2016年5月31日火曜日

としうえ

人に勧められて読んでみた。
「年上の義務」。
小1時間かそこらでさくっと読めます。



要点はたった3つ。
・威張らない
・愚痴らない
・いつもご機嫌でいる
ですって。

さて、私はどれくらいできてるでしょーか?
だいぶ怪しいな…。


私が勝手に「あれこれ自己啓発本読むくらいなら論語だけ読んどけ」と思ってときどき引用している論語ですけれど、「年下が年上に仕える道」をあれこれ説いてはいても、「年上が年下に接する道」は説いていないんですよね。

多分孔先生は「歳を重ねて仁に近づけば自ずから年下を遇する術も体得できているはずだ」と言外におっしゃっておいでなのでしょう。


考えてみれば、70歳80歳にもなって孫みたいな人間から「ココが良くないですよ」「アソコ直しましょう」ってぐちゃぐちゃ言われても嫌な顔一つせず、ひたすら杖の稽古に励むなんて、なかなかできないことだよなあとしみじみ思います。

そんな歳のとりかたを私も目指してみたいと思います。

2016年5月25日水曜日

どりょく

「練習は嘘をつかないって言葉があるけど頭使って練習しないと普通に嘘つくよ」
ダルビッシュ・有



「努力はスカラー量じゃなくてベクトル量」
読み人知らず



「苦行は悟りに至る道ではない」
ガウタマ・シッダールタ



「難しく考えたらいかんとですよ。なんでも簡単に考えて簡単に遣わんと。」
冨永彰三先生


そういえばあとひと月で恒例の講習会でした。
今から質問事項をため込んでおかんと。

2016年5月21日土曜日

じっこう!

頑張ってとか

心配だとか

言ってるくせに

何もしないより

現地に行って

お金を落として

復興支援!!


ただいま。
やっぱり百万言よりも一つの行いが大事ですよ。

今九州はどこに行ってもめっちゃ空いてて、やかましい中国語もあまりなく、とても快適にめぐることができますよ。

2016年5月11日水曜日

たびだち!

またちょっと1週間ほど留守にしますので更新が止まります。
あしからず。


あと思うところあってコーチングのヒントになるであろうサイトなど紹介しておきます。

初心者への指導
信頼関係を築くための原則


それと、
<松岡修造「僕が絶対に体罰を認めない理由」> 

日本の教育現場、スポーツ現場ではしばしば体罰が美学的に語られます。 
僕はこれを絶対に認めません。なぜなら体罰は指導者の勉強不足、指導力不足が原因だからです。 
スポーツ大国のアメリカではコーチング理論が発達しています。 
地域の少年クラブの指導者さえ、積極的に大学が実施するコーチング理論を受講する風土があるのです。 
一方で日本はどうでしょうか。指導者が我流で教え、体罰を持ってチームを恐怖支配するパターンが多いのではありませんか? 
これまでの日本代表が国内で勝てても世界で勝てない理由がここにあります。 
日本のスポーツ現場の指導法にはまだまだコーチング理論やスポーツ科学に立脚した学術的な背景がないのです。 
通信技術が発達した現代では指導者がその気になれば、最先端のコーチング理論を学ぶことができます。 
それでもなお体罰問題が表面化するのは、ひとえに日本の指導者側の怠慢によると思うのです。 
しつこいようですが僕は絶対に怠慢を認めません、世界で日本が勝つために。


2016年5月5日木曜日

おひろめ!


やっぱり行ってきました。古武道祭。

いつもは午前中出演で昼には帰っちゃうので、今年は逆に遅めに行って午後の部を見学して帰ることに。
そしたらやっぱり案の定ウチの皆さんは引き揚げちゃった後だったわけですけれど、まあ午前中出演だとどうしてもそうなるよね。

そういうわけで今年はカメコです。


竹内流備中傳の「乱(みだれ)」の披露。
いわゆる乱取り稽古。
型じゃなく、互いに攻めあう。


試し斬り。
さっと抜いて…

一閃!!


竹内流備中傳から、薙刀の型。
薙刀いいよね、薙刀。


次は連続写真で太刀取りと投げの複合技をご覧ください。






投げるときにはすでに刀の柄を取ってるんですね。
小手を取り、柄を取り、肘を極めつつ投げて太刀取り。
妙に明るいのはカメラの調子がよろしくないからです。
なんかズームレンズにすると露光が安定しない。
誰か新しいのを買ってくれないかなー、とおねだり。


続きまして、竹内流備中傳から表斉手(おもて さいで)。
要は剣術?

右、打太刀が間合いに入って斬らんとするところを…

左、仕太刀がすり抜けるようにかわしつつ乳払い。


これまた竹内流備中傳から、棒術。
長い棒はなかなか扱いづらそうですな。
竹内流特有の、三つ指を突く座礼。

棒の長さが背丈を超えているのがわかります。

司箭流(しぜんりゅう)居合術。
太刀を返して逆手に握り…

逆手抜刀からの逆袈裟切り。

さらに太刀を握り替えて…

正面。


続いて竹内流備中傳から小具足。
具足=鎧、小具足=軽量の鎧、すなわち「小太刀一本で軽量の鎧と同程度の守りを得る」の意味なんですって。
肘を極めて「投げた!」と思ったら…

くるっと前回り受け身しつつ…

蹴り返す!
「白いアンヨがキレイね」って、どこ見てるの!


竹内流備中傳、居合。

太刀を返して順手で抜いて…

逆袈裟で一撃。





前転回避からの一閃。
全剣連でない古流の居合はいろんな動作があって興味深い。

見てると、「ぶった切って、叩き切って、突き刺してとどめ」みたいな豪壮な型が多いような。


竹内流備中傳、捕手前(とりてまえ)。
自分から転んでるように見えますが、
腕を極められているので転ばないと腕が折れちゃうんですよ。
多分。


竹内流備中傳、真棒術。
6尺の棒術もあるけれど、真棒はやや短めで5尺ないくらいかな?
跳んだり跳ねたり…

躍動感のあるコマを抜き出してみました。


またまた竹内流備中傳、居合術。
右手にご注目。
わかりますかね、添え手がしっかり形を作ってるのが。

そこから握って…


抜いて斬る。

全剣連の居合だと「自然に握る」って感じだと思うんですけど、カッチリ形を作ってるのも見た目にいいですね。


こっちは別の型。
抜きつけに斬りおろす感じ。

何かかっこいいポーズ。

竹内流の居合の何がかっこいいって、やっぱり納刀ですよ、納刀。
敵付けから…

右手で転がすように刀をロール回転させ…

左手で握り直すと同時にトンと一打ち。

逆手に握り替えて…


逆手納刀。
うん、カッコイイ。


阿智神社の日本随一とかいう藤棚では雅楽の生演奏が。
花のほうはもうちょっとかな。


美観地区はGWということで大賑わいです。



以上、写真まみれのレポートでした。
まるで竹内流の回し者みたいな感じでしたけど、気にしないように。