2020年6月23日火曜日

おどろき

全剣連から夏以降の審査会のアナウンスがあったようです。

・今年度夏以降の審査会について

> 杖道八段、七段、六段審査会
> → 8月7日(金) 和歌山県

え、当初の日程でやるんですか!?

前回の投稿で「実質不可能でしょ」とか書いちゃった私としては驚きを禁じ得ないところがあります。
いやー、裏では担当者の皆さんが必死の努力をなさっていらしたんだろうなとお詫びして感服する次第。

しかし8段審査も同日実施とは、当日のオペレーションが大変そうだ…。
そもそも6段7段審査あるいは8段審査だけで1日仕事ですからね。

あと個人的事情で当日参加できるかどうか、若干怪しくもあり、申し込み始まるまでちょっと要検討ですかね、これは。

講習会は実施せず、8日9日の土日で2日かけて審査会だけ実施する、って言うほうがありがたくはありますね。
でも全剣連の行事予定では講習会も開催予定っぽい感じだしなあ…。

いずれにせよ、正式な参加申し込みが始まるのを待ちたいと思います。


改めて調べると、9月の全国杖道大会(福岡)も、10月の全日本杖道大会(埼玉)も、一応実施予定なんですね。うーん、凄い。

2020年6月18日木曜日

こんごの

全剣連杖道委員会から、杖道の自粛解除と稽古方針の通達がありまして、段々に以前のような稽古に近い形になってきました。

・居合道・杖道の対人稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドラインについて

そうすると、気になるのは何と言っても昇段審査と地区講習会ですよね。

5月の8段審査は延期のまま依然調整中。
当初は8月頭とアナウンスされていた和歌山での杖道6段・7段審査も、現時点で申し込みが実施されていないことを考えれば、8月開催は実質不可能とみるのが自然でしょう。

あとは秋になるのか冬になるのかと言う話ですが、こればっかりは誰にも分からないことですから、誰を責めるわけにもいきません。

秋開催予定だった全国杖道大会と全日本杖道大会も不透明な状況ですよね。

いつ開催されてもいいように普段から稽古しておきましょう、とは言っても、やはりそこは人間怠惰なもので、明確な目標がないとどうにも気が乗らない身が入らないのは多かれ少なかれ皆さん共通じゃないでしょうか。

こうしてあれこれぶつくさ言ってて改めてわかる、何のこともない日常のありがたさよ。

2020年6月14日日曜日

クッキー

雨で稽古に行けないので、クッキーを焼くなどしてみた。


久しぶりに焼きましたね、クッキー。

子供と作るお菓子の定番中の定番ですが、ちゃんと作ると実はめちゃくちゃ難易度が高いんですよね、クッキー。

バターを緩くしたり冷ましたりの扱い方とか、小麦粉の混ぜ方とか、程よい焼き加減とか、いずれもきっちりこなそうと思うとかなり大変。
しかもどこか失敗したり手を抜いたりするとすぐに食感が悪くなっちゃう。

今回の出来上がりもまあ70点というところで、やはりプロが作るクッキーには遠く及ばず。

杖道においてもシンプルで基本的なことがすなわち奥義である、先生がそうおっしゃっていたのを思い出します。

クッキー焼いてても杖道のことが浮かぶんだから、これも一種の病気かもね。

2020年6月12日金曜日

つゆいり

せっかく道場に行けるようになったのに、時を同じくして梅雨入り。
週のうちに4日も5日も雨が降られては全然稽古に行けません。

大変に残念だし欲求不満がたまります。
こういうところは4輪車なしの生活の欠点ですね。

しかたないのでフリーハンドでエア素振りなどしてみたり。

2020年6月6日土曜日

さいかい?

全剣連から対人稽古の再開に向けてガイドラインが発布されたようですね。

・稽古自粛の解除及び感染防止ガイドライン制定

既に言われている手洗いうがい、体調管理、不調時の自重、用具の消毒などのほかは、ごく大雑把には
「地域の感染状況に応じて稽古の実施状況を判断する」
「飛沫飛散が面マスクの着用でおよそ9割抑制されるのでこれを必須とする、フェイスシールドを合わせると95%低減できるので強く推奨する」
「接触時間を減らすため稽古時間は1時間を目安とする」
「高齢者は特に配慮すべし」
ということが言われているようです。

感染があまり確認されていない地域では、杖道でもマスクを着用の上で相対稽古・型稽古の再開を検討してもいいのかなという感じはしますね。

ただ、「基礎疾患のある者は稽古に参加しない」の一文もあり、おいおい私のことやんけという気持ちもあったりなかったり。
「医師と相談のこと」ともあるし、医師からは「やめとけ」と言われてないのでセーフ…か?

2020年6月5日金曜日

きんとれ!

昨今の筋トレブームで武道家の中にも筋トレを稽古メニューに加えていらっしゃる方も増えたような話を聞きますね。

古くはぶっとい木刀や鍛錬棒なる重たい棒を振ったり、力石と呼ばれる重たい石や米俵や水の入った甕などで体を鍛えたり、そういうことはどこでも行われていたそうです。

ただ、某先生は「腕立てで鍛えられるのは腕立て用の筋肉でしょ、刀を振る筋肉を鍛えたければ刀を振りなさい」とおっしゃってまして、言われてみればそりゃそうだという気もします。

とにかく重たいものを振るのが鍛錬になるのだ、みたいな雰囲気もありますけれど、以前に一度持たせてもらった桐の木刀などは軽すぎて全然刃筋が定まらずびっくりした思い出があり、案外軽いものを精密に振るのも稽古としてはかなりいいのではないかと思いました。

杖道委員長の黒郷先生は「じっと中段に構えてあちこち注意しながら構えを直すだけで楽に1時間は過ぎる」とおっしゃっていましたし、動き回ることだけではなくじっとしていることもまた稽古になるようです。

重たいものを振り回したり、目にもとまらぬ早業を繰り返したり、そういうのは特に目を引きやすくて「かっこいい、すごい、自分もやってみたい」と思わせてくれますけれど、軽いものを精密にゆっくりと振る稽古やじっと構え続ける稽古もまた地味ながら重要なのかな、なんてふと思いました。

特に私のように体の弱い人にとってはね。

2020年6月1日月曜日

ひごろの

ちょっと前の話なんですが、とある俳優さんがとある映画の出演に際して
「必死でやりました」
的なコメントを出してたのを見て思ったんですよ。

「本番に臨んで必死になるようじゃダメなのでは?」

手抜きでいいとかそういうことじゃないですよ。
必死になるべきは普段の練習の方で、いざという時、本番に臨んだ時に、必死にならずとも全力を出して結果を残せるようでなくてはいけないのではないか、とふと思ったわけです。

いざ鎌倉、と言う時に「必死でやりました」「頑張りました」じゃ通用しない場面は事欠かないわけですから。

とはいえ、普段の練習から余り本気出してると燃え尽き症候群になったりもするわけで、こういうところもメリハリと言いますか、「全力を出す稽古」「6~8割くらいの出力でのんびりとこなす稽古」のバランスが必要なのかなと。