2017年8月28日月曜日

おまいり!

今回はバイクでではないんですけれど、私用で茨城のほうへ行くことがありましたので、ちょっと空き時間を作って行ってきました。
神道流に連なる流れに身を置くものとしては一度は行っておきたいところへ。

鹿島神宮。
鹿島新当流の開祖である塚原卜伝はここの神官の一族の出なんだそうで。



いかにもな雰囲気の、古めかしいたたずまいの武徳殿。


そしてこちら。香取神宮。
剣術の3大源流の一つ、天真正伝香取神道流と関係の深い、戦の神様を祀る神社(らしい)。


うーん、どちらも拝殿は朱塗りじゃなくて黒漆塗りなんですねえ。
なにか意味があるのだろうか。
朱塗りだと血の色=生命力の象徴であり退魔の力があるということらしいんですけれど。


しかしなんですな、旅ばっかりして稽古もしないのに体がくたびれて休まずにはいられない、というのではサボってると言われても言い返しようがないというかなんというか。
この辺からだと遠いんですよね、名古屋から向こうっていうのは。

2017年8月23日水曜日

なつばて?

夏も終わりに差し掛かりたまった疲れが出たものか、
はたまたあちこち飛び回ったくたびれが堪えたものか、
今週はわりとしんどい日が続いております。

今朝は重たい体に気合を入れて稽古に出ましたけれど、夜になってずっしり来る感じがしますね。

なんといっても元気が一番、健康が基本でありますからして、まだまだ暑い日も続くことですし、皆さんもお疲れの出ませんように。

2017年8月19日土曜日

たびびと! その2

先日の審査会の動画と写真のデータを渡しに、いつもの道場を休んで芳田小学校まで足を延ばしてみたら、今日はお休みじゃーん!

事前に電話一本入れるのをさぼったばかりにご覧のありさまだよ!
まあいいか、こんなこともありますわいな。


気を取り直して、旅日記の続きなど。
前回枕崎まで行ったんでしたね。

フェリーで大隅半島へ渡って、目指す所と言えばここです。
本土最南端、佐多岬。

なんですけどぉ、はるばるここまでやってきて、「展望台及び遊歩道は整備中につき立ち入り禁止」って、なんじゃそりゃあぁぁぁぁぁ!!
工事が終わるのは平成30年1月予定らしいです。がびーん。

 嘆いていても仕方ないので、ぼつぼつと北上していきます。
大隅半島から眺める開聞岳。

そして桜島!

桜島の噴煙も見てみたいですけれど、バイクからすると降灰は雨以上にキツイのでそれはそれで困るというジレンマ。

霧島の茶畑。
霧島で温泉に入り、北へ抜けます。

この辺から宮崎のえびのらへん。
九州の南のほうでは「たのかんさぁ(田の神様)」という石彫りの神仏像がよく見られるようです。


そしてえびのから人吉まで1時間ほど。
人吉はもう見せたからええやろ(雑)。

講習会も無事?済んで、山あいを抜けていきます。
人吉と言えばタイ捨流、タイ捨流と言えば流祖丸目蔵人。
その丸目蔵人佐の墓が人吉のちょい東にあります。

箱根八里もかくやという山と谷を駆け抜け、たどり着いたるは椎葉村。
平家の落人の隠れ里というのがうなずける秘境めいた集落。
重要文化財、那須家住宅。

那須与一の弟と、平家の姫の悲恋がこの村の始まりの物語らしい。
「やっぱり美人は得だねえ」とか「どんな武者も女には勝てんのか」とか、
そういうことを思うのはひねくれてる証拠。

さらに山の中を北へ。
阿蘇ですよ、阿蘇。
あっそー、とか言うのはどいつだ。

阿蘇はあちこち道路が工事中で迂回路もいっぱいですが、割と平常運転に近づいてるみたいです。
有名な草千里(上の写真らへん)へは今のところ北側(東登山口)からしかアプローチできないので注意。
南阿蘇から行けるかと思ったら封鎖されてました。
あと、雲仙もそうでしたけど、標高があるせいか気温が低くてかなり過ごしやすかったのがポイント高し。

阿蘇を堪能したら、湯布院経由で別府へ。
阿蘇周辺から、湯布院、別府へ至るやまなみハイウェイの景色は本当に素晴らしいので、みんなもぜひ行きましょう。
そしてお金を落として九州と日本の経済に貢献しましょう。
バイク乗りなら押さえておきたい、岩下コレクション。
面白いものがいっぱいだよ。
推定価値2億円のバイクとか。

別府の、例の温泉。

以上、九州の各観光協会が泣いて喜びそうな、杖道そっちのけの九州旅行でした。


余談ですけども、前回「九州の言葉が全然わかんなくてすげーってなった」みたいなこと書きましたけど、岡山だって
・でーこんてーてーてー
・こけーけーこけー
・はよーしねー
などと割とデンジャラスなネタがあるので、あんまりよそのことは言えないだろうなと思うのであります。

2017年8月17日木曜日

たびびと!

