2016年2月13日土曜日

ただいま!

丸1週間の旅から昨日帰ってまいりました。
いやー、寒かったり暑かったり色々大変でしたけど、とても刺激的で楽しい旅ができました。


ちなみに一番の目的は飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)の御田祭り(おんたまつり)だったんですけれど、祭事の前に奉納演武がありまして、


「夢想神伝流居合の奉納演武です」

あれあれ?


なんだか 
(全日本杖道大会 初段の部優勝・2段の部入賞)


どこかで
(全日本杖道大会 3段の部優勝)


見たこと
(兵庫県杖道大会 4段の部準優勝)


あるような
(全日本杖道大会 3段の部優勝・4段の部入賞)


人たちですね?
(杖道教士 7段・居合道 練士6段)


演武をなさるとは全く知らずに赴いて、お互いびっくりしちゃいました。



ちなみに御田祭りっていうのは要するに豊作を祈願する神事で、こんなお祭り。

お供えをして、お祈りをして、

翁と天狗と牛がコミカルに田植えの様子を演じて、

神楽「浦安」を舞って、


そして天狗とお多福と翁が出てきて、これである。

なんか恥ずかしがったり、

翁が力いっぱい後押し(物理)してみたり、

挙句ふきふきして、

「拭くの紙」だと言ってみんなにまき散らすのである。

調子が出てきたお多福もフルスイング!

そして神職のこの笑顔である。

神社に祀られているのはやっぱりこんな陰陽の石の数々。


念のため言っておきますが、神事そのものは大変厳かでかつ古めかしい様式を今に伝えるものでありまして、大変露骨なパフォーマンスについても小1時間の神事の内の最後の10分ほどのものです。

また、この時期大神神社や大和神社においても「御田植神事」「御田祭り」として、コミカルな田植えの演技を交えた(但し露骨なものは抜き)神事が行われているようで、地方の伝統的な行事なわけですね。

また飛鳥坐神社自体も大変縁起の古い立派な神社でありますからして(7世紀後半にはすでに存在した記録があるそうな)、お祭り抜きでも明日香村に行った際にはぜひ訪れたい場所の1つと言えましょう。

ネットやテレビでこのお祭りだけがやたらに有名になって、お祭りの時の境内は大変混みあいますので、それ以外の時期がおすすめ。
お祭りはYoutubeでも見られるからね、いまどきは。

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