先日の講習会、5,6段の部で色々と釣賀先生に質問をしてしまいました。
それを見ていた皆さんから
「えらい質問攻めにするなあ」
「ゼニ払った分だけ回収しようと質問しすぎでしょ」
なんてコメントを頂きましたが、「地元に帰って坪井先生の前で伝達講習会をする」という責の重さを知らんからそんなことが言えるんですよ。
適当こいて帰って適当な伝達したら
「先生はなんと言っとったんな。なんで質問せんの。ちゃんと確認せにゃーおえまーがー。なにゅーしに広島まで行ったんなー。あんた帰ったら講師やるってわかっとったんじゃろーが、しゃんとせにゃーおえんで」
と、こんなことをおっしゃるかどうかはわかりませんけれど、背中に汗をかくことは間違いなさそうです。
最近の人はあまりご存じないかもしれませんけれど、ちょっと前の杖道委員の先生方からしたら坪井先生からの「質問!」の一言にはうんざりしてらっしゃったんじゃないでしょうか。
だから私もしっかり質問しておく必要があったんですね。
でも、型や申し合わせ事項の説明は全体に対してしておいて、「質問は段別に分かれてからしてください、時間もないので」ってのはちょっと残念です。やっぱり質問と回答は全体で共有したほうがいいと思うので。
今回私が釣賀先生をもうちょっと質問攻めにしておけば「やっぱり段別に分かれてするほうが僕だけ質問されまくって逆にしんどいから、杖道委員全体で回答できるように全体の時に質問を受け付けよう」とかってなってくれたりするんだろうか。そういうことのために質問をするわけではないんだけれど。
さて、そういえば地元から持って行った質問がありました。
「太刀と杖が合わせる形がありますけれど、なんで逆手の構えばっかりなんですか? 逆手だと本手で構えるより良いことがあるんですか?」
これに対して釣賀先生、
「ごめんなさん、わかりません。全剣連杖道形はおおよそ神道夢想流から来ているんですけれど、清水先生は何か考えがあって選ばれたのか、ほかの人に聞いてみます」
「逆手だと何が良いんでしょう…次の攻撃に移りやすいとかですかね、ちょっとわからないです」
だそうで、わからないことは素直にわからないという正直なところは好きですね。でもちょっと残念でもあります。
ちなみに後輩の
「本手の構えは『こっち来んな』で、逆手の構えは『やんぞコラ』じゃないっすかね」
っていうコメントはよかった。案外そうかもしれんと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