今朝は体が重たかったので稽古はお休みしました。
あんまり無理しても仕方ないしね。

で、「また旅の写真も見せてね」というごく一部の方のリクエストにお応えして、遊び旅の思い出を乗せてみたいと思います。
杖道?
まあまた今度でええがな。前回も書いたし。人は杖道のみにて生きるにあらず、ですわ。

日本3大松原の1つ、虹ノ松原。佐賀県唐津市。
唐津城から。

この右手の緑の壁、全部松の木です。

平戸の端っこ、大バエ灯台。



開けろ、開けるな、と何かと話題の有明海の堤防道路。
向こうに霞むは雲仙岳。


雲仙と言えば、温泉。いわゆる地獄というと別府が有名ですがこちらにも蒸気が噴き出す地獄がある。
標高が高いせいか気温が低くてすーずしー!
なお湿度(以下略)。


フェリーで熊本へ渡って、武蔵塚公園。




熊本城は入れないので、隣接する熊本県立美術館の、名物包丁正宗。


鹿児島県出水市の、武家屋敷群の佇まい。
建物はまだ人が暮らしているのであまり撮らないほうがいいらしい。


枕崎のちょっと北のあたりではまだ8月頭なのにもう稲刈りしてました。早いなー。

そして、一面のサツマイモ畑!


そして枕崎。

今日はここまで。

そういえば枕崎と言えばカツオですよね。
街中で「ぶえんかつお」がご当地グルメで推されてたんですけど、「ぶえん」ってなんのこっちゃ?と思ってたら、後日通りすがりのおじさんが
「『ぶえん』とは漢字で書けば「無塩」、つまり塩蔵ではない生の新鮮な魚を指して言う言葉」
って教えてくれました。

あと雲仙で公共浴場に浸かってると地元のおっちゃんたちが何やら会話してましたけど、全く解読不能でした。
なんか農作業してたらダニがついてどうこう、って話らしかったんですが。

きゅーしゅーゆーとかーでーれーきょーてーとこじゃなー…。
(訳:九州というところはとっても怖いところですねえ)

2017年8月15日火曜日

おもいで

旅の詳細はまたのちのこととして、とりあえず審査と講習会のことなどいくらか書いてみましょう。

審査会の結果についてはすでに全剣連で公表されていることですから触れません。
個人的な印象としては「全体としてなんかもう一つ物足りない感じ」でした。

凡百の5段であるところの私が言うのも僭越ではありますけれど、6段7段受ける人ってもうちょっとなんかこうあるんじゃないのかなあ、年数来たから受けたらいいって言うのはちょっと違うんじゃないの、と言いますかね。

もちろん通った人だけでなく落ちた人の中にもさすがだなあと思うような演武があり、素晴らしかったんですけれど、特に高齢の人たちの中に「無理矢理振り回してるような業じゃなくて、歳なりの円熟味を見せてくれたらいいんだけどなあ」と思うような動きが散見されて、そういったところが残念な感じでした。

あとですねえ、毎度言われてる部分ではあるんですけれど、入退場の所作ですよね。
演武が始まる前/終わった後もスルドイ視線で審査員の先生方に見られてますのでね、気を付けたいですよね。
あ、「審査で見られるから気を付ける」って言うのじゃなくて、「歩き方や所作も武道的な身体運用の要素だから日ごろから稽古する」って言うのがホントの所だと思いますよ。


翌日からの講習会ですが、台風の影響もあって2日目は午前中だけで早めに終了することになり、気象には勝てないので残念ですがまあ仕方のないことです。

特に気になったのはやはり「太刀は提刀の姿勢の時には踵をかるくつけなさい」という指導。
「このタイミングで付けなさい/離しなさい、ということはありません。提刀になったときに踵か引っ付いていればそれでいいです。自然な流れで構えて結構です。といって、直立姿勢でパカパカ閉じたり開いたりするのはあんまり格好良くはないよね」
ということだったかなと記憶してます。

そうしろと言われればやるし、じきに慣れるでしょうけど、個人的にはまだちょっと納得はいってないです。


他は特にこれと言って何が変わったということもなく、あえて印象に残ったと言えば太刀遣いをしっかりしましょう、ということ。
太刀の振り方、構え方を改めて確認してちゃんと稽古してね、って感じですか。

あとは10本目及び12本目の残心は「杖が先に目に付けて残心を示し、ついで太刀が間を取る、そして太刀が構えを解き、納杖する」の順だよ、ということ。
これまではなんとなく「太刀が間を取って、杖を目に付ける」という流れだったとおもいますけれど、ここはテキスト通りに先述の手順でやってくださいね、だそうです。

簡単ですが、こんなところで。

事務局の皆さん、参加者の皆さん、お疲れさまでした。

人吉駅の趣ある佇まい。

国宝、青井阿蘇神社。

人吉城跡から眺める人吉の街。

たくさんある温泉。

3大急流の1つ、球磨川の流れ。

2017年8月14日月曜日

おまたせ!

色々遊びまわってきて、ようやく帰ってきました。

とはいえまだ色々整理も付いてない様子なので、中身のある更新については今しばらくお待ちいただきたい。