2013年11月18日月曜日

とつぜん!

2日間にわたって行われた講習会もつつがなく終了しました。

いい稽古になった、というよりは、日頃如何に稽古できていないかがよく分かった2日間でした。


「『中段』をやってご覧なさい」

と言われたときのあのドキドキ。
やっぱり日常できちんと稽古が身についているかどうかって言うのはこういうときにあらわになるんですよねー。

実際、中段の繰り付けはさっぱり出来てませんでしたもの。
うーん、小手を取ったときの位置が深すぎたのと、きちんと小手を引き寄せて崩し切れていなかったのと、振り返ってみれば色々直すところがありそうです。

さて、初日の剣術での学びは「太刀腰」。
神道流の下段の構えは剣道連盟の下段よりもやや体を開いて腰を落とす感じ。後ろの足も外向きに。
そして相寸で回刀し小手を斬る瞬間も太刀腰で。
打太刀が面を切り付けた瞬間の小手は、面よりも低い位置にあるのでこれを斬るには仕太刀もわずかに腰を落としてやらないといけない。

また稽古に励まねば!
…といいつつ、体調のこともあり、さて、まずはゆるゆるとムリせずに。

昇段審査を前に緊張の面々。新しい人が増えるのは大変有り難いことですね。段級をもらっただけで終わらずに、是非今後も稽古に来ていただきたいです。



7段受験予定者による演武。奥で冨永先生が見つめています。



2013年11月10日日曜日

ふあんだ…

次の週末はもう恒例の講習会。
早いですねー。

全然古流の復習が出来てないんですが、どうしましょうね。
順序については一応覚えているはずですが、細かい理合や攻めはちょっと自信がないですね。

ちなみに、場所は芳田小学校。今回は確認済みです!
16日は13時30分から古流。
17日は10時から制定。但し8時30分から審査がありますから受験する人は早めに行きましょう。
ん?時間は合ってったっけ…?ど忘れ…。明日にでも確かめます。確かめました。




ちなみにちなみに、17日には岡山市の岡山武道館で「岡山古武道祭」も開催されます。
今年は出ようかなーとか思ってたのに、まさかのダブルブッキング。
講習会に参加するので私は出られませんが、先生は古武道祭で演武を済ませ次第講習会に向かわれるらしいですね。




自分の上達がまずは第一ではあるんですが、こうも新しい人が増えないというの若干というかかなり先行き不安です。

このblogもなんとなく身内受けにしかなってないような…。

我が水島道場では常に門下生を募集してますですよ!!
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2013年11月4日月曜日

すぶりだ!

今日は素振り仲間を増やそうと思い、某3段に素振り3種を伝授。円心素振り、据え物斬り、面打ち。
今日のところはとっかかりでもあることだし、50本ずつで終了。
面打ちは少しずつ数を増やして、最終的には睦会の合宿恒例500本まで行きたいところです。

なんでこうもたくさん振るか、というとやはり「軽く振ることを体で覚える」ということだと思います。
たくさん振るうちに段々固さや力みが取れてきて無理なく楽に振ることが出来るようになるわけですね。
また楽に軽く振れないとたくさん振ることが出来ませんので、言ってみれば表裏一体の関係ですな。

木刀の素振りと言えば広島の黒郷先生も「稽古前には準備運動で100本は振って欲しい。」とおっしゃってましたっけ。

ちなみに池波正太郎の剣客商売の第1巻には、息子・大治郎が入門したての門下生に「先ず、二千遍は振れるように」と鉄の輪を嵌めた木刀を渡すシーンがあります。
剣客商売に何度か出てくる言い回しで「体が出来ていなければ稽古が身につかない」ということがありますが、フィクションとはいえ結構真理を突いてるなと思う次第。

とはいっても、いきなり100本とか200本を振ると肘や手首や背中を痛めたりしますから、少しずつステップアップするのが大事。

自分の場合は50本→100本→200本→300本→500本の順。
200本振れたらあとはとんとん拍子でした。