2016年10月30日日曜日

ふっかつ

昨日今日の定例講習会に参加された先生方と皆さん、お疲れさまでした。
そして昇段審査で合格された皆さん、おめでとうございます。



やっぱり全日本杖道大会に向けて一生懸命練習した成果が、審査での太刀遣い、杖遣いにも表れていたように思います。


あと、ひょっとしたら県外の方の中には気にしてらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、

坪井先生はこの通りカムバックされました。

10日ほどの入院でよほどに溜まってらしたのか、あんまりにもハイテンションで隙あらば得物を振ろうとするので、お医者さんに鎮静剤を余分に打ってもらったほうがいいんじゃないかと思うほどです。
当分安静に、とまでは言いませんけど、年内はもうのんびりゆっくりしててくださいよ…。



さて、今回の講習のキーワードは「太刀の遣い方」でしたね。
・手の内を柔らかく、しっかりと
・斬るべきところを斬る
・太刀の「位」を醸し出す
…わかるようでいて、やれと言われてなかなかできそうにないですけど、ちょっとずつちょっとずつね。
こちら、参考資料。


関西地区講習会でもこんな写真撮ってましたけど、集めるとなかなか興味深い資料集になりそう。
ワタクシ決して特殊趣味の持ち主ではありませんので、勘違いされませんよう。


あとはやっぱり古流でしょ。

昔話ばっかりしても仕方ありませんけれど、以前は4段審査からは古流が審査対象になってたわけで、とういことは3段くらいから剣術、表、中段と稽古を始めるのが道理というもの。
ということは、3段までには制定12本は到達度はともかく使えるようになっているのが望ましいということ。

杖道のもとになったのが神道夢想流杖術で、神道夢想流杖術のもとになったのが神道流剣術ですね。
そういうわけで、制定をしっかりする、そのために古流をきっちりやる、そのために剣術をバッチリ稽古する、という理屈でどうですか。

大きな杖道の大きなイベントはほとんど終わって、岡山県ではしばらく落ち着いて稽古できる時期に入ったかと思いますので、この秋冬は新しい型に取り組む、特に古流に時間を割いたらどうでしょう。
私が古流やりたいからそんなこと言うんだろって?
まあその通りですけど。
大丈夫、ちゃんとその稽古の成果を制定に生かすように努力しますから。

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