2022年11月28日月曜日

いいおと

 広島大会でふと思ったんですけど、静かな広い武道館・体育館でウチバリを掛けたときに残る

カンンンン…

っていう反響って、いいよね。

そんなこと思うのは私だけですかね?

2022年11月27日日曜日

ひろしま

 今年もまた広島杖道大会が開かれまして、西日本の杖道家の皆さんが集まって普段の稽古で培った技を披露してくださいました。

岡山県はと言いますと、初段の部において初の「優勝」を得ることが出来ました。

広島大会が始まって今回で9回目、ようやく岡山県に優勝カップを持ち帰ることとなりました。本当にうれしくありがたいことです。

ちなみにこれまでの岡山県勢の一番いい結果は2位でした。ちなみに私が取りました。


さて今回の私の結果は、3位です。

6段に上がったこともあり正直勝ち上がれないだろうと思っていたんですけれど、意外にも2回勝ち上がって準決勝まで進出してしまいました。
そこで優勝者とかち合って残念ながら負けてしまいしたけれど、なぜか試合後に拍手まで頂きまして有難いことです。なお皆さん決勝戦と勘違いしていたというお話もありますが、聞かなかったことにしておきます。

実のところ、不整脈がずっと出てる中で大会に参加してたので「しんどいからはよ負けさせてくれ」と思っていたことをここに白状します。でも決して手を抜いたりはしてませんからね。不整脈については来月3日ほど入院して手術してきます。

お見舞いはこちらから!


それでは今回の写真で振り返ってみましょう。

少年少女による演武。
杖道の将来は君たちにかかっている、かもしれない。

演武、古流。
十手とか鎖鎌とか普段目にしない武器が出てきました。

我が道場の新鋭たちの活躍その1。

新鋭たちの活躍その2。

大学の後輩(向かって左)と岡山県勢(向かって右)。
どっちを応援すべきか迷う。

こないだ全国放送で紹介された人。
強い。

こないだ全国放送でオマケで出てきた人。
強い。重量級の星。

来年も11月25日26日で開催予定らしいので、皆さん今から予定をあけておいてしっかり稽古に励みましょうね。

2022年11月23日水曜日

かいとう

 さて、前回の回答です。

A1.

・上段…【天】の構え

・中段…【人】の構え

・下段…【地】の構え

・八相…【陰】の構え

・脇構え…【陽】の構え

天を差すような上段の構え、地に張り付くような下段の構え、天と地の間にある人の構え。

まあそこまではよろしいが、なんで「八相が陰の構え」「脇構えが陽の構え」なのかは私にはちょっとよくわかりませんね。
陰陽道や五行思想をちゃんと勉強すればわかるのかもしれません。

私は「刀の陰に隠れてるようだから八相は陰の構え」「脇構えは刀の表に身を晒してるから陽の構え」っていう覚え方をしています。


A2.

・上段…【火】の構え

・中段…【水】の構え

・下段…【土】の構え

・八相…【木】の構え

・脇構え…【金】の構え

上段はすべてを焼き尽くす炎のような、火の構え。

中段は攻撃にも防御にも移れる、方円の器に従う水のような構え。

下段は守りに徹した土の構え。

八相はなんでか知らないけど木の構え。

脇構えもなんでか知らないけど金の構え。
ここでいう金は"gold/money"じゃなくて"metal"の意味ですのでよろしくお願いします。

五行思想によれば「水は火を消し去り、土塁は水をせき止め、土は木の根に食い破られ、木は金属の斧や鋸に斬り倒され、金属は火で溶ける」となっているそうで、

上段 < 中段 < 下段 < 八相 < 脇構え < 上段

なのだそうです。

「なるほどなあ」と思えるところもあれば、「ホントにそう?」と思えるところもあり、「脇構えは八相に勝つけど上段に負けるって、なんでやねん。八相が上段を下した格好なのに何が違うんや」的なところもありますけど、修行を積んだらそういうところも分かるのかな。

2022年11月20日日曜日

なんもん

 更新がだいぶ空いてしまいました。

先週日曜に岡山県杖道昇段審査会が行われまして、14名の受験者全員が晴れて合格と相成りました。

岡山の規模で14人というのはなかなかないことですから大変ありがたいことですし、皆さんこれからも修行に励んで頂きたいと思います。

よその方からすると「全員合格とか、緩すぎでは?」というご意見もあろうかと思いますけれど、岡山県では各道場で「あなたなら十分受かります」という先生のお墨付きをもらった人が審査を受けるという段取りになっていますので、そこのところをよろしくお願いします。


さて、今回も実技の後の「筆記試験」で皆さん悩まれたようですね。

特に3段。

ちょっと形を変えて、皆さんにもお尋ねしましょう。


Q1.刀の構えの別称を選択肢から選んで書け。

A1.選択肢〈天、地、人、陰、陽〉

・上段…【 】の構え

・中段…【 】の構え

・下段…【 】の構え

・八相…【 】の構え

・脇構え…【 】の構え


Q2.同じく、刀の構えの別称を選択肢から選んで書け。

A2.選択肢〈木、火、土、金、水〉

・上段…【 】の構え

・中段…【 】の構え

・下段…【 】の構え

・八相…【 】の構え

・脇構え…【 】の構え


上中下はわりと知ってる人は知ってますけど、八相と脇構えで詰まるやつですね。

さあ、昇段がかかった筆記試験でこの問題が出た時、あなたはちゃんと答えることができるかな?

2022年11月3日木曜日

がくそう

今更と言えば今更ですけど、6段の証書を額に入れて飾りました。

3000円くらいの安い額縁でも、やっぱり額装してみるとちゃんとして見えますね。

5段までの証書は円筒状の賞状入れにまとめて丸めて放り込んでおいたんですけれど、6段となれば約20年分の稽古の証明でもあるし、ちゃんと飾ってみようかなと。

改めて眺めてみると四隅に玄武、青龍、朱雀、白虎がいたりとこまごま凝った作りになっていますが、若干残念なのは文字が印刷なことでしょうか。
今どきは何でもプリンタで印刷しちゃうし、実際それが下手に手で書くよりずっとよさげに見えたりもするんですけれど、やっぱりそれなりの段位の証書ともなると手書きのほうがいいなあと思ったりします。

8段にもなるとこれが手書きの文字になったりするんでしょうか?
ちょっと期待しちゃいますね。