まあそんなときもありますよ。
調子が悪いのか陽気がいいのか、そこらへんは置いておくとして。
さて、太平楽と言えば太平楽ながら楽ならざる暮らしの中じっと手を見て思い出した話など。
私の手って、まっすぐ指を伸ばしても小指がちょっと離れ気味になるんですよね。
もちろんぐっと寄せれば引っ付きますけども、ちょっと無理やり気味。
前に霞の構えをしているときにある先生から
「おい、小指をちゃんと引っ付けんか」
と言われたこともありましたっけ。
生まれつきだと返答したら納得してくださいましたけど。
人の体は同じようでも同じでない、こまごまといろいろと特徴のあるものですし、膝が痛いとか肩が痛いとかそういう事情もあるわけですから、形として決まっているからと言って四角四面にそれを押し付けるようだと、ちょっと息苦しいし嫌ですよね。
そういうことのないようにかかわっていきたいものです。
ところで話変わって、私がまだ子供だった頃、父方の祖父が私の手を見て
「お前もワシと一緒の手をしちょるな。軍隊におったころ、敬礼のたびに『貴様なにをたるんぢょるか!』いうて殴られてのお。」
という昔話をしたことがありました。
亡くなってからもう15年ほどたちまして、あまり祖父のことが好きでなかったので関わることも少なかったんですが、今にして思えばもう少し古い話を聞いおいてもよかったのかなと思うことがあります。
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