2022年7月31日日曜日

あつすぎ!

 最高気温が35℃を超えるような日に稽古をするのは頭がどうかしている。


…とは言いつつも、やっぱり稽古はしなきゃいけないし、そういう日にはそういう日の稽古があるわけです。

あまり体を動かさずにできる稽古ということで、このところ「姿勢を正す稽古」をやっています。

基本打ちをするにしても、たくさん数を振るのではなく、また思い切って攻め込むのでもなく、ゆっくりと背筋正しくいい姿勢で打つ稽古ですね。

普段正しくできているつもりでも、案外首が落ちていたり腰が反り返っていたり腕ばかり前に出ていたりするもので、やってみると結構直すところはあるものです。


先日、黒郷先生も言われてましたけれど、

「審査では、型に入る前に『この人は良さそう、この人はダメそう』っていう見当はついている。受かるような人は立ち姿、歩く姿、礼の仕草、そういうところからちゃんと出来てる」

とのことで、「姿勢正しく打つ稽古」だけじゃなくて「ずっと姿勢よくいる稽古」っていうのも大事ってことですね。


そんなこと言ってても、気温が30℃超えたらどんな稽古しようが暑いので、休憩と水分補給とクールダウンはしっかりやってくださいね。

2022年7月18日月曜日

こてうち!

 前に

「神道流剣術の『鷲』とは、続けざまに小手を斬るさまを鳥が獲物をついばむ様子にたとえている」

という先生の教えを書いたことがありました。

しかし、鳥を飼っている人でもないと鳥が餌をついばむ様子はなかなかわかりませんよね。

そういうわけで、ハイ。



鷲じゃないけど、まあいいでしょ。ちなみに、友人が飼っている鶏です。

鶏が草をついばむのって、咥えて引きちぎる瞬間が結構早いというか、ほぼ見えないですよね。

とりあえず「こんな感じで打てばいいのかな」と思ってもらえたらいいんじゃないですかね。知らんけど。

当たり前の話ですけれど、こんなblogの胡散臭い動画を見てあれこれ言ってないで、自分の先生の教えをしっかり守りましょうね。

2022年7月15日金曜日

うそつけ!

 昨日の記事を読んで

「お前、20代のころは『仕事があるから』とか言って2週間に1回しか稽古に行かなかったり、仕事してないときは『雨だから』って稽古休んだりしとったやないかい!!」

ってツッコんだあなた、だいぶ私のマニアですね?

いやまあそれも間違いじゃないけど、一方で稽古のない日でも基本打ちをしたり素振りをしたりはしてましたからね。

ウソジャアリマセン。


2022年7月14日木曜日

しぜんに

「力を抜いて、杖を自然に遣って」

と先生方に言われることも多いんですけれど、そして実際私も同じように後輩の皆さんにいうことも多いんですけれど、でも先生、実はめっちゃムキムキですよね? お若いころは多分めちゃくちゃ体追い込んでましたよね? どう考えても体幹バキバキですよね?

実際のところ、若いころは素振りから基本打ちからしっかりやっておかないと、ある程度昇段してから「力を抜いて」っていう感覚はついてこない気がします。

私もそろそろいい歳のおっさんですけれど、20代のころは結構1人稽古もやったものでした。

今?…まあそれは置いとくとして、じゃあなぜ今後輩の皆さんに「力を抜いて」っていうのか?

そりゃ皆さん高齢者だから…。

高齢者じゃない人は昔から拳法やりこんでたりとかしてるし、今更「しっかり振り切れ」とか言うまでもないというか。

2022年7月11日月曜日

はちだん!

 昨日は黒郷先生にお越しいただいて、全剣連杖道の講習会でした。

暑い中、一番動いていたのはなぜか先生だったんですけれど、

「杖道の楽しさを感じてください」

という一言は、まさにその通りだなあと感じました。

杖道の楽しさも色々あるかと思いますけれど、「上達」もその中の大きなものだと思いますから、日々精進を続けたいと思います。


しかし、やはり範士8段ともなると、立っている姿だけでも我々凡人とは違う、何か一線を画するものがあるようですね。

2022年7月8日金曜日

いつもの

 今日は日本の歴史に残るような事件がありました。

それでもいつもの通り集まり、いつもの通りに稽古をしました。

いつもの通りの日々が、これまで通りのいつもの通りの生活をもたらしてくれると信じています。


稽古の最後のあいさつで、

「『代わりにあいつが撃たれればよかったのに』とか、『一緒に誰それも撃たれればよかったのに』とか、そういうことは言わないようにしましょう。『杖道をやる人たちはそういうことを言う人たちなのか』と思われないように」

とお願いをしておきました。

武道は何をどうしても人を傷つける技術であるわけで、そういう技術を学ぶ人間がたやすく人を殺めるようなことを言うのは、自分たちの立場を自ら傷つけることだと思います。

武道を学ぶ理由はそれぞれ千差万別でしょうけれど、

「自分や仲間を不当に傷つけるものを取り押さえるための力です」

と言えなくなったら、あまりに空しくはありませんか。


最期に、安倍元首相の冥福を祈ります。

2022年7月7日木曜日

ふいうち

 仕事をしてしてふいに声を掛けられてドキッとしてしまったんですけれど、

「武道家としては、急に後ろから声を掛けられてびっくりしているようでは大変よろしくないのではないか」

と思いました。

まだまだ修行が足りないようです。

2022年7月6日水曜日

かんしゃ

 今更ですけれど、「岡山県では5段まで県で審査ができる」っていうのは、ものすごくありがたいお話なんですよ。

自分の県ではそこまでできないってところもたくさんあるわけですから。

ここ10年くらいで岡山県で杖道を始めた人は、「始めたころからそうだった」てな感じで有難いとも何とも思ってないかもしれませんけれど、実は阪本先生を筆頭に色んな先生方が頑張ってきてくださったことに感謝しないといけないところです。