最高気温が35℃を超えるような日に稽古をするのは頭がどうかしている。
…とは言いつつも、やっぱり稽古はしなきゃいけないし、そういう日にはそういう日の稽古があるわけです。
あまり体を動かさずにできる稽古ということで、このところ「姿勢を正す稽古」をやっています。
基本打ちをするにしても、たくさん数を振るのではなく、また思い切って攻め込むのでもなく、ゆっくりと背筋正しくいい姿勢で打つ稽古ですね。
普段正しくできているつもりでも、案外首が落ちていたり腰が反り返っていたり腕ばかり前に出ていたりするもので、やってみると結構直すところはあるものです。
先日、黒郷先生も言われてましたけれど、
「審査では、型に入る前に『この人は良さそう、この人はダメそう』っていう見当はついている。受かるような人は立ち姿、歩く姿、礼の仕草、そういうところからちゃんと出来てる」
とのことで、「姿勢正しく打つ稽古」だけじゃなくて「ずっと姿勢よくいる稽古」っていうのも大事ってことですね。
そんなこと言ってても、気温が30℃超えたらどんな稽古しようが暑いので、休憩と水分補給とクールダウンはしっかりやってくださいね。