2022年4月10日日曜日

へんれき

 年度も新しくなったし、たまには掃除をしようかなと思って普段使う武道具を引っ張り出したところ、「我が家の武道具もずいぶん増えたよな」と思いました。

そういうわけで今日はちょっと私の武道具の遍歴を辿ってみたいと思います。

一番最初。太刀と杖だけ。

次。小太刀と短杖が追加。

中期。袋竹刀とか鎖鎌とか十手とか居合刀とか。
だいたいのモノはもう揃ったかな?

更に次。太刀と杖とを新しいのに入れ替え。
あとシャレで椿の木刀追加。

今。

「アンタ、バカァ?!」という声が聞こえてきそうですね、これは…。
さらに言えばここに出てない売れ残りの鎖鎌があと2本あるとか、縄もほかに2本あるとか、つまりはもっとあるわけなんですが。

一応説明をしておきますと、前回も言った先生の形見分けとか、お歳で杖道を引退された先生のお古とか、シャレで買ったものとか、そういうのが加わってこの状態です。

杖は何本あっても構いはしませんけど、アホみたいにある木刀の中で杖道に使えるものは今自分が使っているものも含めて3本(うち1本は私のお古)しかないのはちょっとひどい。

そもそも素材も不明なものもあれば、1本には「柳生」とか焼き印が押してあって明らかに柳生新陰流だろコレってものもあり、いくら先生のお古だからって持っとけばいいってもんでもないような気がします。
あ、木刀用の鞘などは大変ありがたく重宝しております。先生、ありがとうございます。

シャレで買ったとはいえ全然シャレになってないのが一番上の木刀で、「150cmの木刀かー、たぶん刃渡り3尺3寸やろなあ」と思って買ったものの、いざ届いてみたら「なんか刃渡りが110cm超えてるんやけど…?」というオチ。

鞘がないからわからないんですけれど、3尺3寸は抜けそうだけど3尺6~7寸ともなるともう抜けなさそうなんですよねコレが。
林崎新夢想流の動画を真似て一生懸命頑張ってみても、一番腕を伸ばしたところと鞘の位置がギリギリすぎる、というかちょっと足りてない感じがします。
どうせ鞘はないし、素振りだけなら別に抜けようが抜けまいが構わないんですけども。

流石に使いでのない木刀ばっかり持っていてもしょうがないので、いくつかは売りに出すかなあと朧げに考えているところです。
頂き物を売りに出すのもどうかとは思いますけれど、捨てたり死蔵したりするよりはよほどいいでしょう。

最近は木刀も杖も手に入りにくくなりましたから、求める人のところへ行くのが道具としても幸せかもしれません。

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