2014年1月13日月曜日

だめだめ…

「毎週チェックしてますから、更新して下さいよ!」と言われてその気になって早速更新いたします。
皆さんお元気ですか。私は現金です。


さて、つまらない冗談はさておいて、今日は岡山武道館の鏡開きと垂水睦会の試斬会でした。
我ながら強行軍をやらかしたものだと思います。
しかも愚かしいことにカメラを忘れて写真がない!
やれやれ…。


午前中の鏡開き、剣道、柔道、空手道、弓道、合気道と様々な武道が一堂に会して演武が行われたわけですが、さて杖道の皆さんは他の武道家の前で恥ずかしくない演武が出来ていたでしょうか。

他の人のことはどうだか分かりませんが、自分の事で言うと日頃顔を合わせる機会の少ない相手だったこともあり、内容はあまり良くない5本の演武だったかな、と。

「あの人とだと本来の力が出ない」なんて言ってるうちは半人前なわけですが、やはり人前で演武するからには格好のいいところを見せたいな、という色気も出ちゃうわけですよ。
いい演武が人の目に触れれば、それだけ杖道に興味を持って下さると思いますしね。
剣道や柔道をやっている人の中から「面白そうだな」と言ってくださる人が出てくるといいなあ。



さて、鏡開きが済みましたらおぜんざいの振る舞いも省みず着替えもせずに車を駆って一路神戸へ。
ちょっと開幕には遅れましたがまだ十分巻藁が残っているうちに到着出来ました。


去年の試斬会では確か1.5枚巻が切れず、据え物斬りが出来ず、という結果でした。
さて、今年はどうだったかというと、結局同じ結果に終わってしまいました。

…進歩がない!

進歩がない、という以上に後輩達にどんどん追い越されていっているのを目の当たりにして結構へこみます。しかも振り返ると去年も「進歩がなかった」って書いてましたよ。あかん。

1枚巻は確かに切れましたけれど、私が斬ると藁を立てたろうそく立て(というのか?)が右に左にぎっこんばったんするような、ちょっと危なっかしい有様。
その横で小学生男子がズバッ!とブレることなく鮮やかに巻藁をどんどん短く刻んでいく様子を見て「負けてるわ…」と心の底から思い知りました。

木刀の素振りで少々数が振れるようになったからって、ちょっと天狗になってました。そんなの当たり前の事で、それ以上ができてナンボですよね。スミマセン、反省します。

据え物斬りは据え物斬りで、3度挑んで成功無し。
杖の後輩に「あそこがどうだからこうしたら…」と指導を頂戴する状態。
そんな私の横でまた別の後輩が「出来たー!」と喜びの声を上げているわけです。
自分の駄目さ加減にショック…。

あ、でも竹はばっちり切れました。こちらは結構得意なようですよ。


帰り道、しみじみ思いました。
ちゃんと刀を振る稽古が必要なんじゃないかな、と。

居合はちょっと思うところがあって手を出さなかったしこれからもあまり進んでやりたいとは思わないんですけれど、本格的にするしないは別としても、稽古の一環として模擬刀を振るようなやり方が上達のために求められているような気がして。
多分上手に切れてないのと後進の面々の上達ぶりに感化されてそういう気分になっているだけ、と言う面もあるでしょうね。

またある先輩の「ある段階まで来ると週3回は稽古しないと上達しなくなるよね。週2回で現状維持で、週1回だと落ちるばっかり。稽古の内容もそれまでより考えて工夫しないと伸びないしね。」というお言葉が身に染みます。
とにもかくにも、今年の必達目標は「稽古の改革」ということになりそうです。

ご覧の関係者の皆様には是非ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申しあげます。

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