せっかく4月だし「杖道を始めたきっかけ」など書いてみたいと思います。
あれは大学4回生に上がる春休みのことでした。
地元に帰ってゴロゴロしていたらなんか肩が重たくて「はてな?」と思っていたところ、姉が一言。
「肩こりじゃなーい?あんたもトシね、フフッ」
あんたもトシね
あんたもトシね
あんたもトシね
それまで運動嫌いで全然体を動かしてなかった私でしたが、この一言で「こりゃいかん」と思い、何か体を動かすことを始めようと思ったのでした。
さて何をしようと考えた時、
すでに4回生となる身ではサークルに入るわけにもいかず、
近所のスポーツ団体に入るにしても野球だのサッカーだの近代スポーツはからっきしで興味ももてず、
当時好きだったチャンバラに絡んで武道でもしようかと思ったものの剣道は痛いしきついししんどいしお金かかるし、
柔道は高校の授業でやって好きになれなかったしもう男同士で縦四方固めなんかやりたくなかったし、
じゃあ最近(当時)微妙に流行ってる古武道的な何かをやってみようかな、それもできればあんまりお金がかかりそうになくて近所でやってて週1くらいでできそうなやつで、あんまりほかでやってなさそうなやつを…
とまあこんな経緯でネットで検索して出てきたのが「杖道」だったわけですね。
「なんか稽古が進んだら剣術とか鎖鎌とかできるっていうし、オトクちゃう?」っていう点もポイントでしたね。
ちなみに、もう1つの候補がなぎなただったんですけど、道具が長すぎて保管や運搬が大変そうとか防具代がかかるとか女性ばっかりで居心地悪そうとか、そんな理由で落選しました。
そんな割と適当でゆるふわな感じで始めた杖道が、社会人になっても続いて16年だか17年だかに及ぼうとしてるわけですから、世の中本当にわからないというか、御縁だなあというか、そんなことを思うわけです。
もし私がもう少し女好きだったら、今頃このblogは「岡山でなぎなた」だったかもしれませんね。