2023年7月30日日曜日

あつすぎ!

 全国的に「危険な暑さ」と言われるこの状況ですが、次の姫路の審査会でリベンジに燃える人たちと稽古をしてきました。しかも冷房もない武道館で。

…頭おかしいんじゃないの?

実際のところ、ちょっと稽古しては一休みの繰り返しで、休憩と稽古とどっちの時間が長いかってくらいでした。ムリはよくない。

放熱効率が悪く危うくオーバーヒートしそうだった人。

このblogを読んでいる人の中にももうすぐ審査で仕上げの稽古に一生懸命という人もいらっしゃるかもしれませんが、稽古に熱が入るあまりに熱中症にならないように(激うまギャグ)気を付けてくださいね。


しかし、いくら夏だからってもうちょっとお日様も加減してくれませんかね、本当に。

2023年7月27日木曜日

へんこう

 剣窓が届きました。

注目すべきはコレ。

仕打交代の変更。

仕打交代、ついに変わってしまうのか…。

正直言うと、どちらか自分のものではない道具を使うことになる従前の方法は若干イヤなところもありました。
ついにコロナ以降の方法に正式に切り替わることになり、ずっと自分の道具を使うようになるわけですね。

ただ、「打太刀が上位者」として打太刀の位置を固定するために従前の方法を使っていたんでしょうから、そこのところはどう考えているんだろうという気もします。
どっちみち制定型の仕打交代は後から出来たものですから変更されること自体は有り得ると思うんですけれど。

なくなる、変更される、というとなぜか名残り惜しくなるのは何なのでしょうね。不思議。
でもあのすれ違う時の「コイツ、なんかしてくるんじゃね…?」的な緊張感はもう味わえないんやなって。

今度の姫路の講習会ではこの件について解説があるんでしょうね。出席する人は良く聞いておいてね(人任せ)。

2023年7月19日水曜日

きょうふ!

 短杖の稽古をしました。

短杖、やったことがある人はわかると思いますが、拳が出てきます。


さて、このblogを長いこと見ている人は、我が道場に少林寺拳法を長くやっている人がいるのをご存知ですね。


少林寺拳法をガシガシやってる人の拳を食らうのは、たとえそれが型だとしても、めっちゃめちゃ怖い!

2023年7月17日月曜日

そうめん

 3連休、何をするということもなく終わってしまいそうですが、猛暑日だの熱中症注意報だの言う中をすこし遠出してきて、買ってまいりましたのがこちら。

揖保乃糸「夢双」。

ネーミングに惹かれてつい買ってしまいました。

揖保乃糸をご存じない方はいらっしゃらないと思いますけど、普通の揖保乃糸と何が違うんでしょうね?

商品説明によると
「永年愛され続けてきた揖保乃糸の中でも、これまでにない滑らかな「口当たり」・もっちりとした弾力のある「歯ごたえ」・つるりとした「のど越し」の3拍子揃った新感覚の手延べそうめんに仕上げました。」
だそうです。

実際食べてみれば「うーん、言われてみれば歯ごたえが良くてのど越しがつるりとしてるような…」という感じ。

日本全国、素麺の産地と言えば三輪やら島原やら色々あるわけですが、私は揖保乃糸の特級、特に「ひね」が好きです。


次の地区講習会は姫路で行われますが、揖保乃糸の産地である龍野もすぐ近く。講習会に来られる皆さん、お土産にいかが?

2023年7月13日木曜日

おみごと!

 「型を間違えたり失敗したりしても、それで終わりじゃない。そこからどう立て直すか、どう振る舞うか、そこに稽古の成果が現れる」


冨永先生はそんなお話をされることがあります。


前に書いた覚えがありますけれど、私も些細な失敗を引きずって試合に負けた思い出があります。

「失敗はさっさと忘れて、次で取り換えさなアカンわ~」

とその試合を見ていた先生に笑いながら言われたのも懐かしい記憶です。


さて、先日稽古中に杖を取り落とした後輩がいました。

「おっ?」と思う間もなく、拳を固めて打ち間に飛び込み見事に打太刀を制していました。

う~ん、お見事!

