昨日は雨で外に出ることもなかったので、思い立って杖と木刀の手入れをすることにしました。
手入れと言っても、お湯で濡らして固く絞ったタオルで磨くだけですけど。
サンドペーパーで磨くっていう人も多いんですが、私はどうしてもそれをする気になれなくて。
なんか身がやせ細りそうだから。
サンドペーパーかけたほうがよく滑るようになるっていうし、実際その通りだとは思いますが、しみこんだ手垢や脂も自分の稽古の歴史だと思って大事にしておきたい派です。
とはいえ、拭き掃除くらいは日ごろのお手入れとして欠かさないようにいたしましょう。
得物を並べたところ。
なんか新しく加わってるものがありますね。
模擬刀。
居合をするつもりは今のところないので、主な用途は素振りです。
やっぱりこの重さを振り慣れるってことが大事かなと思って。
あとは帯刀の型を練習するのにいいかなと。
しかし、こんなに持ち歩いてたらそのうちお巡りさんに職質されて凶器準備集合罪でしょっぴかれそうな気も。
上から木刀、小太刀、短杖、杖の順。
使用頻度の高い木刀と杖は、使い込んで色が沈んでいるのがよくわかりますね。
木刀は握ってる部分だけが特に変色してます。
杖は手を滑らせて遣うので全体的に色が沈んでいます。
とはいえやはり杖先、杖尾は特に濃い。
木刀の峰のアップ。
引き落とし打ちを食らう部分がささくれてるのがわかります?
使用歴ももう10年以上になりますから、段々とね。
タオルで磨くときにはささくれが引っ掛からないように気を付けます。
磨き終わったタオル。
こんなに汚れが付いていました。
これも稽古の証だと思うと、感慨もひとしお。
濡れタオルで汚れをこすり落としたら乾いたタオルで乾拭きして、あとは横に転がしてしっかり乾燥させておしまい。
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