さて、前回の回答です。
A1.
・上段…【天】の構え
・中段…【人】の構え
・下段…【地】の構え
・八相…【陰】の構え
・脇構え…【陽】の構え
天を差すような上段の構え、地に張り付くような下段の構え、天と地の間にある人の構え。
まあそこまではよろしいが、なんで「八相が陰の構え」「脇構えが陽の構え」なのかは私にはちょっとよくわかりませんね。
陰陽道や五行思想をちゃんと勉強すればわかるのかもしれません。
私は「刀の陰に隠れてるようだから八相は陰の構え」「脇構えは刀の表に身を晒してるから陽の構え」っていう覚え方をしています。
A2.
・上段…【火】の構え
・中段…【水】の構え
・下段…【土】の構え
・八相…【木】の構え
・脇構え…【金】の構え
上段はすべてを焼き尽くす炎のような、火の構え。
中段は攻撃にも防御にも移れる、方円の器に従う水のような構え。
下段は守りに徹した土の構え。
八相はなんでか知らないけど木の構え。
脇構えもなんでか知らないけど金の構え。
ここでいう金は"gold/money"じゃなくて"metal"の意味ですのでよろしくお願いします。
五行思想によれば「水は火を消し去り、土塁は水をせき止め、土は木の根に食い破られ、木は金属の斧や鋸に斬り倒され、金属は火で溶ける」となっているそうで、
上段 < 中段 < 下段 < 八相 < 脇構え < 上段
なのだそうです。
「なるほどなあ」と思えるところもあれば、「ホントにそう?」と思えるところもあり、「脇構えは八相に勝つけど上段に負けるって、なんでやねん。八相が上段を下した格好なのに何が違うんや」的なところもありますけど、修行を積んだらそういうところも分かるのかな。
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