来週31日はまたまた福岡から冨永先生にお運びいただいて古流の講習会ですね。
皆さん、古流の稽古してますか?
夏に6段7段昇段審査及び地方講習会、秋に入ってから全日本杖道大会、と制定ばかりになってなかなか稽古できてないのではないかと思いますが、私もその一人。
一人稽古はぼちぼちしてますけど、組んでの稽古がね、なかなか。
つまりは「ぼっち」だってことですね、ええ。
さて、最近全剣連が「全剣連杖道と神道夢想流は違いますよ!!」としきりにアナウンスしてることと関係あるのかどうなのか、
ちょっとクセのある打ち方したり深め/遠めに踏み込んだりしていると
「制定で古流を使うな!」とか、
「それは古流だから制定でやっちゃダメ」とか、
そんなフレーズを聞くようになった気がします。
でも、実際のところもっとも基本であるところの単独動作12本は全剣連も神道夢想流もすべて共通で異なるところがないわけで、古流だってはっきり言えるのは例えば、
八双を大八双に取ったりだとか、
繰り付けで柄じゃなくて小手をとったりだとか、
繰り付けから逃れるときに組み足になったりだとか、
ほとんど同じ内容の型で足運びや斬り付けを混同したとか、
まあそういう場合ですよね。
古流ではしっかり攻めが効いていれば多少のクセはとやかく言わないのはそうですけど、クセのある使い方をしたら「あれは古流だ」って、それはちょっと違うんじゃないかなー、と思うわけですね。
なんか古流を悪者にしてるみたいな感じもして、ちょっと私はイヤ。
なんでもかんでも「古流だ!」って言わずに、「打ち方はこう」「間合いはこれくらい」と具体的に言わないとたぶん建設的じゃないと思う。あくまで個人的意見ですけど。
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