2019年5月19日日曜日

ぶどうか!

ただの物見遊山だけではなかった証に、少しは武道家らしい視点でも旅をしていたのだという写真をいくつか載せてみましょう。

まずは滋賀県多賀神社の奉納額から。


愛知県を中心に今も残る「棒の手」と呼ばれる芸能の奉納額。
棒の手というのは武道のような、奉納舞のような、そんな感じのもののようです。
関ケ原を越えて滋賀にまで奉納に来たんでしょうか。


次いで、彦根城博物館から、武家のたしなみである能の装束。

この狩衣の何がすごいかって、一見すると白いところと赤いところは違う布を切り貼りしてあるようで、実は1枚の布として連続的に織って柄を出してるところ。
凝ったことしてますよねえ。


滋賀の南の山奥、信楽駅の駅前。

でっかい信楽の狸の忍者姿。ニンニン。
この辺りは伊賀と甲賀の忍者の名産地ですけども、甲賀は「こうか」と濁らずに読むのが正解だということを今更知りました。


続きまして、水の都、郡上八幡から。
写真右下の板を使って水路をせき止め、
それを日常の洗い物などに使うのだそう。



郡上八幡城は木造で再建された城としては一番古いとかなんとか。
再建天守には違いないけど、木造というところが一味違います。
展示品も甲冑とか武器とかあったんですが、鎖鎌だの分銅鎖だの、マイナーなものが置いてありました。
鎖鎌の鎖も分銅鎖もあまり長くないけれど何流なのか気になるところ。


とまあ、数は少ないんですけれどこんなところで。

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