広島の水原先生。上席の範士の先生方。撮影対象が多い。


福田先生と森山先生(奥さん)。割といい写真が撮れた気がする。



黒郷先生、去年「鎖鎌とか久々に合わせた」とか言われてましたが、杖道委員長を辞めて時間ができて「古流や併伝も頑張ってやっていかなきゃ」みたいな気持ちでも芽生えたんでしょうか。お互い頑張っていきましょうね(偉そう)。



薙刀。こっそり奥に吉田先生。
たまに「山姥みたいなおばちゃんたち」とかいうひどいこと言う人もいますが、皆さん手練れでございましてね。うかつなことを言うと首が危ない。

杖道の部の色んな写真。書こうとすると書ききれないので、基本的には写真だけでお楽しみください。



後輩夫婦と吉田先生と森山先生(奥さん)。接触しそうになっても上手に回避する、やはり錬士ともなればそれくらいは当然らしい。







高山先生ご夫婦、年齢を知ると割とびっくりしちゃう。だってお二人とも背筋も業もしゃんとしてらっしゃるので…。


なんか、接触してません? コワー…。






アンディ先生、アームフォート先生、立ち姿の風格が凄く凄い(語彙力)。

坂上先生。「顔が強い」と一部で評判です。顔だけでなく腕前ももちろんお強くていらっしゃる。





奥に注目するか手前に注目するか。見るのも写真撮るのも迷っちゃう。




杖道の部、最終演武。凄い(語彙力)。

次は居合の部。
模範演武。Nice 切り下ろし。



後輩嫁の部。



後輩旦那の部。



後輩新婚さんの部。11日に結婚式だそうです。おめでとう。皆さんもおめでとうと言ってあげてください。

背が高くて足が長くてそれに合わせた長い刀を振り回してると、圧倒する迫力を感じます。ええなあ(足が短いおっさんの嘆き)。

岡山の吉澤先生と京都ブライヤー先生。ピントがブライヤー先生に持っていかれたけどまあええか。ブライヤー先生、いつも運営お疲れ様です。

アンディ先生、杖でもそうですけどこの風格はどうやったら出せるんでしょうね。もちろん答えは「稽古」なんでしょうけれど。


岡山の岡安先生。実は14年前からこのblogに登場されています。当時は新進気鋭の若手って感じでしたけど、今は貫禄というか位を感じるようになりました。

去年も登場、ウーデルホーヴェン先生。おひげがご立派、ただそれだけで写真掲載しています。もちろん居合の業もご立派です。



杖の相方。居合の8段審査は残念でした。次がありますよ。

坂上先生。やはり顔が強い。余談ですけど、父方の爺さんがちょっと坂上先生に似てる気がするんですよね。だから何だと言われたらそのとおり。


大阪の馬場先生。「杖の8段審査が106歳かと思ってたけど、短縮規定で101歳で受けられるわ」とか仰るだけでも驚きですが、この年齢で正座・立膝から居合の業が遣えるだなんて、本当に同じ人間なのかと思います。お元気でいてくださいね。

とりあえずはこんなところで。

北海道勢の写真がないことに関して一部から文句が出そうな気がしますが、来年以降にご期待ください。期待に応えるとは約束できませんけれど。


演武が済んで、一杯がうまい!

終わってみてから自分の去年と比較してみると、いくらかマシかなって感触です。

それでも撮影係の写真を見てみるとやっぱり「ちょっといまいちかなあ」みたいなところもあり、あくまで「去年よりはマシ」って感じですね。

今改めて思うと去年は力も気も抜けすぎてたなと思います。それが反省できただけでも今年の収穫かな。

いつどんなタイミングで写真を撮られても美しくかっこよくあるように、稽古せんといけませんね。



あとちょっと思ったことなど。

観客席から見たときに、柱があり、掲示板や机があり、係員がいて、出場者が並んでいて、見づらいだろうなと思いました。

もちろん運営上の都合があり、出場者を滑らかに回していく必要があり、観客の都合は最後になりがちであるというのはよくわかります。
ただ、この状態では「何のための観客席なのか」という感覚にもなります。
私は出場者でもあるからいい位置から見学できるし写真も撮れるんですけども。

運営の皆さんとしたら考えないといけないことがたくさんあるんでしょうけれど、個人的にはもう少し観客の見やすさを考えてもいいのかなと思いました。

以上、5/2の思い出でした。