今日は日本の歴史に残るような事件がありました。
それでもいつもの通り集まり、いつもの通りに稽古をしました。
いつもの通りの日々が、これまで通りのいつもの通りの生活をもたらしてくれると信じています。
稽古の最後のあいさつで、
「『代わりにあいつが撃たれればよかったのに』とか、『一緒に誰それも撃たれればよかったのに』とか、そういうことは言わないようにしましょう。『杖道をやる人たちはそういうことを言う人たちなのか』と思われないように」
とお願いをしておきました。
武道は何をどうしても人を傷つける技術であるわけで、そういう技術を学ぶ人間がたやすく人を殺めるようなことを言うのは、自分たちの立場を自ら傷つけることだと思います。
武道を学ぶ理由はそれぞれ千差万別でしょうけれど、
「自分や仲間を不当に傷つけるものを取り押さえるための力です」
と言えなくなったら、あまりに空しくはありませんか。
最期に、安倍元首相の冥福を祈ります。
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