2020年8月8日土曜日

そくほう

 早速昨日の審査会の結果が公表されていますね。

8段審査結果

7段審査結果

6段審査結果


ネットのおかげで当日すぐに結果を知ることができるのは大変ありがたい一方で、現場のスタッフからすると忙しいし大変だよなあと思います。

「明日の午前中に出せばいいから、ゆっくり確かめながらやろう」っていうわけにはいかなくなってますからねえ。私個人の感覚では別に翌日だって全然構いはしないんですから、そこまで速報性が必要なのかっていうのは思わなくもないです。


さて、結果についてみてみると、岡山から6段合格者が1名出まして大変喜ばしいことです。

この方は5段までずっと私と一緒に昇段してきた方で、自分自身が合格したような喜びもあり、一緒に受審できなかった残念さもあり、先を越された悔しさもあり、しかしとにかくめでたい。

鳥取でいつも稽古の相手をさせてもらってる方は残念な結果になってしまって、また一緒に稽古に励まないといけないなと、私も思うところがいろいろあります。


全体を見ると、受審者は6段が例年50名前後からの29名とかなり少な目ではあったものの、ほかは7段が38名、8段が25名とほぼ例年並みかやや減かというくらいで、「コロナの関係で受審者はかなり減るのではないか」という予測をひっくり返した感じですね。

合格率は8段は0、7段は1割、6段は3割というところで、例年通りか気持ち渋いかという数字。

一部で「イベントが軒並み中止になって収入が減っていて全剣連もお金が欲しいだろうから、登録料目当てに合格者を多めに出すのでは」「『コロナで大変な時によくぞ来た』というご褒美に少し審査が甘くなるのでは」という意見も見られたんですが、数字だけ見ると全くそんな忖度は働かなかったようで、なんというかある意味安心しました。

そりゃそんなオマケで通ろうなんて考えてる人がいたら落とされて当然だよなと思いますからね。


さて、次の審査に向けて稽古の段取りをいたしますか。

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