もう私に教えられることはない…ということはないと思いますが、とっさの失敗にこれができれば大したものです。


やっぱり教える人が良いからですかね? (そんなわけないない)

2023年7月10日月曜日

ていねい

「ピッ! ビシッ!! ビイィィィイイーーンッ!!!

「ズイッ! ズイイッ!! ズウウゥゥ~~~ン!!!

画像はとみ新蔵の「柳生兵庫助」より。


知らない人にはわかりませんが、知ってる人には良くわかるはず。

昨日一昨日は黒郷先生をお招きしての講習会でした。


稽古のやり方は色々あるんでしょうけれど、構えの1つ1つを丁寧に丁寧に見直す稽古というのは案外やらないものです。

こういう機会に改めて中段の構え、八相の構えを頭のてっぺんからつま先まできっちり作ると、覿面に堪えます。


2日目ともなると受講生の皆さんから

「普段ちゃんとやってないから足に来る」

「今日起きたらふくらはぎが筋肉痛」

「僕も」「私も」

というセリフが飛び交ってました。


そんな中、私は昨日も今日も筋肉痛になどなっておりません!

どうだ!!


え、実はちゃんとやってなかっただけ?

そうかな…、そうかも…。


ちなみに

「毎日歯磨きをするときにな、仙骨立てたり構えをちゃんと作るんよ。そしたら毎日2~3回5分ずつ稽古ができる」

という素晴らしい知恵を授けてくれた方がいました。

でも今朝の歯磨きの時は忘れてたな…。

2023年7月6日木曜日

せんせい

 先日杖道錬士の証書を飾った話をしましたけれど、そろそろ私も「先生」と呼ばれることに慣れないといけないのかな、と思っています。

別に「先生と呼び給え!」とかそういうことでないんですよ。

そもそも道場で下から数えたほうが早いくらいの年齢で、年上の皆さんに先生と呼ばれるのもこそばゆいわけです。「先生と呼び給え」どころか、むしろ呼んでほしくないくらい。

実際これまでもさん付けで通してきたんですが、ただ、「あそこの道場じゃ指導者を先生とも呼ばないなんて、おかしいんじゃないの、ケジメがついてないんじゃないの」みたいなことになるのが困るわけです。

私も指導者としては駆け出しとはいえ、「あそこの道場はケジメがついてない」なんて思われないように、せめて杖道をやってる間だけは「先生と呼んでね」と言わないといけないのかなあ、などと思う今日この頃です。

2023年7月4日火曜日

おおあめ

 ニュースを見ると、九州で大雨が降って、所によっては冠水したり土砂崩れが起きたり、なかなか大変な様子。

先日お邪魔した久留米も結構浸水しているようで、皆さんご無事かなと心配しきりです。

晴れの国おかやまから、晴れの祈りを捧げます。


そういえば、5年前の西日本豪雨で倉敷市真備町が浸水したときは私はバイクで北海道をフラフラしてたんでしたっけ。今となってはもう懐かしい思い出です。

私もそうだったんだからきっとみんなも元気でいると、そう信じます。

2023年7月2日日曜日

おたかい

 ちょっと遅くなりましたが、杖道錬士の証書も額装して6段の証書と並べて飾りました。

2つ合わせて、登録料10万円超え。お高い…。

何やかや言って、武道を続けるには色々とお金が必要です。それを稼ぐこともまた、武道を続ける条件の1つと言っていいのかもしれません。


別に「腕前さえあれば段位にとらわれなくてもよい、無段でも強い人は強い」という考え方もあると思いますけれど、やはり「客観的に判断された強さの目安」という点では段位にも意味はあると思うんですよね。

いくら強いといったところで「それって自分で言ってるだけじゃん」てなったら何にもならないわけですから。


つまり、この我が家に飾られた10万円にはそういう値打ちがあるのだ、と思うことにします。