2019年2月17日日曜日

おおもと

基本打ちや型の稽古をやっていて、低段の人たちについ細かいことを言ってしまいがちです。
大体誰でもそうなりがちだと思うんですけども。

でも、本当は表面的なところばっかり指摘してもあんまり益がないと思うんですよね。

「ここがおかしい」「ここはこう」って言うだけじゃなくて、「なぜそうなったのか」「なぜうまく遣えなかったのか」っていう大本のところに言及できないといけないように思うわけです。

ただ、それって結局「構えをちゃんとしましょう」「体をまっすぐしましょう」「ハラをしっかり据えましょう」「余分な力を抜きましょう」「相手から気をそらさないようにしましょう」みたいなところに行きついちゃって、聞いてるほうも「なんやそれ」「またそれか」ってなっちゃうような気もするんですけども。
でも実際それしかないよ…。

そして何より、あんまりあれこれ言わずに「とりあえず稽古して」「まずやってみて」って言うのがいちばん手っ取り早くて確実で本人のためになるんじゃないかなと思う今日この頃です。
教えるほうがくっちゃべってばっかりじゃ稽古になりませんからね。

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