2020年11月8日日曜日

きくばり

 前回書いたように、今日は昇段審査会でした。


相変わらずマスク装着、役員係員はさらにフェイスシールド付きという重装備。

一部の受審者はかなり息苦しくてつらそうでしたね。

そのうち事故が起きるんじゃないかとヒヤヒヤします。

また前回同様に各自自分の道具を使用するという変則的な仕打ち交代での審査なので、事前の説明は念入りに行いました。

「行いました」、はい、そうです。今回も私が号令係(と言う名の雑用)でした。


結果は皆さん合格ということで、「なんだそれ」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんけれど、「基本的に合格ラインに達している人しか審査に推薦されない」という前提があるという事情も付け加えておきたいと思います。


ところで審査が終わって片付けしながら先生がぽろっと

「やっぱり仕打ち交代前に道具を交換しに下がると、そこで気持ちが切れるな」

と漏らしていらして、さすがによく見ていらっしゃるなと思いました。

そうなんですよね、本当は型が終わって仕打ち交代する間もずっと相手から視線を外さない、気配りを切らさない、というのが大事なんですけれど、コロナ対策とはいえ道具を交換しに下がるとどうしてもそこで途切れちゃいますもんね。


まだしばらくはこんな形でやらざるを得ないんでしょうかねえ。

早く元通りになってほしいと事あるごとに思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