2024年9月16日月曜日

たいかい その2

 昨日なんだか偉そうなことを書きましたけれど、あれは自分が言われてきたことでもあり、自分がもっと気をつけなきゃいけないなと思っていることでもあり、つまりは一緒に稽古に励みましょうねということですね。


さて、では大会の一部を動画でどうぞ。

・演武:6段の部


・演武:7段の部


・試合:2段の部



・試合:3段の部



4,5段の部は撮り忘れました! ごめんなさい。

ちょうど私が審判で立ってたものですから。1試合くらい審判外れるだろうと思ってたらそうはならず。3位決定戦が発生してたら撮れたはずだったんですけれどそれもなし。

誰かに頼んでおけばよかったですね。失敗失敗。

2024年9月15日日曜日

たいかい


今日は第8回岡山県杖道大会が開かれました。

9月も半ばとは思えないほどの暑さの中、熱心な皆さんが集まって普段の稽古の成果を発揮しておられました。どれくらい熱心かというと、休憩時間でも色々と稽古したりアドバイスを求めたり、休むことを知らないとはこういうことかと思うくらいです。

動画は明日か明後日か明々後日あたりに上げるとして、審判として参加した私の個人的な講評を少しだけ。

2段の部。気合をもっとしっかり出してほしいと思いました。短くはっきりと、そして正しいタイミングで。ハリのときには太刀を打つときに気合です。太刀を持ったらなお気合が大事。太刀がしっかり気合を出すことで、杖も気合を出さなきゃと思うから。

3段の部。型は覚えてきてる頃だと思うので、型でない部分と思われがちなところをもっと気を付けてほしいと思います。例えば、立礼の際に相互に合ってなかったり、型が終わって開始線に戻るときについ下を見たり、お互いに全然呼吸が合ってなかったり、あるいは太刀と杖を構えた時に10cmずつとれていなかったり、そういうところ。

4,5段の部。型の細かいところをもっと大事にしましょう。構えた時、打突した時の手や足の位置、向きとかは言うまでもないところ。初2段に対して先輩としてアドバイスできるように、解説書もしっかり読んでもらいたいです。

初段、段外は今回参加がありませんでしたが、もし見てる人がいたら2段の部を見てもらえればありがたいです。


今日はこんなところで。

2024年9月8日日曜日

でんたつ

 今日は伝達講習会でした。講師は先日7段に合格した某氏と、なぜか私です。

そして、前々回にも書いた話ですが、やっぱり坪井先生はたくさん質問をしてくださいました。ほらね、ちゃんと地区講習会でいろいろ質問・確認しといてよかったでしょ。

念のため書いておきますが、坪井先生以外の方もたくさん質問してくださいました。無事、答えることができました。私の力、と言いたいところですが、相方のおかげという面も多々ありました。やっぱり40歳で7段通る人は違いますね。


坪井先生に「坪井先生のためにいっぱい質問してきましたよ」と伝えましたところ、

「質問はせんといかん。質問したいこともわからん人もおる、代わりに質問してくれと言う人もおる、確認せんといかんこともある。当然のことじゃ」

とのことでした。

杖道委員の先生方は「全体での質問時間は設けません」と仰ってましたけど、やっぱり質問時間は欲しいですよね。冨永先生も「講習会は『稽古会』じゃない、普段地元で稽古していてわからないことや確認したいことがあって来ている人もきっといるのだから、杖道委員はそういう質問にどんどん答えないといけないし、受講生はどんどん質問しないといけない」と仰ってますからね。

その結果がかつての坪井先生や阪本先生の質問攻めだったのなら、一部の先生方には申し訳ないことなのですが。


しかし、朝晩ちょっと涼しくなってきたとはいえ、気温が35℃に達するような日に講習会というのはまことにつらい。

あと、昨日は淡路島まで神戸の古巣の合宿に日帰りで参加してきたので、その分もあってさらにつらい、というかつらかった。

余談ですが、地区講習会で私がした「逆手で合わせたら本手で合わせるよりなんかいいことがあるんでしょうか」っていう質問を、神戸の後輩が「逆手で合わせることの武道的意義について」って言い換えてたのは「コイツ、センスあるな…」って気がしました。やっぱり彼らは侮れない。

2024年9月4日水曜日

きょうは?

 今日は何の日?

はい、私の誕生日です。

以上。



40代にもなると何がめでたいということもないわけですが、それでも節目ですからね。

そういえば、「門松は冥土の旅の一里塚馬籠もなく泊まりやもなし」なんて歌もありましたっけ。一休さんの詠んだものらしいですが。

でも「お前が言うにはまだ早い」と思ってらっしゃる先生方は多そうです。

2024年9月2日月曜日

しつもん!

 先日の講習会、5,6段の部で色々と釣賀先生に質問をしてしまいました。

それを見ていた皆さんから

「えらい質問攻めにするなあ」

「ゼニ払った分だけ回収しようと質問しすぎでしょ」

なんてコメントを頂きましたが、「地元に帰って坪井先生の前で伝達講習会をする」という責の重さを知らんからそんなことが言えるんですよ。

適当こいて帰って適当な伝達したら

「先生はなんと言っとったんな。なんで質問せんの。ちゃんと確認せにゃーおえまーがー。なにゅーしに広島まで行ったんなー。あんた帰ったら講師やるってわかっとったんじゃろーが、しゃんとせにゃーおえんで」

と、こんなことをおっしゃるかどうかはわかりませんけれど、背中に汗をかくことは間違いなさそうです。

最近の人はあまりご存じないかもしれませんけれど、ちょっと前の杖道委員の先生方からしたら坪井先生からの「質問!」の一言にはうんざりしてらっしゃったんじゃないでしょうか。

だから私もしっかり質問しておく必要があったんですね。


でも、型や申し合わせ事項の説明は全体に対してしておいて、「質問は段別に分かれてからしてください、時間もないので」ってのはちょっと残念です。やっぱり質問と回答は全体で共有したほうがいいと思うので。

今回私が釣賀先生をもうちょっと質問攻めにしておけば「やっぱり段別に分かれてするほうが僕だけ質問されまくって逆にしんどいから、杖道委員全体で回答できるように全体の時に質問を受け付けよう」とかってなってくれたりするんだろうか。そういうことのために質問をするわけではないんだけれど。


さて、そういえば地元から持って行った質問がありました。

「太刀と杖が合わせる形がありますけれど、なんで逆手の構えばっかりなんですか? 逆手だと本手で構えるより良いことがあるんですか?」

これに対して釣賀先生、

「ごめんなさん、わかりません。全剣連杖道形はおおよそ神道夢想流から来ているんですけれど、清水先生は何か考えがあって選ばれたのか、ほかの人に聞いてみます」

「逆手だと何が良いんでしょう…次の攻撃に移りやすいとかですかね、ちょっとわからないです」

だそうで、わからないことは素直にわからないという正直なところは好きですね。でもちょっと残念でもあります。

ちなみに後輩の

「本手の構えは『こっち来んな』で、逆手の構えは『やんぞコラ』じゃないっすかね」

っていうコメントはよかった。案外そうかもしれんと思いました。